読後画像・要約

 

■ 日本人なら知っておきたい禅

 

 

「日本人なら知っておきたい禅」 龍雲寺住職・村越英裕著

2022/2月

 

心おだやかに生きる知恵、日本人の心に刻み込まれている禅、日常に禅を取り込むことの意味。

 

禅とは、理想的な生き方を、自分の中に見つけること。

 

2022/2月
2022/2月

☆*******

 

 

 

■ 美し国日本の底力 加瀬英明・馬渕睦夫共著

 

 

「美し国日本の底力」 加瀬英明・馬渕睦夫 共著

2022/1月

 

学校では教えてくれない、日本の文化的伝統と、

日本の本質的な形、「和・理性・感性・心・・」

 

■日本の神道は、なぜ世界をリードするのか?

■ユダヤ教徒グローバリズム

■信仰から見えるロシアの大地と国民性

■イスラム教徒と反グローバリズムの潮流

■明治維新150年の岐路に立つ日本

■日本の国体と天皇のあるべき姿

 

2022/1月
2022/1月

 

 

「美し国」日本の底力  加瀬英明 馬渕睦夫 要約

 

 

■日本の神道は、なぜ世界をリードするのか?

●神道の一番の特徴は「宗教」ではないこと。

神道の初出は「日本書記」(西暦720年)

●神道における神とは・・すべてが神・・生活そのものが「かんながらの道」

●神道は「心」の中に成り立つ・・ユダヤ・キリスト・イスラム・仏教は文字を持つようになってから生まれた宗教・・・神道は文字を持つ前から存在。

●正しいか正しくないかではなく、「清いか。汚れているか」

●日本の文化の源は中国大陸ではなく南太平洋・・オーストロネシア語・人は自然の一部

●11月23日が勤労感謝の日はまやかし・・・GHQの提案で作られた。

「新嘗祭」が正しい。・・天照大神は日本に降りてきて天皇陛下と食事をする儀式。

●超近代国家日本の一番真ん中で、天皇が日本古来のお祭りをおこなっている。

皇居で田植え、稲刈り、蚕、・・神代と現代が繋がっている・・天皇は祭祀を行う神官  である。

●アメリカの占領下で神道は抑圧された・・政教分離・・無宗教で行っているのは中国と北朝鮮。

ロシアはロシア正教。・・現在の日本は無宗教で行っている。

●お天道様・・世間様・・集団・社会は大切

●アメリカ支配で破れなかった日本人の信仰・・神道・・先祖供養。

●相撲はスポーツではなく、「神事」・・神に奉納する芸能・・神道の行事のひとつ

●神社は仏教が日本にきてからできた・・その前は全宇宙が神域。

●エコロジーと共鳴する神道。・・超高等宗教。

●日本は在来の宗教色を出すべき・・政教分離を止めて

●神道とは「感性を理性の上においている信仰」

 

 

■ユダヤ教徒グローバリズム

●ユダヤ人というのは移民を旨とする人たち

●ユダヤ人はユダヤ教を信じてなくても「我々はユダヤ人だ」と考えている

●アメリカは反ユダヤ主義が強い・・ユダヤ人難民を追い返す・・セントルイス号の悲劇1939年

●1週間はユダヤ人が作った。ユダヤ教では金曜日から土曜日にかけた24時間が安息日、キリスト教はこれを日曜日にかえた。対ユダヤ教

●キリスト教はハイブリッド、ユダヤ教は純然たる一神教。イスラム教はユダヤ教の宗教改革

●人類の歴史の中で教育水準が高い民族は、ユダヤ民族と日本人・・ユダヤ人は全世界に散った。

 

 

■信仰から見えるロシアの大地と国民性

●ロシア人にとってロシアの大地が唯一の世界・・ロシア自体に対する信仰心・・ロシア正教

●ユダヤ教からキリスト教が生まれ・・ユダヤ教・キリスト教からイスラム教が生まれた。

●ユダヤ教徒イスラム教は完全な一神教・・キリスト教は多神教・・像が多々ある・・お寺も

●ロシア・・縄文時代の国・・地中からの天然ガス・石油・金・ダイアモンドを採取で経済を回す。

●ウオッカとロケットだけの国

●ロシア人は中国人に似ている・・異論もある。

国境の概念がない・・力しか信じない・・ロシアはもともと9世紀にキエフという公国がら大きくなった・・だから国境の概念がない。・・緩衝地帯を重要視する・・独自の安全保障観・

●異論・・ロシア人は集団主義的・・中国人は個人主義的・・合わない

●自分の国が大国としていなければならない・・ロシア人と中国人

●北方領土はロシアの安全保障の問題

 

 

■イスラム教徒と反グローバリズムの潮流

●サウジは働くという概念がない

●1918年第一次大戦が終わるまでオスマン帝国(トルコ)がリビア・エジプト・スーダン・サウジ・アラビア半島・ヨルダン・シリア・イラクまで支配していた。・・第一次大戦で敗戦国御ヨーロッパに奪われた。

●イスラム、イスラエル双方と商売をする巧みなアメリカ。

●サウジと中国は似ている・・1200人の王族が支配・・習近平一族300ファミリーが支配。先進国が育てた・・右肩上がりの国

●二つの国の人権問題にアメリカは追及しない・・商売の為

●変わらない日本のエネルギーの中東依存

●グローバリズムとは、「全世界をアメリカの支配下に置く」という意味

●明治維新150年 実現の三つの理由。

日本の政治的な独立・経済的な独立・文化的な独立・・・一番大切なものは文化的独立

日本文化の強さを再認識すること。・・世界の中で一番の「心の国」

 

 

■明治維新150年の岐路に立つ日本

●明治維新は「御一新」・・日本の【独立を守るため仕方なくやった・・復古

天皇を国民が支えるよいう体制の「復古」を目指したのが明治維新

●失われた日本の伝統を取り戻す

●日本は海の文化・・外からの受け入れる、 中国は陸の文化・・自分たちは世界の中心の考え

●太古から文明を積み重ねてきたからこそ急激に欧米化しても日本は発展することができた。

日本だけが有色人種で植民地化されなかった理由

●「八紘一宇」の世界に移った。

●日本はあらゆるものを取り入れて融合する力を持っている。

●十七条の憲法・・「和を以って貴しと為す」・・天皇も含めて「すべてが平等」という考え。

人間も動物も植物も全部横並びで、自然の一つにすぎないという意味

●元々神道も、全部神様は横並び・・神様・・権威はあっても権力ない

●「混迷の時は原点に戻る」が鉄則・・造り変える力

●八百万の神々

●人間には、理性と感性、両方が必要・・第二に明治維新・・武の心・・匠の国

●取り戻すべき日本独自の教育システム・・学校制度の変革・・心 文化的伝統

 

 

■日本の国体と天皇のあるべき姿

●お祀り・・祭祀・・天皇の天皇たるゆえん

四方拝・新嘗祭・言霊・祈り(祈る家)2600年間ずっと新しい国・遷宮

●国体・・日本の本質・・中心は天皇・・日本の権威・・権力は内閣総理大臣

二権分立で2600年

●西洋人の新大陸発見は・・文化を破壊・・イギリスの清教徒・・神が害獣を滅ぼす

●日本の和の精神が世界を作る・・感性に世界・・日本らしい国家・・ジャパンファースト

☆*******

 

 

 

■ 原発と日本の核武装 武田邦彦著

 

 

「原発と日本の核武装」 武田邦彦著

2021/12月

 

■原発の本当の恐ろしさ

■専門家の誰もが見誤った原発の安全性

■不誠実な被爆限度のウソ

■非難する住民を欺いた「風向き」の隠蔽

■日本のマスコミが死んだ日・・映像データの隠蔽

■「直ちに健康に被害はない」と報じて福島から逃げたマスコミ

■隠し続けている原発事故による環境被害

■日本社会の誠実さを破壊した「直ちに健康に影響はない」発言・当時の政権

■すでに実質的に核武装している日本

原子力事業のタブーを明かす・・。なかなか難しい内容ですが、

今後は安全な小型モジュール原発が出てきそうですね。

 

2021/12月
2021/12月

 

 

原発と日本の核武装 武田邦彦 要約

原子力事業のタブーを明かす 2016年9月25日  第1刷発行

 

 

1章・・原発事故、そのとき何が起こっていたのか

 

◎実は新幹線よりも耐震性が弱い日本の原発

 

●秘密主義、事なかれ主義が事故を招いた

●原子力安全神話はまさしく「神話」であった

●これまで繰り返された「自己制御」、「多重防御」というウソ

●権限がない菅首相によるベント指令が招いた事故・・1号機

●メルトダウンの事実を誰が隠蔽したのか

 

 

■目前に迫っていた日本列島の最大の危機

●日本の半分に人が住めなくなる事態・・メルトダウンが日本を救った

●1号機、3号機の爆発、2号機が爆発したら東日本に人が住めなくなる

 

 

◎原発の本当の恐ろしさ

 

●日本人全員を16回以上殺害できる量の放射性物質が放出された・・100京ベクトル、1、2号機。

水素爆発で漏れた放射能物質は上空に上がった煙に含まれていた・太平洋へ行った

●2号機が爆発すると約2ガイベクトル

●震度6強、15mの津波で、東日本に人が住めなくなる危機だった。

 

 

2章・・原発を再開したい人たちの本当の理由

 

◎核武装が必要と思っている人たち

 

●日本はすでに原発からどれだけの原爆用プルトニウムを保有しているか

原爆5発分のプルトウム、固体燃料ロケットの技術、優れた制御技術、・・実質的には核保有国

●一般国民が知らない日本の核武装能力

●3号機でプルトニウム燃料・・爆発の映像を流さなかった・・隠した。拡散が世界に分かるから。

●爆発で広島原爆の約200倍。チェルノブイリでソ連は翌日に1000台のバスで避難させた・・

民主党政権はそんな判断もせず、「直ちに健康に影響はない」で言い逃れた。

 

 

◎原発反対派に恨みがある人たち

 

●賛成と反対・・一度もまともな議論をしない

●感情と仲間意識が論理的議論を妨げる

 

 

◎職業的、利権的に必要と思っている人たち

 

●補助金、お金、政治的立地、地元、企業、既得権益、・・100万人お人が関係している・・年間5兆円

 

 

◎原発が本当に安全で必要だと思っている人たち

 

●いまだにある原発は安全で経済的だという錯覚

政府、専門家、マスコミからの情報を「正しい」と思っていれう一般の日本人。

●政府、専門家、マスコミは、原発事故の事実を隠してきた。著作権を理由に爆発映像を公開しなかった。

マスコミが自主規制したようだ。原発は浸水によって爆発した。民間のビルより建屋がもろかった。

●被爆健康への影響について、ウソが報道された。

●100京ベクトルで、広島原爆の約200発分。

●原発は経済的はうそ。石炭火力10円、原発12円。核廃棄物の貯蔵は決まっていない・

事故の補償がない。安全、コストのトリック。

●問題は政府や電力の専門家・・第一の責任はマスコミ。特にNHK。

 

 

3章・・原発に反対する人たちの本当の理由

 

◎政治思想的に反対する人たち

 

●賛成派と反対派の議論が空転する理由・・賛成派が理論、反対派が感情・・かみ合わない

●セット・・再軍備賛成=原発賛成、再軍備反対=原発反対。・・議論が空転する

●共産主義の人の反原発という矛盾・・

●共産主義者のうそ・・絶対王政だが、人民民主主義。暴力革命だが、平和を守る。

●共産主義の【民主主義」とか「平和主義」は実態とかけ離れている

●共産主義は『絶対王政」「戦争主義」である

 

 

◎環境的思想に基づいて反対する人たち

 

●被爆と健康への影響に関するデータは不足している

●科学的な考え方・・地球の放射性物質・・紫外線・放射線と「進化」オゾン層、・・現在の地表の放射線量が最適ということ。

●肌の色・・南の人黒く・・北の人白人。4000年前、アーリア人の移動、東にインド人、西にイギリス人

●日本では、1年1ミリシーベルト。植物から1年0.5シーベルト被爆。

●国際的には「人工的に加算される放射量の上限を1年1ミリシーベルト」合計で2.5シーベルト。

さらに日本では、医療被曝が1年2.2ミリシーベルト、合計で4.7シーベルトになる。

●原発従業員・・白血病・・1年5ミリシーベルト以上が労災

●原発従業員の法令被爆限度は1年20ミリシーベルト

●福島原発事故の直後「福島県の児童の被爆限度は1年20ミリ」とされた。???

