展示会雑記-2
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4月11日の鎌倉探訪時に、
佐野重次郎x小金沢健人ドローイング/シネマ展を観てきました。
2024/04/11
神奈川県立近代美術館鎌倉別館です。
展示は造形がメインで、結構変わった展示会で面白かったです。こういう世界もあるんだねという感じでした・・。
今回は展示館の中の展示撮影もOKでした。ラッキーです。
■小金沢健人×佐野繁次郎ドローイング/シネマ展 概要
現代美術作家と当館の所蔵作家をとりあげ、一つの視点でそれぞれの作品に新たな側面を読む展覧会。絵画・映像・立体で国際的に活動する小金沢健人(こがねざわ・たけひと/1974―)と、独特の描き文字と線画による装幀・挿画が油彩画と並び多くのファンを持つ佐野繁次郎(さの・しげじろう/1900―1987)。とりわけ線描(ドローイング)の作品において、ふたりの仕事はニュアンスに富んだ描線と余白を共通項とするものです。
■展覧会の見どころは
●小金沢健人による佐野繁次郎:イマジネーションとモーション
佐野が描いた町並み、人々などパリのモダンな風景が、小金沢の解釈によって鎌倉別館の展示空間に展開しています。
●佐野繁次郎のカット原画類を多数初公開しています。
非常に面白い展示会でした。
普段あまり目にふれない造形に触れて、有意義な展示会でした。
佐野 繁次郎(さの しげじろう、1900年1月22日 - 1987年12月2日)は、大阪府大阪市出身の洋画家。大阪市船場の筆墨商の家に生まれる。小出楢重に師事し、信濃橋洋画研究所に学び二科展に出品。昭和初期より横光利一の「寝園」の挿画や著作の装幀、挿画をはじめとして多数手掛ける。1937年フランスに渡り、パリのアカデミー・ジュリアンに学ぶ。この際にアンリ・マティスに師事、ジョアン・ミロとも交流する。戦後は二紀会の創設に参加。パピリオ化粧品の重役としても活躍。パッケージデザインも手掛けた。佐野繁次郎が装丁を手掛けた書籍も数多くあり、それを蒐集する美術関係者も少なくない。2008年には佐野の装丁本ばかりを纏めた「佐野繁次郎装幀集成」(みずのわ出版)が発行されており、佐野本コレクターとして西村義孝、安部朋子などが有名である。
小金沢健人は1974年東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。在学中よりビデオによる映像作品の発表を始める。1999年から2017年まではベルリンを拠点にして活動。「運動」と「場所」に強い興味を持ち、映像作品のインスタレーションを起点に、パフォーマンス、ドローイング、立体作品、サウンドなどが、動きの中で交わる表現へと幅を拡げてきた。近年は舞台や劇場空間での表現も手がけ、生成と消滅を探究する方向へ進んでいる。これまでに、メディアシティソウル、マニフェスタ、シャルジャビエンナーレなどの重要な国際展に名を連ね、国内でも横浜トリエンナーレ、あいちトリエンナーレ、六本木クロッシングなどに参加。
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水木しげる生誕100周年記念
水木しげるの妖怪 百鬼夜行展を観に行ってきました。
2024/02/24 そごう美術館
代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ多くの妖怪作品を生み出した水木しげるの
百鬼夜行の妖怪たちの妖怪画約100点、やっぱりプロは違いますね。
土曜日の連休で子供たちがいっぱいで、かなり混んでいましたが
十分堪能できました。
展示会後は、横浜の街ブラブラ。
10年ひと昔と言いますが、コロナ禍で3~4年行かなかっただけでも
街はだいぶ変わっていました。
こちらも結構楽しかったです。
やっぱり老人は歩き回らないとね。
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水木 しげる(みずき しげる 、本名:武良 茂〈むら しげる〉、1922年〈大正11年〉3月8日 - 2015年〈平成27年〉11月30日)は、日本の漫画家、妖怪研究家、紙芝居作家。大阪府大阪市住吉区出生、鳥取県境港市入船町育ち。ペンネームは、紙芝居作家時代に兵庫県神戸市の水木通り沿いで経営していたアパート「水木荘」から名付けた。1958年に漫画家デビュー。代表作となる『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などを発表し、妖怪漫画の第一人者となる。
