グリーンホームツアー 2014 グリーン・リモデル
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スワード公園ディープグリーンリモデル
シアトル市南部の閑静な住宅街 Seward Park エリアに位置する、1952年に建てられたレンガの家。この家に住む建築デザイナーが、この家をリモデリングし、環境に優しい最新のエコ住宅に生まれ変わらせました。
※写真データーはグリーンホームツアー出展ビルダーより
そこには、建築デザイナーらしい、資源やエネルギー効率、低毒性物質排除や自然光への考慮等、最新のエコ住宅への試みがみられます。
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●断熱性を高めるため、壁を厚くし、熱損失を低減
壁や屋根裏断熱材の二重層
壁:R35+
屋根裏:R60+
●セントラルヒーティング廃止で室内空気循環の改善
アレルギーをもつ子供のため、オイルファーネス・ダクトシステムを除去し、電気ダクトレスヒートポンプシステムを採用。
室内の空気をきれいに保つため、従来のアメリカ定番のセントラルヒーティングを止め、カビや雑菌を排除してくれる三菱製のエアコンを採用。セントラルヒーティングを廃止知ることにより吹き出し口から温風と一緒に入り込むホコリやアレルゲンが室内にひろまるのを防止。
●バスルームに細く電気放射床暖房を設置
●寝室での補足的なエコヒーターウォールユニットを設置
●すべてのメインフロアの窓を、Low-Eペアガラス アルゴン(U値0.29から0.27)の両開き窓に取り替え(日本のU値換算では、U値:1.64~1.53の窓になります)
●各部屋にパッシブインレット通気口がある換気システムWhisperGreen’ファン設置
●新エネルギー・スターの、白いアスファルトシングル屋根の施工
●すべての新しい家電製品を、エネルギースターに変更
●すべてのランプを、調光可能なスイッチと、CFLやLEDに変更
●自然光や換気、湖、庭や庭園のビューをキャプチャーするために、窓やドアの開口部を拡大
●廃品の再生・再利用
すべての解体は、思慮深く、限定的に行われ、材料は可能な限り(石膏、木材、金属、石、油焼成炉、電気製品)リサイクルされました。
①解体したドア、合板、キャビネットの再利用
②庭のコーナーポストは、キッチンカウンター天井のポットラックに
③廃品ボードのハッチカバーはメディア棚に
④古いトランクは収納ケースに
⑤乗馬品はトイレのペーパーホルダーに
⑥馬の蹄鉄はコートラックに
●キッチンキャビネットは、1950年代につくられたメタルキャビネットを再利用
ヤングスタウンのキッチンメタルキャビネットを復元
●すべての新しい配管を通して、エネルギー効率と修理を容易にするために、「ホームラン」をインストール、特にPEXチューブ。
メンテナンスや修理を考慮
●将来のソーラーパネルや、電気自動車の充電ステーションのための設計と導管
●地震コードを後付けで設置
●大規模なストレージキャビネット、ドア、集成材梁、配管や照明器具が復元され、インストール
●復元された庭や庭園は、ネイティブな植物で
●すべての合板は、ホルムアルデヒドを含まない合板で
●7’のワイドフレンチドアやデッキは、庭をバックアップするために、新しく設置
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