●とりあえず原発は止めておいたほうが良いと考える理由

化学的根拠、危険がはっきりしない。安全がはっきりしない。

 

 

◎意見の相違を認めない歪んだ仲間意識

 

●民主主義とは意見の異なる人を認めること

●グループが前提で議論が不十分・・質問や反論を躊躇・・仲間はずれ

 

 

4章・・技術的、経済的に見た原発の真の必要性

 

◎1万人の専門家の誰もが見誤った原発の安全性

 

●原発は有事には自動停止するから安全という錯覚

●安全は実績主義なので、福島原発で爆発事故が起こったので「原発は安全ではない」という認識から始める必要がある。固有安全性、チェルノブイリ=黒煙減速炉、日本は「軽水炉」・・軽水炉の固有安全性

●爆発を防ぐ意味での「原子炉は止めることができない」。・・マスコミ誘導。

原子炉が止まったは、熱は10分の1になるが熱が膨大なので1日ぐらいでメルトダウンし、水素が発生し、温度2700°cまで上がり爆発する。

●津波対策ができれば再開できるはトリック

冷却できなくなったから爆発・・原子炉が止まっても熱はどんどん出る・・冷却・・水素出る

●冷却水は地震、津波、大雨、洪水、テロに対して万全か? 電源、ポンプの故障、配管、

●非常時に原発を爆発から守るには、①核反応を止める非常停止が成功すること、②冷却が続いていること、が必要条件。津波を防げば冷却装置が動くことにはならない。

●「原子炉が停止するから安心」「津波対策ができれば再開できる」はトリック。「固有安全性」という間違いと「多重防御」という嘘が入っている。

 

 

◎石油などの資源がなくなるから原発は必要なのか

 

●化石資源も原子力資源もまだ数万年分ある。

●NHKなどマスコミが流したうそ・・テレビのうそ。化石燃料ー死骸燃料・・石油・石炭・天然ガス

数万年から数百万年ぐらいはある。

●エネルギー資源は枯渇するは間違い

 

 

◎経済的に見て原発は本当に有利か

 

●純粋にコストだけ見れば化石燃料がもっともお金がかからない

●エネルギー源=石炭、天然ガス、水力、石油を使った火力発電・水力発電、が85%、原子力で10%、その他で5%。火力発電のコストが石炭と天然ガスが安い・・半々。発電コストは石炭安い。

●水力発電は自然を破壊

●風力発電、太陽光発電も多くなると自然に影響与える

●電力製造コスト=設備費と燃料費、その他、人件費、税金、】金利、

●火力発電は設備が簡単で燃料費がかかる。原子力発電は設備が高価でウランが安い。どちらもコストキロワットあたり12円。火力は設備費2:燃料費8、原発は設備費8:燃料費2.

原子力は安全投資、地元対策、使用済み核燃料処理費、研究開発費、使用済み核燃料格納費用を計算に入れていない。

●太陽光発電は燃料費はタダだが、膨大な設備費が掛かる。設備費10:燃料費0

材料を作るのに化石燃料ばかり使う。キロワットあたり40円。膨大な石油を使う。

●太陽電池は自然エネルギーで電気が得られるは、石油がなければ電気を起こすことができない。

●地球温暖化を、発電方法を考えるときに考慮する必要はない

 

 

◎原発から安全性を奪っていた組織の問題

 

●自分の定年までは大地震が来ないだろうという考え方

●科学ではなく、官僚組織、と利権構造の力が働いた・・仲間意識・・安全神話・・日本社会は原発をやる力を失っている。建前論・・社会のうねり、官僚・東大教授の論理の欠如。

 

 

第5章 事故で明らかになった政府、マスコミ、専門家の無責任体質

 

◎あまりに不誠実な被爆限度のウソ

 

●法令よりも外国のどこかの任意団体の意見が重視される異常さ

●爆発直後のNHKでは、被爆限度1年1ミリシーベルト

事故数日で、政府、専門家、マスコミ、全て、

「一般人の被爆限度などない」「放射線は安全だ」「世界に線量率の高い場所がある」「1年1ミリシーベルトなどと極端なことを言うな」などで一致。「被爆限度は定められていない」??施設の設計ができない。

●国際組織任意団体ICRPの1年20ミリシーベルトに飛びつく。福島の汚染から見ると都合が良かった。

●これまでの意見を180度変えた朝日新聞の無節操・・「被爆はそれほど危険ではない」は驚き

●事件は起きると直ちに「感情的になり」「皆と同じことを言う」という日本人の弱みに付け込んだ情報操作。・・情報サギ社に近い。良心的で社会的な存在の集団がやることではない。朝日新聞のウソ。

●NHKと朝日新聞という日本を代表する巨大組織がウソを報道したり報道すべきことを避けたりしたことは日本におおきな損害を与えた。

●日本の原発行政はダメ・・事故・通報・救助消防・食品汚染・等全て決まっていなかった。

●民主党政権・・「直ちに健康に影響がない」・・被爆量の低減対策を取らなかった・・野蛮国家。

 

 

◎非難する住民を欺いた「風向き」の隠蔽

 

●もっとも必要な時に風向きの発表をしなかったNHKや気象学会の裏切り

1.事故を起こした原子炉の近くから強い放射線がでる

2.事故を起こした原子炉から放射性物質が空気中に飛散し、風に乗って流れる・・死の灰200キロ以上

●東大教授はタダ遠くに逃げればいい・・距離の2乗に反比例し減衰するの論理・・被爆した。

●放射線防護服は間違った用語。・・放射線は防護しないがチリが付くことを防ぐ服。マスコミの間違い。

●事故の国は、国際機関IAEAに風向きを報告することになっている。ニュースで風向きを伝える義務がある。・・NHKは「福島の風向計が故障した」という理由で2週間風向きを報道しなかった。

●気象庁が国際機関に報告しているので、おかしい。

●気象学会の東大教授が「気象庁に所属する人が福島の風向きを言ううのは禁止する」のお達し。

戦時中かナチスと同じ指令。

 

◎日本のマスコミが死んだ瞬間

 

 ●自分たちだけが逃げたマスコミ

●事故の後マスコミの人達が福島から逃げたこと。「危険ではない、直ちに健康に被害はないと」報道して。

●「著作権」の問題を持ち出し、多くのデータを隠蔽したこと

●表現の自由という特権を振りかざし、国民の知る権利を軽視するマスコミ

「著作権」を理由に多くの映像や記事の配信がとまった。

 

 

◎隠し続けている原発事故による環境被害

 

●汚染がひどいので、変えられた安全基準

被爆から守る法令がない・・あっても非現実的な数値である・・汚染限度も定められていない。

基準を現実的なものに変えるのが適当だ。

瓦礫、1キロ100ベルト以下が規定・・環境庁が1キロ8000ベクトルに変えた

●なぜ汚染水がいまだに出るのか、なぜ原因が報道されないのか。

環境の汚染・・直ちに健康に影響がないで福島沖に流された・・規制値の数千倍

●地下水が割れ目から流れ込み原発の地下に入り汚染荒れて外に出る・・安全基準の変更必要

●NHK、マスコミ・・大事なものは報道されない

●裁判所・・政府、東電の権威について罪を問わない。自治体の「うそ。

 

 

第6章 福島に帰ることができるのか

 

◎被爆と健康の本当の関係性

 

●人体への影響がはっきりしないものを、どのように規制すべきか  異常心理学

 

◎法令を忘れた人たち

 

◎1年1ミリシーベルトとはどれくらいの危険度なのか

 

●事故から5年経過・・人が住めるかどうかは、事故の前の安全基準で決めるべき

●基準では、10万人当たり、発がんが5名、重篤な遺伝性疾患が1.3名の6.3名まではよい。

人口で言えば、犠牲者は8000名。福島で言えば100名が犠牲。発癌性に問題

アメリカトモダチ作戦の不調、

 

 

◎陸の汚染の実態

 

●放射線は30年で半分、100年で10分の1

●近海、海底の地殻の魚、貝、海藻などは30年注意が必要。

●現在の基準に合格は、旧基準値の2倍程度と承知する。食品0.5が1ミリに変わった

 

 

◎海の汚染の実態

 

●海洋生物へのストロンチウムの蓄積

●どのくらいの放射性物質が海に漏れ、滞留しているか

●放射性物質が海洋の生物にどのように蓄積しているか

●情報統制されてはっきりしていない

●できるだけ東北の魚は食べないは守るべき

 

 

◎福島に帰る日

 

●いまだに残る食材への不安

●原発事故の前の基準に適合することが条件

 

 

第7章 原発と日本の核武装の必要性

 

◎各抑止力とはいかなるものか

 

●世界の指導者が認めている「核抑止力」

 

◎すでに実質的に核武装している日本

●日本はすでに核爆弾の原料をこれだけ持っている

 

◎日本は核武装が必要か

 

●日本の軍隊の本当の強さ

 

◎核戦争は起こり得るのか

●日本が核抑止力の天から原発問題を考えるのは不適切

 

 

第8章 日本が原発事故を乗り越えるために

 

◎日本社会の誠実さを破壊した「直ちに健康に影響はない」発言

 

●言い訳ができればウソをついてもいいという考え方

●「誠実は日本」と「誰も信用できない中国」

●民主党政権・・大切な日本文化を破壊した。不誠実・誠実性を破壊。官房長官・弁護士・立憲民主党

 

 

◎日本の民主主義はどこに行ったのか

 

●非常時の訓練さえできない弱い精神力

 

 

◎いまや日本は科学技術立国ではない

 