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今年初めての展示会鑑賞
かみさんと二人で「111年目の中原淳一展」を観に行ってきました。
2024/01/05 そごう美術館。
ほとんど高年の女性ばかりでしたが、非常に面白かったし、イラスト描写の勉強になりました。
昨年亡くなった義母が大好きなデザイナーでした。
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中原 淳一(なかはら じゅんいち、1913年〈大正2年〉2月16日 - 1983年〈昭和58年〉4月19日)は、日本の画家、ファッションデザイナー、編集者、イラストレーター、人形作家。妻は宝塚歌劇団元男役トップスターの葦原邦子。活動の範囲は多岐にわたり、ファッションデザイナー、スタイリスト、ヘアメイク、作詞家など様々な顔を持ち、若い女性の憧れや装いを提唱し続けた優れたリーダーでもありました。
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10月29日は、家族で、静岡の駿府城見学と
静岡県歴史博物館の「駿府城と徳川家康展」鑑賞、
そして紅葉山庭園を鑑賞してきました。
2023/10/29
鑑賞の後は、静岡の街ブラブラで、非常に楽しい時間を過ごしました。
静岡はいい街ですね。
静岡県歴史博物館
紅葉山庭園
駿府城公園
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アーツ・アンド・クラフツとデザイン展
「ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」
を観に行ってきました。そごう美術館。
2023/10/23
アーツ・アンド・クラフツ運動の歩みを、テキスタイルや壁紙・家具・金工など、約170点の作品が展示されていました。フランク・ロイド・ライトには興味がありましたが、ライトの建築のステンドグラスにそのデザインが現れていると感じました。
ま~ま~の展示会でしたね。
19世紀後半にイギリスで興ったアーツ・アンド・クラフツ運動は、産業革命以降、急速に失われつつあった手仕事による制作活動を取り戻すこと、さらには、生活と芸術が一体化することを目指しました。中心人物となったウィリアム・モリス(1834-1896)の思想と実践は、同時代の作家に広く受け入れられ、イギリス全体、そして世界各地へと広まります。
アメリカでは、建築家フランク・ロイド・ライト(1867-1959)らも参加し、運動は新たな展開を見せました。手仕事の復興を目指したアーツ・アンド・クラフツ運動は、美術や工芸、建築だけにとどまらず、産業や人々の生活文化にも影響を与え、その思想は現代の日本にも息づいているそうです。
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パリを愛した孤独な画家の物語
生誕140年 モーリス・ユトリロ展に行ってきました。今回はかみさんと一緒です。
2023/10/01
白の時代と呼ばれる全盛期の作品を中心に、詩情と哀愁を描いた約70点。
パリを描く画家モーリス・ユトリロ(1883-1955)。ユトリロ生誕140年を記念して、「白の時代」に描かれたユトリロの代表作を中心とした展覧会。
「白の時代」には白が印象的な建物や壁が多く描かれ ており、絵の具に石膏や砂などを混ぜてリアルな質感を出しているそうです。
非常に良かったです。
額絵2枚も購入し、大満足のユトリロ展でした。
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霊気を彫り出す彫刻家 大森暁生展を観に行ってきました。
2023/06/29
大事なのは、作品が生きていて、「気配」を帯びること。
彫刻家・大森暁生は、主に木と金属を素材に、実在する生きものから架空の生きものまでをモチーフに制作しています。
その彫刻は、霊気を帯びているかのように神秘的で、今にも動き出しそうなほどにリアルです。
全体の作品は非常に良かったのですが、あまりピンときませんでした。
残念ながら、私にはあまり合わなかったようです。
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