快適な住まい考
※「快適な住まい考」は、一定の役割を終えましたので、2016年を以って掲載を終了とし以降は更新しておりません。
尚、建築基準法等に関しましても、2016年度までのものとなっています。
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■「快適で健康な家」 省エネ・輸入住宅をつくろう
オートシェイプ画 Saltbox Design
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※上記画像は、2015ポートランド ストリートオブドリームズ出展住宅デザイン BC-ハウスNO.3 出展メーカー写真
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■「快適な住まい」 にもっとも重要なものとは、
「省エネルギーであること」
「自然で健康であること」
「経済的で良いデザインであること」だと考えます。
この快適な住まい考では、そういう住宅づくりのための「Design要素」を、考えていきたいと思います。
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新しいコミュニティ空間の創造
「山下公園にかかるペデストリアンデッキを持つ市民プラザ」
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ディプロマ設計案
山下公園にかかるペデストリアンデッキを持つ「市民プラザ」
■新しいコミュニティ空間の創造
山下公園に面する一帯は横浜市内において最も品格のある特徴的な街区である。特に山下公園は、港の前面にはり出し港の風景と対峙したわが国でも珍しい公園であり、日本における最初の臨海公園として知られている。それらめぐまれた海と緑に囲まれた海岸通りは、現在においても市民の憩いのプロムナードとして訪れる人々が多いが、本ディプロマでは更に推し進めて、公園的雰囲気がそのまま市街地まで(街区)まで伸張しオープンスペースとして開放されるべきではないかという提案に基づき、山下公園中央噴水広場前の海岸通りに「市民プラザ」を想定して、ペデストリアン・プレシンクト空間をつくりだすことにより、公園・海岸通り街区という各空間を、ひとつの「コミュニティプラザ空間」とすることにテーマを設定した。 注:ペデストリアン・プレシンクト(歩行者専用街区)
■公園と街区を結びつけ、ペデストリアン・プレシンクト空間をつくりだす為の設計アプローチ
1.シルクセンターから山下橋までの公園前海岸通り(主要地方道山下本牧線)の交通制限を行い、本牧ふ頭からの運搬入をストップする。交通はバス及び街区における商業的搬入のみとする。
2.上記の様に交通制限することにより、山下公園前海岸通りはペデストリアン・プレシンクト空間として歩行者の為のモールとして開放することができる。
3.現在公園口を海岸通り沿いに走る貨物線は山下公園と街区を結ぶ動線をさまたげるものである為、これを廃止する。
4.これにより公園、モール、街区の各々の空間を、ひとつのペデストリアン・プレシンクト空間として開放することができる。
■市民プラザの設計コンセプト
1.本設計においては市民プラザは海岸通りにおける街区の中心に位置し、ペデストリアン・プレシンクト空間におけるシンボル的役割を果たすとともに、公園と街区を結ぶための直接的役割をもつものとする。
2.山下公園中央噴水広場より市民プラザ内へ、ペストリアンデッキを通し公園と街区を直接的に結ぶ。
3.山下公園より市民プラザへのデッキは、敷地内中央を通り南側道路に連絡し、さらに横浜市開発事業構想の一環である桜木町駅、関内駅、石川町駅より山下公園に通じる都市プロムナードのうちの、石川町コースプロムナードに連絡する。
4.ペデストリアンデッキによる線的立体分離
公園と街区施設を関連づけながら立体分離することにより、建築物はシンボル的施設としてなりたち、外部空間は面的プラザをもつことにより、水・緑等の自然ベープメント・ストリートファニャーや、建物のエクステリア等によるペデストリアン・プレシンクトの構成要素をとりいれた空間として、表情をもつことができる。
5.山下公園前、海岸通りの歩行空間の連担性
交通制限することにより街区はモールとしての表情をもつことができ、産貿センター、県民ホール、日航ホテル、本設計の市民プラザ、ホテルニューグランド、マリンタワーと連なる街区は、歩行空間としての連担性をもつ。さらに公園の持つプラザ・プレイロット的要素を加えることにより、ペデストリアン・プレシンクト空間をもつ。 注:都市計画における連坦(れんたん)とは、区画をまたいで建築物ないし街区が繋がっていることを指す。
■市民プラザ施設概要
🔸コンサートホール棟(1~2階)
🔸市民プラザ棟
1階 プール、トレーニングルーム、噴水プラザ、
2階 エントランス、エントランスホール、プレイロットゾーン
3階 エキビジションギャラリー、
4階 多目的室、サークルルーム、オフィス
5階 小劇場、(ロビー・ホール・ステージ)
R階 ルーフガーデン
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