●あきれるほど非科学的な社会・・ウソや間違いが何重にも重なっている

 

 

●終わりに

日本は不思議な国、世界で2000年も同じ国、同じ指導者、は日本だけ・・奴隷がいない

日本だけが国家の尊厳を保ち、自分たちの力だけで完全な】独立を果たした。

日本の文化を壊したのは、政府、自治体、専門家、医師、学校の先生。・・自戒して欲しい。

2016/9/25第1刷発行

☆*******

 

 

 

■ 人に強くなる極意 佐藤優著

 

 

「人に強くなる極意」 佐藤優著

2021/11月

 

近未来日本の大きな変化の中、一人一人が生き残るノウハウをまとめた本。

 

■おこらない

■びびらない

■飾らない

■侮らない

■断らない

■お金に振り回されない

■あきらめない

■先送りしない

 

なかなか参考になった本です。

 

 

2021/11月
2021/11月

☆*******

 

 

 

■ 古稀のリアル 勢古浩爾著

 

 

「古稀のリアル」  勢古浩爾著

2021/10月

 

何歳になろうと、あるのは、人それぞれの一日一日の生活だけである。

 

私にとって今日という日は、「老後」の一日でも、「じじい」の一日でもなく、

あくまでも「わたし」の一日である。

 

 

2021/10月
2021/10月

 

 

古希のリアル  勢古浩爾 要約

古希:(数え歳70歳 古稀)

 

 

■古来希だが、いまはふつう

●高木護という希有な人・・詩人、分筆家、詩集、エッセイ、異色。

●そして70歳になった日に、「おぬし、きょうから爺さんだよ」自分で、わたしにいってやった。”おめでとう””ありがたいではないか”ともいってやった。こんなわたしでも、人並みに爺さんになれたのか。”よかったな”とほっとしただけでなく、うれしかったのだ。

●「朝三時に起きてから、七時間なにもしていない。「何もしなかったのは、時間にはもうしわけないけれど、気持ちのよいものである。爺さんになってまで、しゃしゃり出てばたばたしていたら、なんで御爺さんになったのかわからなくなってくる」

●人には、する自由もあれば、しない自由もある。

●私の「ゆっくり」や「のんびり」はけっして「努め」ではない。ただ好きなだけである。

 

 

■もう「老後」がやかましい

●2017年統計、65歳以上は3500万人。総人口の28%。・老人問題、少子高齢化。

●健康は、運動と節制。認知症はどうにもならない。

●そんな取り越し苦労をするより、山歩きや俳句や草花や音楽や観劇が好きな人なら、「自分にあったこと」をして「楽しむことである」。

●シルバー世代統計・・1か月の小遣いは平均2万6820円。

●「健康」が「老後」の最大の目的・・健康呪縛。

●「食べたいものを適度に食べる」、「気楽に生きる」が優先である。

●人生100年より、平和100年・・国は実効的なビジョンを示すべきである。

 

 

■楽しまなきゃ損かね

●「外」ばかり見ている・・「外」の数が多いほど、自分の生活が「豊か」で「充実」していると思う。・・自分という中身が重要。・・『自分をもっている人』

●自分を持っている人は、たとえば俳句や短歌の実作をする。絵を描く。スポーツをし、楽器を弾く。研究をする。人まかせでない手作りの旅をする。世間の考えを自分で一度は考えなおす。好き嫌いでだけで判断せず、公正や美で判断する。・・人はこうだが、自分はこれでいい、ときめられるようになる。

●60歳を過ぎてから、95%の「外」はもう私には騒々しく、うっとおしすぎるのである。

●後悔するのがあたりまえ。

●決断とは・・そのことにたいする意欲と、可能性と、意味と、覚悟を熟慮すること。

●個人の自由こそ至宝。

 

 

■死んだらあきらめるのです

●80歳まで生きるとすると、70歳という歳は既に人生の85%を生きたことを意味する。あと残された時間は15%の十年である。

●死んだと気づかないうちに死んでしまうのが理想。死なない時は死なない。死ぬときは死ぬ。

●医師・近藤誠・・健康寿命が短いのは降圧剤による低血圧。・・ボケに作用、

●俳優入川保則の、命なりけり

なんの未練もあるわけじゃない。もう充分に生きた。抗がん剤はもちろん、あらゆる延命処置はご遠慮いたします。葬式手配をした。参列者はごく近親。坊さんは呼ばない。あとは自分の挨拶をテープでながしてもらう。だれもいないのが一番嬉しい。

 

 

■自分を育ててくれたことの奇跡

●ただ親と子というだけで

●風間トオルの祖父母

●人に好かれるのはあたりまえではない・・奇跡

●父親が子供にすかれるなどあたりまの事ではない。・・依存心が強い

●親しくしてもらった人・・親族を除くと15人。

 

 

■昨日の雨、今日の青空、明日は知らぬ

 

 

■ふらり、ふらりの自由

 

●好きなことがあるのは、とりあえず「しあわせ」なことである。

●毎日夢中な人生!

●他人を尊重して敬意をもって接する

 

 

■老後の余生の一日ではなく、「自分」の一日。

☆*******

 

 

 

■ アメリカ・ザ・ゲンバ 青山繫晴著

 

 

「アメリカ・ザ・ゲンバ」 青山繫晴著

2021/9月

 

2016年のアメリカ大統領選挙は、アメリカの解体とアメリカが築いてきた戦後世界の崩壊を意味している。

それは2001年の9・11同時多発テロ、2003年のイラク戦争開戦から始まる崩壊の過程がいったんここで完成したことを意味する。

 

アメリカが傲慢なのか、日本が無知なのか?

 

くしくも2021年8月31日にアフガニスタン米軍撤収で、20年にわたるアフガン戦争が終結しました。

バイデンになりアメリカの解体はさらに進んだということか?

 

2003年に書かれた「世界政府アメリカの嘘と正義」の加筆再版されたもの。

アメリカの本質を紐解いていますが、色々考えさせられる本でした。

 

 

2021/9月
2021/9月

 

 

アメリカ・ザ・ゲンバ 2016年11月 青山繁晴 要約

世界政府アメリカの「嘘」と「正義」 2003年3月

 

■序

 

●2016年のアメリカ大統領選挙は、アメリカの解体とアメリカが築いてきた戦後世界の崩壊を意味している。それは2001年の9・11同時多発テロ、2003年のイラク戦争開戦から始まる崩壊の過程がいったんここで完成したことを意味する。

 

 

■アメリカって何だろう?

●アメリカCNNテレビのアンケート・・世界でもっとも脅威を感じる国は?・・アメリカが第一位。

●16歳の疑問・・なんでアメリカって、こんなに身勝手なの? アメリカの本質は?

●独研・・安全保障・エネルギー安全保障担当・

 

 

■アメリカン・スタンダードの正体

●アメリカは、現実的な、世界政府になろうとしてきた。・・暴力とカネを握る・・安全保障と経済

政治と経済はそのあとからついてくる。・・事実・・世界の人々のためだ。

自由と民主主義、開かれた経済と社会を広めるためだ・・これがアメリカン・スタンダードだ

 

●白人優先、アフリカ系アメリカ人と黄色人種が、不当に差別されることが当たり前である

●冷戦が終わってから、儲からないとわかると、絶対にやらない国になった

この国には、常識もモラルも約束も存在しない

●平気で約束を破るふつうのアメリカ人

 

 

■なぜアメリカはブッシュを選んだのか?

●アメリカを世界で一番嫌っている国は、カナダ・・アメリカの属国・・安全保障

●本当の勝者ゴア・・偽の勝者・・リスクを独りで引き受ける男だからとみたこと

アメリカのリーダーは世界中のリスクを一人で被る・・国民の直観力

 

●建国2663年の日本は責任を分散する癖が、国と社会に染みついている・・天皇がいるから責任を取らない・・権限と責任がセットではない

 

●建国227年のアメリカは、一切の責任は大統領にある・・リーダーに求めるものが違う

●アメリカの身勝手も公正さも、闇も光も、しっかり見分けられる視力を持てば日本は再生する

 

 

■民の値打ちを知ろう

●アメリカにあって日本にないもの・・

アメリカはなんでも手作り・・そこから民主主義が始まる・・リーダーは決断力・・自分て選ぶ

日本は制度や慣習が、気が付いたら出来上がっていた・・政策に暗い・・官僚に頼る・・自民党大会

●アメリカは「官」と「民」の関係を実行・・

●イギリスは本当にアメリカの飼い犬か?・・違う

●古い国・王室・議員内閣制・島国・人口は、アメリカの半分が日本、その半分がイギリス

ワンコンセプトリーダーで政策通・・サッチャー・・リアルな国際関係で存在が高まっている

 

 

■日本が誤解しているアメリカの「公正さ」

●情報・通信・運輸のテクノロジーの進化・・市場も生活も一つに統合されていく

世界が、地球が勝手に一つになり始めた・・地球領土を統治する強力な存在を求め始めた

アメリカは一旦はぴたりとははまったが・・暴力的軍事国家だから・・世界の庶民にとっては不幸

 

●アメリカの至上主義がテロを生む・・カネを払ったから当然の考え

●アメリカは世界政府となり軍事力で世界の民を威圧しつつ、それでも手作りの民主主義はまもる

●アメリカ人が尊敬する真の「公正さ」とは?  フェアネス・・本音で言えば

相手が公正なら、自分も公正。相手が公正でなければ先制攻撃で殺してもOKという価値観

アメリカ社会の伝統的なコンセプトである・・スタンダード・・公正なのはアメリカ

 

●イギリス人は本音を言わない2年・・ドイル人は組織的に検討し通告してから本音・・

フランス人は本音をまず言わない

●アメリカ人は日本の経済活動を全くフェアだと思っていない・・勝手にルールを変更してもOKだと

それがアメリカの公正さ(フェアネス)だと理解しないと始まらない。

 

 

■アメリカが傲慢なのか、日本が無知なのか?

●戦争に負けたからではなく、日米安保条約によってアメリカ軍は日本に駐留し、日本の安全を

守っている・・1991年の湾岸戦争まで・・三沢基地からイラクを爆撃している・・変質している

●日本の戦闘機F15はJ仕様で北朝鮮の基地はたたけない・・専守防衛を変えたのは評価

●安全保障条約・・領土の一部を米軍胃自由に使わせ・・基地の光熱費や従業員の給料を負担

敗戦と連合軍の占領は1952年発行のサンフランシスコ講和条約で終わっている

日本の安全保障や、北東アジアの平和の安定のため米軍は駐留することを日米安保条約で取り決めた

 

●アメリカは全く隠していない・・フェアに公開している・・日本人が知ろうとしていないだけだ

●安全保障は他人任せ・税金の使い道はお上任せ・・日本国民の自画像

●安保条約の変質で、日本はすでに戦争に実質的に参加している。・・日本が無知

 

 

■イラク攻撃のブッシュの嘘と本音

●イラクをやればテロリストが喜ぶ・・ブッシュが傲慢

●イラクにはオイルがあり、北朝鮮にはオイルがない。

イラクには味方がなく、北朝鮮には味方がある・・中国・・だからイランを攻撃・・本音

●石油がフセインの戦略物資になっていることを変えたい・・フセインを排除するとイランが喜ぶ

 

 

■アメリカが警戒する日本の「新中国派」

●中国は北朝鮮の味方・・地政学的に「緩衝地帯」を置いて安心したい・・匈奴への恐れ

 

●中国に「日本の軍国主義復活」を言われる筋合いはない・・中国は、核武装し、弾道ミサイルを日本に向けている。日本は核を持たないし、弾道みさいるも持っていない。

●中国4000年の歴史は嘘・・途中でモンゴル人に征服され、元という中国名だけど、権力は中国ではない・・フェアにみるべき。

●韓国の本音は遠いアメリカより、頭上の中国に寄り添いたい

 

●中国がこれから軍事力、国力を伸ばすと、日本にも新しい「新中国・非アメリカ派」が登場する・・注意する必要がある。・・アメリカの属国から、中国の属国になろうという一派

 

●中国派思想の自由、言論の自由がない、共産党独裁の国である・・人間の根本的自由の問題を注視

●日本は日本オリジナルの民主主義を護り通して、日本の価値を護る必要がある・・自分で考える国

 

 

■なぜドイルとフランスが「反戦」なのか?

●戦争に反対するドイツ政府の笑えない実態

●旧東ドイツ市民は生活苦、旧西ドイツも吸収コストをかぶって失業率に苦戦

●アメリカ反対、戦争反対、が元気のもと。戦後初めてアメリカに盾ついて新しい出発点・・

●ドイツの戦争反対派動機が不純・・役所内スパイ戦争、・・シュレイダー首相の選挙戦術

 

●アメリカは東ドイツを崩壊させ、統一のコストを全部西ドイツに押し付けた・

●反戦が権力維持のツール

●アメリカはドイツに厳しく、フランスに甘い・・EUはフランス・ドイツの両輪で動く

●アメリカ人は実用主義・プラグマティズムで出来上がっている・・何とも怖いあの感じ

 

 

■本当は恐ろしいアメリカの「誇り」

●映画パールハーバーに描かれた、アメリカの嘘と偏見・・嘘・・悪意のこもった嘘・卑劣な

 

●本質は人種差別です。白人優越主義・・日本人をあくまで卑怯な奴らと見せかけたい

 

●テロの跡地を「グランドゼロ」と呼ぶ普通じゃない神経

●グラウンドゼロとは、広島・長崎の爆心地の事である

 

●原爆投下は国際法からしても永遠に許されないアメリカの国家犯罪、国家テロリズムである

●東京大空襲で裳10万人・・非戦闘員の虐殺

●戦争を終わらせる平和のための原爆だったら一発で良い・タイプを変えての二発目投下はアジア人にたいしてだからやれた「人体実験」である証拠。

 

●常に我々が正義、の陽気なアメリカ人

●イラク戦争で小型戦術核を検討・・B61・11核爆弾・・アメリカのテロ線画テロを広げる

●大陸間弾道弾ICBMや、巡行ミサイル

 

 

■アメリカの闇とアメリカの光り

●サウジアラービア・・アメリカ軍に頼って特権生活王家・・裏でイスラム原理主義テロリストに資金

●スウエーデン政府高官・・イラクで鳴くサウジアラービアを爆撃すべき・・アメリカ軍基地を置かない

諜報活動重視・・平和国家だが

●アメリカの輝きとは・・安全保障のシンクタンク4万人・・日本は一人

国防省が管理・・実質は民間・・・官と民の関わりが、他の国と根こそぎ違う

 

●アメリカのICBMこそが本物の「大量破壊兵器」

●大量破壊兵器をもっている国・・アメリカ・フランス・イギリス・ロシア・中国・インド・パキスタン・イスラエル・・アメリカは敵のいうアドバイスに耳を貸さない・・アメリカを変えれば世界が変わる

 

 

■それからの章

●アメリカが壊れているのは明白・・2016の大統領選・・リーダーもシンボルも全て大統領

●アメリカの人々は自分の頭で考える習慣・・自由な発想や個性を、同調圧力で壊さない

私と公が同調・両立する社会・・官と民も自由に入れ替わる・・大統領

●日本社会は、同調圧力が強く、自分の可能性を封じ込める社会・・官が民を常に圧迫する

●アメリカの戦況は工事も告示もない・・自由・・情報が多い

●日本は公示・告示がある・・世界では異常。・・公営で行う・・情報少ない・・お上が束ねる

 

●アメリカの衰弱の原因は・・戦争の変質

●国の交戦権を否定する主権国家はあり得ない憲法

国が民を護るすべを第九条で否定し、国家の最低限の義務である国民の保護と領土領海領空の防衛をするのかの代案が条文に無い。付録の「諸国民の公正と信義」でひたすらお願いして守ってもらう憲法

●九条は、武力行使・武力の威嚇・陸海空軍保持・その他戦力の保持、そして国の交戦権まで全否定

国際法が定め、認めている、「主権国家がその国民を護る手段」を全否定

日本にはできないので諸国民のお願いする・諸国民とは誰?・・真実は諸国民とはアメリカ国民

 

●アメリカ国民が支えるアメリカ軍に日本国民を守ってもらうのが、日本国憲法である

この仕組みは、日本が戦争に負けて、アメリカが戦争に勝ったからだ

5年後に朝鮮戦争、ベトナム戦争・・9.11同時多発テロ・・テロ・これが変質した戦争であった

 

●軍事国家アメリカが通用しなくなる世界が現出した

●アメリカが戦争に依存する体質と、過度な軍事国家を脱する時、新新の大統領を生む

●日本が、アメリカと対等な同盟を組みなおして初めてアジアと世界の未来もある

☆*******

 

 

 

■ いろいろあった人へ 伊集院静著

 

 

「いろいろあった人へ」 伊集院静著

2021/8月

 

伊集院静著、大人の流儀ベストセレクション「いろいろあった人へ」を読みました。

 

大人の流儀は全部読んでいますが、伊集院節は相変わらずです。

 

ま~、いろいろあった人も、全然なかった人も、それがそれで、人生ということですね・・。

 

 

2021/8月
2021/8月

☆*******

 

 

 

■ 一度も植民地になったことがない日本  デュラン・れい子著

 

 

「一度も植民地になったことがない日本」  デュラン・れい子著

2021/7月

 

コピーライタ&版画アーティスト、スウエーデン人と結婚後、スウエーデン、オランダ、ブラジルに住み、南仏プロバンス在住。

日本となにも利害関係がない、ヨーロッパの普通の人々の「日本人観・日本のイメージ」を綴ったものです。

 

ヨーロッパ人の視点がおもしろい。・・

 

文中の気に入った言葉:

『日本人のほとんどは、よい子になろうとしているように思えるのはなぜでしょう。他人がどう思うかではなく、自分がどうすべきかが大事だと思います』。

 

 

2021/7月
2021/7月

 

 

一度も植民地になったことがない日本  デュラン・れい子 要約 2018/06/20

 

 

■初めに

 

●日本は、アジア、アフリカで一度も植民地になったことがない稀有な国だ。

●日本となにも利害関係がない、ヨーロッパのフツーの人々の日本人観・日本のイメージです。

●日本人のほとんどは、よい子になろうとしているように思えるのはなぜでしょう。個人がヨーロッパの人々の目をどこかで気にするのと同様、政府や企業も欧米諸国を中心に、他の国を気にしすぎるようです。他人がどう思うかではなく、自分がどうすべきかが大事だと思います。

 

 

■ヨーロッパから見た日本人

 

●相変わらず「日本人はビジネスだけの国」というイメージが強い。

 

 

■日本気配りはヨーロッパでは通じない

●伝統ではなく現代日本の感性を!

●意見を言わない人はバカ!

●自分の考えを持つこと。そして心の余裕を持つこと。が大事。

●一番危険なのは「ケンカするのは大人げない」という言葉に隠れて、議論を回避してしまうこと。喧嘩以前い八方美人に徹してしまうこと。日本の政治、外交にも、よく見られるパターン。

 

 

■有名な日本語はKAMIKAZE

●KAMIKAZEは公害の代名詞。

●先進国は古い物を大切にする。

●9.11がKAMIKAZEとは!・・イスラムも日本も理解できない。

●キリスト教徒からみると、日本人もイスラム教徒も異教徒。「まったくわからない人たち」であることは今も昔も変わらない。現代の日本人がまず自覚しなければいけないこと

●9.11の後、パリは全てが半旗。日本は警視庁だけ。

●イラク戦争を支持するイギリスや日本。フランスやドイツは反対。自衛隊イラク派遣で、日本の憲法、自衛隊、靖国神社が新聞に載るようになった。

●日・独・伊はテロが好きな国が定説。・・赤軍派のテロ・・フランスにテロはない。

●自衛隊をめぐる禅問答・・日本には軍隊がある。

●日本は平和憲法だから軍隊はない・・嘘・・軍隊がないが自衛隊はある。

●ヨーロッパに日本の記事は載らない。

 

●オランダ・フランス以上に軍事費を費やしながら、日本の「軍隊組織」は憲法で認められていないというのは、ヨーロッパの人々には何が何だかわからない・・不思議の国日本。

 

●日本がイラク報復を支持するのは当然犠牲も覚悟してというのが、ヨーロッパの常識、世界の常識。

 

●ドイツと日本の共通点はファッシズムだと思っているヨーロッパの人々は多い。日本がナチに加担。

 

●戦後ドイツは40回以上憲法改正している・・日本は一度もない・・バカな

●イラク戦争に軍隊出さない・・ドイツ憲法で・・侵略戦争はしないとある。

●ヨーロッパはドイツを許さない・・恨みを忘れないヨーロッパ人。・・人間の限られた情報で他人を批判。

●日本の「水に流す」は、ヨーロッパの人達には絶対通用しない。

 

 

■日本は「世界の孤児」として生きよう

●植民地になったことがない日本・・日本、タイ、

●植民地の危機・・織田信長時代、徳川の終わり、戦後の日本列島分割占領、

●ヨーロッパ人は有色人種に対して「ある感情」をもっている人は今でも多い

●スペイン、ポルトガル・・植民地支配のため・・そのころ日本は政教分離していた。

●日本人の清潔さ。・・大文明国・・文化を誇る国・・

●黒人にも偏見を持たなかった信長。・・白人崇拝も黒人蔑視も、奴隷制度もない国

●当時の京都は大都市・・産業・流通・文化もローマ、パリ、ロンドンをしのいでいた。

●鎖国・・開国・・西洋文明・・西洋崇拝・・明治短期間に欧米に追いついた・・蓄積があった

●南蛮人・・風呂・体を清める・・掃除・整頓・通りの掃除・・この習慣は日本人だけ。

日本の神に対する考えが反映・・「八百万の神」の考え。

 

●日本の自然はヨーロッパや中東に比べてとても「やさしい」・・イスラム教もキリスト教も砂漠の厳しい自然の中から生まれた一神教。

●日本はなぜアラスカを買わなかったのか?・・不思議。

●220年の鎖国があったから日本独特の文化ができた・・日本はアジア人だという認識ができない。

●日本人の感性は中国よりもヨーロッパに近い。・・中国と日本は全然似ていない・・どうしてかの質問。

●感性として観点からみて、日本と一番近いのは、ヨーロッパの中でもフランスかもしれない。・・女性的嗜好が強い・・血も、歴史も、文化も、220年の鎖国で全部断ち切った・・世界の孤児。

●日本は、歴史や立場、を世界に人に理解してもらったら面白い国になる・・原爆被爆国

●以心伝心はヨーロッパに通用しない・・ヨーロッパ人は言葉にしないとわからないほど鈍感。

●世界で2番目に義務教育を始めた日本1886年・・1位はフランス。1881年。

●フランスのモットーは「自由・平等・友愛」

●日本のモットーは現在の憲法にはないが、7世紀の憲法「十七条の憲法」では「和」だった。

平和の「和」、調和の「和」、和やかの「和」と、多岐にわたる。

 

●憲法改正に国のモットーをいれる議論が無いのは残念。フランス・イギリス・アメリカにはある。

●ジャパンという名は、13世紀~14世紀のマルコポーロの「東方見聞録」で黄金の国ジパングから。

●サムライには藩の学校、庶民には寺子屋という学校。読み書き計算の国民の知的レベルは高かった。

●憲法に日本の国語は日本語の条文が無いのは、言葉を奪われた歴史がないから。

●英語を話せる人はエライのコンプレックスがある。・・占領時、アメリカ人は日本人に英語を話せとは言わなかった。・・ラッキーでしかない・

 

 

■ヨーロッパが敬意を払う日本

●「駅弁」は世界に誇る食文化・・お箸の文化だから成り立つ。

●フランスMANGA事情。・・劇画は21世紀の浮世絵。

●個人向け宅配便は日本だけ。・・客のニーズを読み取り商品を開発する事でも、日本ほど進んだ国はない。

●日本とイタリアはマンマも国。・・親を最後まで面倒・・日本の文化。

 

 

■日本のサラリーマンも案外悪くない

●ヨーロッパは、会社のために働くという感覚がない。・・不思議な人種・・グループの共同作業

●皆大学をでているから、日本のサラリーマンは皆自分が出世すると思っている。ヨーロッパは大卒は少数エリートだからマイペース・・出てない人は出世を考えず生活を楽しむ。

●ヨーロッパ版35歳定年説・・自由に渡り歩けるのは35歳まで。

●日本の修身雇用は今、アメリカで見直されている。・・若い奴は残業しない・・残業は役付きのみ。

●中年以降は日本の方が楽。・・ヨーロッパの定年は65歳。

●30歳離れた仕事の先輩も友達。・・年齢に関係なく友達。・・平等で対等・・

●ヨーロッパの会社組織は。ボスと部下、又は友達。

●バカンスをとれない奴は無能。・・仕事を離れるのがバカンス・・ひたすらポケーッと。

●日本のバカンスは小間切れ・・有給・年末年始・お盆・国民の祝日。

 

 

■ヨーロッパ流コミュニケーションはしたたか

●日本人は子供のしつけを知らない・・子供中心の日本とは大違い。・・犬・猫と同類。

●日本人はなぜ外国人特に欧米人の言葉は、額面以上に受け止めてしまうにか。・・笑顔に騙される

笑顔はタダ・・警戒していませんの合図・・意味がある。

●日本人は白人に甘い国・・性善説・・フランス人はまず疑う。・・甘い。

●親切なのにチップ・・ヨーロッパはほとんどなし。

●湾岸戦争に金銭だけ・・なぜ「日本は平和憲法があるから出兵はできない」と言わないのか?

●ヨーロッパ人は試しながら付き合おうとしている。

●すみませんは潤滑油・・当事者同士の話し合い・大人の国・・・移民の国は弁護士

●すみませんは、注意。エクスキューズがいい。

●ありがとうを多く。

☆*******

 

 

 

■ 60歳から生まれ変わる禅の作法 桝野俊明著

 

 

「60歳から生まれ変わる禅の作法」 桝野俊明著

2021/6月

 

最近、下記の4つをできるだけ心がけて、過ごしています。

 

やることを楽しむ。

季節の移ろいを感じる。

足ることを知る。

感謝の思いを伝えていく。

 

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷(すず)しかりけり

 

この首は、道元禅師が永平寺の夜空を眺めて日本の四季を詠われたもので、四季の姿をあるがままに詠んだとも、坐禅の姿(深い悟りの境地)を意味するとも捉えられています。大意は、「四季のめぐり(春には花、夏にはほととぎす、秋には月、冬には雪)は外側に現れる姿で、それらをそのままに爽やか(すずし)に感じられるのは、見る人の心が爽やかということであろう」。

 

 

2021/6月
2021/6月

 

 

60歳から「生まれ変わる」禅の作法  桝野俊明 要約

 

 

■やることを楽しむ

 

●それまでの生き方、考え方、行動の仕方、などを一旦ご破算にする。「前後裁断」

●50歳から老いの準備。10年くらいの長期展望。

●プランニングが大事。「禅即行動」。子供の頃のワクワク感を思い出す。

●やり切ることで楽しさが生まれる。主体性の発露。

●生活リズムを組み立て直す。メモはデーターベース。

■現役時代の人間関係を一度「ご破算」にする

●「放下著」肩書を捨てきる。

●新しい立ち位置。

●会いたい人を一人もつ。

●「自利他利」他人のためになること、めぐりめぐって自分のため。

●異業種交流。挨拶から。

●一人の時間をもつ・・孤独に対する備えが必要。

●家族のペースを崩さない・・配偶者のペース。

 

 

■毎日を充実させる「朝のすごし方」

 

●どんな一日になるかは朝で決まる。・・早起きして朝を充実・・いい縁を結ぶこと。「一日一生」

●目覚めたことに感謝する・・命をいただく・・感謝

●今と心で念・・合掌・・

●季節の移ろいを感じる・・季節感・・日本の四季の美しさ

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷しかりけり・・季節の美しさは移ろい

●自然のなかに、だた、「身を置く」「ひたすら佇む」・・「只管打坐」しかんたざ

●明日の予定を想い描き眠りにつく・・行動の源泉

●お粥のすすめ・・食材の命

 

 

■禅が教えるお金の「考え方」「使い方」

 

●お金は人生を豊かにする「道具」にすぎない・・道具は大切に、かつ上手に使う。

●足ることを知るという生き方・・「知足」

「いまあるもので十分だ・・それだけでありがたい」

「いまのままで幸せだ・・そのことに感謝しよう」

●お金の使い方に優先順位をつける・・一週間のインターバルを追いて、要不要を考える

●時々贅沢を計画・・質のいいものをひとつ・・身の丈にあった金銭感覚

 

 

■健康についてどうかんがえるか

 

●老い抗わない・・体にいいことを人生にプラスする

●起床時間と睡眠時間は一定に・・継続は力なり・・無理せず甘やかさず

●定期的な健康診断・・医療の基礎知識・・病気とどう向き合うか

●朝の散歩・・身も心もリフレッシュ

 

 

■いい人生を締め括る、禅の「仕舞支度」

 

●感謝の思いを伝えていく

●積み残したものを拾っていく

●年の初めに「遺偈」ゆいげを書く。・・思い・過ごし方・

●生きるということ、死に切るということ・・前後裁断・・断たれている

●家族葬・直葬・・戒名で仏になる

●墓・・逝ったあとの自分とゆかりのある人たちを繋ぐ場所

 

 

■座禅のすすめ

 

●朝の時間に座禅・・10分~40分

☆*******

 

 

 

■ 中国の電撃侵略 門田隆将・石平共著

 

 

「中国の電撃侵略」 門田隆将・石平共著

2021/05月

 

 

2021年に入ってから東シナ海が大分危険な状況になっているかもしれない・・。

中国による「台湾」「尖閣」への侵攻を警鐘した本です。

 

日本の安全保障に言及したなかなか面白い本でした。

やはりそろそろ、アメリカの保護国から脱却して、自立しないといけないですね。

 

「自由」が当たり前の日本ですが、世界の状況は大分変わってきています。

子供たちの将来が心配になりますね。

 

 

2021/5月
2021/5月

☆*******

 

 

 

■ 私の危険な本音 曽野綾子著

 

 

「私の危険な本音」 曽野綾子著

2021/4月

 

人間はほどほどでいいのである。最近の私のモットー。

 

何とか生きて行き、何とか相手に迷惑をかけず、何とか時間が流れ、何とかおもしろいと思っていられれば、

大成功な人生なのである。

 

いつもながら、核心にふれた曽野綾子さんの本音、参考にしています。

 

 

2021/4月
2021/4月

 

 

私の危険な本音 曽野綾子 要約 2021/01/06

 

第1章

 

■覚悟の育て方

 

日本人は長期の平和と物質的豊かさの目的到達とともに、自身で考える力、苦しみに耐える力、人間社会の必然と明暗を超えて冷静に正視する力を失った。

どんな時でも物事の両面をきちんと見ること。一切の批判はできなくなっている空気を作ったのは主に新聞である。

 

●日本に生まれたというだけで、人生の半分以上は成功だ。

●人間としては恥ずかしい他者への「三つの要求」は、①自分を尊敬しろと言うこと、②人権を要求すること、③自分に謝れと言うこと。

●人生には裏の裏、そのまた裏がある。日本人は単衣で裏表がないから、厚みもなければ強くもない。

 

戦後の一部の政治家が、中国などの目の色を窺い、ついに靖国を見捨てたことは、やはり私の大きな失望だった。

 

●自由とは、自分がしたいことをすることではなく、するべき義務を果たすことだ。

●危険を察知し、避ける知恵を持たなければならない。すべての民主主義は停電した瞬間から機能しなくなることを知っている日本人は少ない。

 

 

第2章

 

■日本人を蝕むもの

 

大人の話ができない幼い日本社会。愛国心は生活必需品と同じくらいのもの。日本という国が安定して成り立っていてこそ、他国を救うこともできる。

 

●生きるのに必要なのは「力」である。世界の国々が生きる道は、政治力・経済力。技術力。

 

多くの国は平和とは縁遠い生活をしている。軍と警察は国家にとって当然備えなければならない防衛機能である。

 

●日本もいつか堕落します。常に堕落の恐れがあります。

●外国人とは居住だけは別にした方がいい。

 

日本という国の特殊性。・・日本人は、異なった生い立ち、宗教、文化、そして外見を持って育った人々が、共に暮らすことの難しさを知らない。世界的に見ても、人種差別は基本的に全く解決されていない。日本人はまだ黄色人種として白人から侮辱されている側にいるんです。今のところ経済的先進国の人間として済んでいるというだけ。

 

日本に生息する平和主義をうたう珍獣。「皆が平和を願えば平和になる」は珍獣。

 

●日本人は信仰や宗教について、恐ろしく鈍感で無礼である。しかし信仰や宗教ほど怖いものはない。

●デモや平和集会や音楽会で、平和が確立できるものなら、こんな簡単なことはない。反戦運動はしなかった人の方が人間的だと思う。

●日本人の精神は、どんどん幼児化していっている。人には良いところもあれば悪いところもある。問題はマスコミ。

 

 

第3章

 

■教育という生モノ

 

日本の教育は、大事なものを半分も欠落させた。子供たちは、飢えも不潔も、貧困も運命に放置されることも、決定的な暑さ寒さも、知らなくなりました。戦後の日本の教育は子供に対して過保護でしたから、いつの間にか自分で何も決められない人間に育っていきます。

 

●子供の親離れはとりもなおさず教育の成功。教育というものは、一人の個人を、自立させることである。

●人生は全部想定外。悪い方に転ぶのも想定外なら、よい方へ転ぶのもまた想定外です。

●自分を教育するのは自分自身だ。

●裏表があることが、人間の本質。

 

重要なことはすべて自分で決定して行動するしかない。

 

●子供には、本来、人生は思い通りにいかないものだ、と教える。

●人間の原型は卑怯者であることを忘れてはならない。

●学校なんてそれほど大切なものではない。友達との遊び、親から教わる、ことの方がはるかに大きい。

●死については幼い時から学ばせた方がいい。死があってこそ、初めて、我々人間は選択ということの責任を知る。自分がどんな生涯を送るか、自分で決める他はないことを知る。

 

 

第4章

 

■ほどほどの忍耐と継続

 

人間はほどほどでいいにである。何とか生きて行き、何とか相手に迷惑をかけず、何とか時間が流れ、何とかおもしろいと思っていられれば、大成功な人生なのである。

 

●人間の成功不成功は、戦争、内乱、ひどい伝染病、天災などによる、個人が避けられない被害を受ける場合を除いて、すべて七、八割が当人の責任、残りが生んである。

●職業は好きでなければならない。これが唯一、最大、第一にして最後の条件である。学業も職場も、何が好きかわからない人は、それだけで自分に才能がない、と思いあきらめるべきである。

 

日本はこれまでのような経済大国一辺倒から、技術国家、職人国家を目指すべきだと思っています。

 

●成功のたった一つの鍵は、忍耐と継続。忍耐さえ続けば、人は必ずそれなりの成功を収める。

 

 

第5章

 

■歯ごたえのある関係

 

●中年の子供の未熟さが世間を歪めている。

●子供がかわいいなら、あきらめて手放すこと。子供が独立するときは、感情ではなく理性で、義務として切り離すことです。

●結婚とは相手の総てを我慢して、引き受けることである。

 

日本は「徳の心」をすっかり無くしてしまっている。

 

 

第6章

 

■人間としての分を知る

 

運、不運を見れば人生は平等などありえない。だから平等でない運命を、しっかりと使う方法を考え出すのが、人間の知恵というものです。人間は平等である、と日本人は教えられましたが、これはれっきとしたうそですね。「運」も「才能」ももともと不公平なものです。つまり「運」や「才能」はいわば宿命的なものです。

 

●適当に怠けて自分の心をのんきにすると、人に寛大になれる。

 

 

第7章

 

■大人の老いの心得

 

●死んだ後のことはきれいさっぱり何一つ望まない。

●「安心しない毎日を過ごす」のが一番のぼけ防止である。

●神の贈り物として孤独と絶望を味わう。

●最後へ静かに変わって行くのが人間の堂々たる姿勢である。

●老人といえども自立しなければいけない。他人はあてにするな。自分のことは自分で始末していくのが当然のことなのだ。

 

一人になった時のことを、繰り返し考え準備する。火災訓練と同じようなもの。

 

年をとっても少し無理をして生きる。老人といえども他人に依存せず、自分の才覚で自立すべきだ。

 

●死ぬ日まで自分のことは自分でする。身体を保つことを仕事にすべき。強固な目的を持つこと。

歯磨き、洗面、入浴、トイレ、食事、食物の用意、洗濯、掃除、終生する決意を持つこと。

●人間は誰でも「思いを残して死ぬ」。老人の最後の仕事は、人間がいかに死ぬか、の姿をみせること。

一生懸命に死ぬことである。

●あらゆることに絶望し、思い残すことなくこの世を去る。

 

一生の間に、ともかく雨露を凌ぐ家に住んで、毎日食べるものがあった、という生活ができたら、その人の人生は基本的に「成功」だったと思います。

 

死を前にして初めて最も大切なものに気付く。最後にあったほうがいいのは、慣れた食事・お酒・花・音楽。

 

最後に必要なのは、愛だけなのである。愛されたという記憶と愛したという実感との両方が必要だ。

☆*******

 

 

 

■ アメリカに強要された日米戦争の真実 加瀬英明著

 

 

「なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか」2部作

「アメリカに強要された日米戦争の真実」 加瀬英明著

2021/3月

 

日米の記録を時系列的に対比して検証、いや~すごい本だった。近現代史は面白い。

これだけ用意周到に仕掛けられたら勝てないね。

 

米軍三沢基地の近くの八戸で育った、4~5歳の冬の寒いころ、

母に手を引かれて乗ったバスの中で、米軍の隊員さんにチョコレートを貰った。美味しかった。

小学生のころの空は、いつもジェット戦闘機が飛んでいた。普通だった。

大人になって仕事で接したアメリカ人は、皆んな良い人達だった。

 

アメリカに守られて日本の平和が維持されていますが、イギリス人にいつまでも「アメリカの保護領」と言われないように、

そろそろ日本も自立しないとね。

 

くしくも今日は、日米2プラス2が開かれますが、子供や孫の代まで、アメリカは同盟国であり、良い関係であって欲しいと、願っています。

 

 

2021/3月
2021/3月

 

 

なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか  加瀬英明著 要約

アメリカに強要された日米開戦の真実

日米開戦に至るまでの、時系列的な、日本とアメリカ両国の「記録の対比」

1941年12月7日・・真珠攻撃

 

■まえがき

 

●1945年(昭和20年)8月に終わった日米戦争とは、いったい何だったのだろうか

あの戦争へ導いた歴史を、公平に検証すれば、アメリカが日本に対して仕掛けた戦争だった。

日本国民にとって、先の対米戦争と幕末における明治維新が、日本の近代史における二つのきわめて重い体験となった。

 

●明治維新が「御一新」と呼ばれ、昭和20年の夏までの日本をつくったように、先の敗戦が日本を再び大きくつくり替えた。

 

●狂乱の時代だった。日本はアメリカによって、翻弄された。

 

 

第一章 ルーズベルトが敷いた開戦へのレール

 

■アメリカの決意、日本の独り芝居

 

●日本は先の戦争に敗れてから、自国の歴史を失った国となった。

●事実は、アメリカは日本が真珠湾を攻撃するかなり前から、日本と戦って、日本を屈服させ、日本を無力化することを決定していた。

 

 

■フランクリン・ルーズベルトによる敵対政策の始まり

 

●フランクリン・ルーズベルトによる敵対政策の始まりは、1936年(昭和12年)、日本が真珠湾攻撃をする5年前だった。

 

●蒋介石政権への援助

 

 

■なぜルーズベルトは、中国に肩入れしたのか

 

●当時のアメリカは、中国がアメリカの勢力圏のなかにあるとみなしていた。中国はアメリカから多くのキリスト教宣教師を受け入れた。同時にアメリカ国民も「巨大な中国市場」を夢みて、中国に好意を寄せていた。

 

●一方、日本はアメリカに媚びることなく、伝統文化を頑固に守り、キリスト教文明に同化しない異質の国だった。

 

 

■日独伊に向けられた「防疫演説」。

 

●日本、ドイツ、イタリアを危険な疫病患者になぞらえた「防疫演説」として有名になった1931年のルーズベルトの演説である。

 

 

■中国空軍機による吸収来襲

 

●1938年アメリカの製のマーチンB10爆撃機の中国機の九州、熊本県と宮崎県を侵入

 

 

■日本の外交文書をすべて解読していたアメリカ

 

●1938年7月、ルーズベルト政権は、アメリカ航空機と航空機部品の製造業者と輸出業者に、日本への航空機と部品の輸出禁止を禁じた。

 

●1939年ドイツ、イギリス、フランスで、第二次世界戦争が勃発。

 

●1940年10月、アメリカ陸海軍の暗号解読班が日本の外交暗号すべてと、日本海軍の一部を、解読することに成功。ハロルド・スターク海軍作戦部長は、解読作業班の「マジック」を「何とも素敵な仕掛け」と呼んだ。

 

 

■中国軍に偽装した日本本土空襲計画

 

●1940年12月、ヘンリー・モーゲンソー財務長官が「中国に長距離爆撃機を供給して、日本を爆撃するべきと」と提案。大統領の了承を得た。真珠湾攻撃の1年前。

 

●ルーズベルト大統領の四人の側近は、モーゲンソー財務長官、ハル国務長官、スティムソン陸軍長官、フランク・ノックス海軍長官。中でもスチムソンは日本を嫌っていた。後に陸軍長官として、広島、長崎に原爆を投下する決定を下した。

 

●1939年12月、ルーズベルト政権は、対日禁輸物資に、航空機に欠かせない、アルミニュウム、マグネシュウム、ミリブデンを追加、さらに航空用ガソリンのプラント、航空用ガソリンの考案・専門情報を追加した。

 

●さらに1940年7月、ルーズベルト政権は、1911年に締結した「日米通商航海条約」を延長しないと決定した。

 

 

■日本を戦争におびき寄せた本当の理由

 

●この年1940年、フランスがドイツに降伏し、ルーズベルトはヒトラーが飽くなき征服欲に駆られて、イギリスが滅亡すれば、アメリカの滅亡をも招くと確信していた。そこでアメリカがヨーロッパ戦争に参戦すべく、日本にアメリカとの戦争を強いて、ヨーロッパの戦争に裏口から入ることを企てた。

 

●1940年9月、米英防衛協定が調印、50隻の旧駆逐艦と大量の小銃、機関銃、砲、弾薬を貸与することを決定。

 

 

■ルーズベルトを喜ばせた三国同盟の締結

 

●1940年9月、ベルリンにて、日独伊三国同盟条約が調印された。ルーズベルトは「これで、日本をわれわれとの戦争に誘い込める」と語ったという。

 

●三国同盟によって、世界が日独伊の枢軸国と、イギリス、アメリカなどの民主諸国に二分された構図をつくってしまった。

 

 

■着々と進む日本追い詰め政策

 

●1940年10月、海軍情報部極東課長のアーサー・マッコムが大統領に、日本をどのようにして対米戦争まで追い詰めるか、提案書を提出した。ルーズベルト大統領はこのマッコラム提案をただちに承認した。

 

●マッコラム提案は:①蒋介石政権への可能な限りの支援、②米英が協力して日本に対して完全な禁輸を実施、③蘭印に日本へ石油を輸出させない、④日本を挑発するために日本近海に巡洋艦を出没させるなど。

 

●1940年11月、ルーズベルト大統領は、アメリカが「民主主義国の兵器廠となる」と発表、ラジオで炉辺談話。

 

●1941年1月、マッコラムが、日本を苛立たせて対米戦争におびき寄せるために、アメリカの巡洋艦を使って、日本本土の領海を侵犯させるという提案を行い、検討された、国際法違反。

 

●1941年2月、ルーズベルト政権は国務省のなかに、日本と戦って屈服させた後に、日本をどのように処理するか研究する、「特別研究部」を発足させた。日米開戦の10か月前だった。

 

●1941年3月、武器貸与法を、中国にも適用することを決定。また小城リスと蒋介石政権とのあいだに、英中軍事協定が結ばれた。

 

 

■開戦五カ月前に日本爆撃を承認した文書

 

●1941年5月、ルーズベルト大統領は、陸海軍に蒋介石政権に爆撃機を供与して「JB―355(日本本土奇襲爆撃計画)」計画を具体化するよう公式に命じた。」7月陸海両長官が連署した立案を承認した。真珠湾攻撃の5カ月前である。今日、ルーズベルト大統領が7月23日に、日本本土爆撃作戦の承認した文書が、公開されている。この作戦は実際にはヨーロッパ戦線が急迫し実施されなかったが、事実には変わりない。これはアメリカ国民を欺き、日本をだまし討ちにするものだった。もし、日本側がこの計画を察知していたとすれば、真珠湾攻撃は自衛権の発動に基づいた反撃になるものだった。

 

 

■「日本という赤子をあやす」

 

●1941年8月、アメリカは、石油をはじめとする戦略物資の対日全面禁止と、在米日本資産の凍結を行った。日本に戦争の大一発目を撃たせようとして、日本の喉もとを一層締めあげたものだった。

 

●この時期、ルーズベルト大統領の巡洋艦による日本本土領海侵入は3回にわたって実地された。

 

●1941年8月12日、ルーズベルト大統領はチャーチル首相と洋上会談し、8月14日「大西洋憲章」を発表した。

 

 

■直前まで対米戦争を想定していなかった日本

 

 

■日米首脳会談に望みをかけた近衛首相

 

●8月、9月、に申し入れたが、先延ばしされ実現しなかった。ルーズベルト大統領は日本と戦うことを決めていたので、日米交渉が妥結することを望んでいなかった。

 

 

第二章 米政府が秘匿した真珠湾の真実

 

■開戦を前にした昭和天皇の懊悩

■悲痛のきわみ、宮中御前会議

■山本五十六の無責任発言

■アメリカに筒抜けだった連絡会議の結論

■日本艦隊の攻撃を待ちのぞむアメリカ

 

●1941年11月25日、ルーズベルト大統領がホワイトハウスに、ハル国務長官、スティムソン陸軍長官、ノックス海軍長官、マーシャル参謀総長を招集して「次の月曜日(12月1日)当たりが、もっとも危険になると思う」と述べた。

●この時の記録によると、スチムソンが「日本に最初に撃たせると危険もあるが、アメリカ国民の完全な指示を取り付けるためには、確実にジャップス(日本人)に第一発目を撃たせることが、望ましい」と発言した。

●会議は「アメリカに過大の危険を招かぬように配慮しつつ、日本のほうから攻撃せざるをえないように仕向ける」ことで合意した。

●この夜のスチムソンの日記には「問題はいかに彼ら(日本)を誘導して、われわれがさほど大きな損害を蒙ることなく、最初の一発を撃たせるかだ。これは、難しい計略だ」と、記されている。

 

 

■開戦強要の最後の一手

 

●1941年11月26日、ハル国務長官は野村、来栖老大使を国務省に招いて「ハルノート」を手交した。内容はアメリカの最後通牒だった。ハルノートは十カ条から成り立っていた。中国大陸と仏印から、一切の陸海空軍と警察力を即時撤収すること、蒋介石の重慶以外の政権を認めることを禁じた点だけをとっても、考慮の余地がなかった。ハルノートは、日米交渉がそれまで積み上げてきたものを無視して、根底から壊す言語道断のものだった。ルーズベルト政権は日本が受諾することを、はじめからまったく期待していなかった。

 

●ハルノートについてのチャーチルの回想:「われわれはその瞬間まで、十項目について知らなかった。この文書はわれわれが要求していたものを、はるかに大きく上回ったものだった。日本大使があきれ返ったというのは、その通りだったにちがいない」。

 

●ハルノートを起草したのは、モーゲンソー財務長官の片腕のホワイト次官補だった。この文案は日本に戦争を決意させるように追い詰めることを狙ったもので、モーゲンソー財務長官を通じてルーズベルト大統領に提出された、ルーズベルト

大統領は直ちに承認し、ハル国務長官に日本大使に手交するよう指示した。

 

 

■その時、ルーズベルトは何をしていたか

 

■なぜ新鋭艦が真珠湾にいなかったのか

 

●1941年11月28日、ハルはイギリス駐米大使ハリファックス卿に「日本との外交関係は、事実上終わった。仕事は、すでに陸海軍の手に移った。日本は突然動き、それも完全な奇襲となるはずだ」と告げた。

●1941年1126日、キンメル太平洋艦隊司令官はスターク海軍作戦部長から、突然、空母「エンタープライズ」と「レキシントン」でウエーキ島とミッドウエイ島へ陸軍の戦闘機を運ぶよう命じられ、2隻しかなかった空母は真珠湾を離れた。真珠湾に残ったのは、戦艦「アリゾナ」をはじめ、ほとんどが旧型艦だった。

 

 

■万策尽きての開戦決定

 

●1941年12月1日、ハルノートの最後通牒について会議が催され、御前会議ににて開戦が決定された。

 

 

■暗号解読で、事前にすべてを承知していたアメリカ政府

 

●1941年12月6日、東京が野村大使に宛てた最終覚書(7日の午後1時に開戦を手交することを命じた訓電)をただちに「マジック」で解読し、大統領、国務長官、陸海軍長官、陸軍参謀総長、海軍作戦部長に配布した。

 

●1941年12月6日、レスター・シュルツ海軍中尉が、日本から野村大使に宛てた開戦の対米覚書13部までの「マジック」によって解読された文書を、ホワイトハウス大統領執務室まで届けた。ルーズベルト大統領は解読書から目をあげると「これで、いよいよ戦争だ」と言った。真珠湾攻撃の1日まえであった。

 

●1941年12月6日、マーシャル参謀総長は、日本による開戦の決定をすぐに知らせず、民間の電信会社を使って遠回りして遅らせ、そのためホノルルのショート陸軍司令官が受け取ったのは日本軍の真珠湾攻撃が終わってからだった。

 

●ルーズベルトが、アメリカが終始、平和を求めていた証拠を偽装して,後世に残すことをはかったものだった。

 

●在米大使館が本省から最終覚書を、アメリカの東部標準時間で12月7日午後1時に手交することを支持されたにもかかわらず、野村、来栖両大使がハル国務長官に手交したのは、真珠湾攻撃後の午後2時過ぎになった。日本大使の失態ではあるが、ハル国務長官は前日の12月6日にこのことを知っていた。

 

 

■ハワイにだけは情報を伝えなかった謎

 

●ルーズベルト大統領は、日本画127日にハワイを攻撃することを知っていた。にもかかわらず、マジック解読情報は、ハワイの太平洋艦隊司令官ハスバンド・キンメル大将と、陸軍司令官ウオルター・ショート中将だけに芭、知らされなかった。

 

●1941年12月6日夜、ルーズベルト大統領は、真珠湾攻撃の前夜に、ホワイトハウスに家族全員を集めて、有色を楽しみながら談笑した。食事中に中座した戻ってくると、晴れやかな表情を浮かべて、家族を見回して、「戦争は、明日始まるよ」と言った。

 

●ルーズベルトはアメリカをヨーロッパ戦争に参戦させるために、日本が真珠湾を攻撃することを知りつつ、ハワイの太平洋艦隊を生贄にしたのだった。

 

 

■アメリカの参戦決定と、チャーチルの感激

 

●1941年12月7日、真珠湾攻撃されたその日、ルーズベルト大統領が主要な上下院議員をホワイトハウスに招き、「私はわが国が攻撃された場合以外には、戦争に突入することはありえないと、繰り返し誓約してきたが、われわれは攻撃されたのだ。この事には、何らの疑問もない」と語った。翌日議員両院総会にて日本に宣戦布告することを求めて、議会は対日宣戦布告を承認した。

 

●1941年12月7日、ロンドン、チャーチル首相はルーズベルト大統領に電話を入れ、ニュースを確認すると、ルーズベルト大統領は「日本は真珠湾を攻撃した。いまや、われわれは同じ船に乗ったわけだ」と答え、チャーチルが「これで、事が簡単になった」と相槌をうった。

 

●チャーチルは後に著書「第二次世界大戦」のなかで、その日、日本の参戦によって、「すでに戦争に勝った。(略)われわれは戦争に勝ったのだ。(略)私は感激と興奮によって満たされて、すっかり満足して床につき、救われたことに感謝しながら、やすらかに眠りにおちた」と述べている。

 

 

■ルーズベルトは、いかにして四選を果たしたのか

 

●大戦中の1944年6月、イギリスのオリバー・リトルトン工業大臣がロンドンの講演で、「日本はアメリカによって謀られて、真珠湾を攻撃した。アメリカが戦争に追い込まれたというのは、歴史を弯曲したものだ」と語った。

 

●1944年大統領選にて、共和党候補のトマス・デューイ・ニューヨーク州知事は「ルーズベルト大統領が日本の外交暗号と、海軍暗号を解読して、事前に、日本による真珠湾攻撃を承知していたにもかかわらず、香にハワイの太平洋軍司令部に情報を伝えることをしなかったことを取り上げ、ルーズベルトを攻撃しようとしたが、ジョージ・マーシャル参謀総長が「日本はいまだに海軍暗号を解読されていることを知らないから、もしこのことが暴露されたら、利敵行為になると説得し、デューイは思いとどまり、300万票差の僅差で敗れた。

 

 

■終戦の方策を考える余裕すらなかった日本

 

 

■アメリカで追及された真珠湾奇襲の真相

 

●1941年12月16日、キンメル太平洋艦隊司令官とショート陸軍司令官は、ルーズベルト大統領によって、「職務怠慢」のかどで罷免された。海軍は開戦に至るまでの「マジック」の情報を、すべて金庫のなかに収めて、封印してしまった。

 

 

■終戦一年前に作られた日本占領統治計画

 

●日本は1945年(昭和20年)8月15日に、力尽きて敗れた。9月2日に、東京湾に浮かぶ戦艦「ミズーリ」の上甲板で、降伏文書調印式が行われた。

 

●1944年3月、アメリカ国防省の戦後計画委員会で、報告書がまとめられた。骨子は、日本をアメリカによる単独占領下に置いて、日本の徹底的な非武装と、「民主化」を行ない、後になって日本が講和条約によって独立を回復しても、名目的なものとして、実質上はアメリカの管理下に置くというものだった。天皇を占領下で在位させて利用し、日本政府を存続させて、間接統治することが盛り込まれた。20か月後に始まった対日占領は、戦後計画委員会による筋書きに、沿ったものとなった。

 

 

■日本国憲法にこめたアメリカの狙い

 

1944年12月、国務省ではヒュー・ボートンが中心になって、対日平和条約案を作成作業が始まった。

 

●1946年に対日講和条約案が完成。この対日講和条約第一次案では、日本が永久にいっさいの軍事力を持つことを禁じた。航空機は軍用機、民間機も保有禁止、戦略物資の貯蔵禁止、軍事目的を持つ研究禁止、核平和利用に関する研究禁止、公職追放者は永久に続く。講話条約を結んだ後25年間にわたり、極東委員会、連合国の対日占領政策の決定機関を構成する11カ国からなる国際監視団によって、監視されることになっていた。

 

●マッカーサー元帥の総司令部は、この講和条約第一案を下敷きにして、日本国憲法を押しつけるように指示された。

 

 

第3章 日本人が知らない日本の歴史的功績

 

■廬溝橋事件は日本の仕掛けではなかった。

 

●中国共産党の工作員が定説

 

 

■東京裁判で裁かれた「平和に対する罪」とは

 

●東京裁判の主催者であったマッカーサー元帥は、日本を侵略国家として、一方的に断罪した。

 

●マッカーサーは東京裁判の判決から2年半後の1951年(昭和26年)5月3日に、アメリカ上院軍事海晃合同委員会において、日本はやむにやまれず自衛のために戦わざるをえなかったという趣旨の証言を行った。

 

●マッカーサーは、アメリカが工業国にとって不可欠な石油や、屑鉄などの原料の対日禁輸を行ったことに触れて、「彼ら(日本)はもし、これらの原料の供給が断ち切られたら、1000万人から1200万人の失業者が発生するだろうことを、恐れていた」「したがって、日本画戦争に飛び込んでいった動機は、その大部分が安全保障の必要にせまられてのことだった」と述べた。

 

●東京裁判は復讐劇であるよりも、日本国民に日本が犯罪国家であると、思い込ませるために行われた。

 

●国際法に「平和にたいする罪」は存在しない。戦勝国となった連合国が、創り出したものだった。「平和に対する罪」は「侵略戦争を計画して、遂行した犯罪」とされた。

 

●根拠にされた、1928年のパリ条約(不戦条約)、ケロッグ・ブリアン条約では、侵略戦争について、定義することが出来なかった。アメリカ上院議会で、ケロッグ長官は、「国家が軍事的に攻撃されたのではなく、経済封鎖を受けた場合、これはもちろん、戦争行為そのものだ」と断言した。

 

●日本が日名戦争に当って侵略戦争を戦った罪で被告席に座らされたが、史実は日本ではなく、ルーズベルト政権がのアメリカが裁かれるべきだったことを証いている。

 

●それまで、人類史で戦勝国が敗戦国を、戦争を戦った罪によって、裁いたことはなかった。東京裁判自体が悪質な国際法違反だった。

 

 

■日米戦争の原因の一つは人種差別

 

●アメリカが日本を戦争に強いた大きな原因の一つが、人種差別だった。

 

●昭和天皇は1946年4月、戦争の原因として、「白色人種の有色人種に対する優越感によって、日本人種が嫌われたことがある」と語られた。

 

●反対意見のラビノド・パル判事、オランダのバート・レーリング判事、フランスのアンリ・ベルナール判事の反対意見は、公表を禁じられた。

 

●パル博士は、「連合国は極東裁判で、日本画侵略戦争を行ったことを歴史にとどめることによって、欧米列強による侵略を正当化し、日本に過去の罪悪の烙印を押すことが目的だった」と断じている。

 

●レーリングは、「人種差別が、太平洋戦争の主因の一つだった。連合国の国民は、日本人を人間以下とみなすように教育された。広島、長崎で数十万人を、一瞬のうちに焼殺したのも、人間ではないと感じたから、できたのだ」と述べている。

 

●1944年のアメリカ派、日本に対する激しい憎しみによって、沸き立っていた。この年のギャラプ社の世論調査では、「日本民族を是詰めるさせるべきか」という質問が用意され、13%が支持している。

 

 

■トルーマンもマッカーサーも、人種差別主義者だった

 

●ルーズベルトの死去を受けて、大統領になったハリー・トルーマンも、激しい人種差別主義者だった。日本が降伏した直後に、日本人は「悪辣で、残忍な野蛮人だ」と言っている。ユダヤ人も嫌った。

 

●マッカーサー元帥も、人種差別主義者だった。ユダヤ人も蔑視していた。

 

 

■トインビーが日本に与えた歴的評価

 

●1956年、歴史家アーノルド・トインビーは、イギリスの高級新聞「オブザーバー」に次のように寄稿している。「日本は第二次世界大戦において、自国ではなく、大東亜共栄圏の他の国々に思いがけない恵みをもたらした。それまでアジア・アフリカを200年の長きにわたって支配してきた西洋人は、無敵で、あたかも神のような存在だと信じられてきたが、日本人は実際にそうではなかったことを、人類の面前で証明してしまった。これは、まさに歴史的な偉業であった」

 

●「日本は白人のアジア侵略を止めるどころか、帝国主義、植民地主義、人種差別に終止符を打つことをなしとげた」

 

●1898年、アメリカは、フィリピン、グアムを奪い、ハワイをアメリカ領に組み込んだ。アメリカにハワイ、フィリピンを支配する何の権利があったのだろうか。

 

 

■軍人として無能だったマッカーサー

 

 

■マッカーサーの日本非武装中立論

 

●1945年8月16日、スターリンは、マッカーサーが連合国軍最高司令官となることを承認したが、同時にソ連が北海道の一部を占領することを、要求した。トルーマンはソ連軍が北海道に進駐することを、拒んだ。

 

 

■日本の「宗教改革を」を企んだマッカーサー

 

 

■アメリカの日本に対する戦後処理の愚

 

●1950年朝鮮戦争が始まると、マッカーサーは日本尾非武装中立国家とする信念をすてて、変節せざるをえなかった。日本共産党を事実上非合法化した。

 

●日本政府に対して、7万5000人の警察予備隊を創設するように命じた。これにより日本の非武装化を定めたポツダム宣言が反故となった。

 

●チャーチルは大著「第二次世界大戦」の冒頭で、イギリス、フランス、アメリカが行った第一次世界大戦尾処理が「愚行」だったと批判した。アメリカの日本に対する戦後処理も、まさに愚行だった。

 

 

■ルーズベルトを「狂人」と呼んだハーバート・フーバー元大統領・・1929年大統領就任1期。共和党。

 

●トルーマンに対して、アメリカが真珠湾攻撃の報復をしようとするあまり、日本を壊滅させることがあってはならないと戒めた。そして共産主義者がアジアへ進出するのを食い止めるために、日本と一日も早く講話すべきだと説いた。

 

●フーバーは日本がアジアの安定勢力であって、戦後も日本による朝鮮半島と台湾の領有を認めるとともに、日本経済の回復を助けるべきだと、主張した。

 

●フーバーは「日本は基本的に、西側に属する国家だ」と論じた。

 

●またフーバーは、中国大陸の共産化を防止するために、日本軍が秩序をもって段階的に、撤収すべきことを進言した。

 

●アメリカは日本占領中に米ソの冷戦が激化すると、日本の占領政策を根本から改めた。フーバーは炯眼だった。

 

●フーバーは戦後マッカーサーと会って、「日本との戦争のすべてが、戦争を仕掛けたいという狂人の欲望だった」と述べたところ、マッカーサーも同意した、と回想している。

 

●マッカーサーは「日本に対する経済制裁は、弾こそ撃っていなかったが、本質的に戦争であった」と述べた。

 

●もし、日本が朝鮮半島を領有しつづけたとしたら、朝鮮戦争は起こらなかった。日本軍が中国大陸にかなりの期間にわたって留まっていれば、中国が共産化することもなかった。

 

 

第4章 この教訓から何を学ぶか

 

■国際政治は、いかに非情であることか

 

●日本国民は国際政治が非情なものであることを、知らねばならない。

 

●日本は中国、ロシア、北朝鮮という三つの書く武装国と向き合っている。日本が将来、もし、アメリカの「核の傘」を失うことがあったとしたら、日本に対して各威嚇を行うか、核攻撃を加えてくる可能性があるだろう。

 

 

■まやかしの「平和主義国家」

 

●今も、日米安保条約も憲法も、日本がアメリカの被保護国であるという状況は変わっていない。

 

●戦後の日本の平和主義は、】日本画国家であることをやめ、外国の被保護国として安逸な環境に馴れるうちに、国民の間に定着したものである。

 

●日本はどの独立国であっても持っている「建国の精神」を忘れてしまった。

 

 

■無責任なコンセンサスに縛られた「日本国憲法」

 

●日本人が成熟した自己を持っていないことから起こる。

 

 

■小室直樹の吉田茂に対する辛辣な評価

 

吉田茂は、サンフランシスコ講和条約調印(1951年9月8日)後、日本国憲法を改憲しなかった。もし吉田首相が、講和条約締結前に、ダレス特使から日本が強い軍事力を備えることを求めたのを拒まずに、警察予備隊を国軍に改編することを決意していたら、アメリカから反撥を招くことなく、憲法を改正することができた。

 

 

■福沢諭吉の戒告

 

●小生と自立心は一つのものだ。日本人から個性が失われたのは、国家の安全と独立をアメリカに委ねて、国家としての自立すべきことを忘れてしまったからである。

 

●「一身の独立なくして、一国の独立なし」

 

●日本の国際社会に仲間入りすることの夢

独立を全うし、世界の一流国となること、人種平等の世界をつくること、

 

●日本によって、世界のありかたが一変した。それだけに西洋諸国による報復も、すさまじいものだった。戦争に勝った連合国は、日本の輝かしい歴史を抹殺することを、はかった。

 

 

■インドとインドネシアの独立に果たした日本の役割

 

●アメリカは民主主義国家ではなかった、国内で同じアメリカ人である黒人を法的に差別して。辱めていた。

 

●日本が先の大戦中にアジアの諸民族を解放したために、その高波がアフリカ大陸をも洗って、アフリカ諸民族もつぎつぎと独立していった。

 

●1960年代に、マーチン・ルーサー・キング牧師によって黒人差別撤廃が起こり、黒人が白人とたいような権利を獲得した。1967年に最後の3つの州で黒人との結婚が許された。

 

●日本が先の大戦で大きな犠牲を払って、幕末から夢みてきた人種平等の理想の世界を、招き寄せたのだった。

☆*******

 

 

 

■ 日米関係の検証 ヘンリー・Sストークス著

 

 

日米関係の検証・・「ペリー襲来から真珠湾への道」 ヘンリー・S・ストークス著 藤田裕行訳

2021/2月

 

日本人ではない人、イギリスのジャーナリスト、ヘンリー・S・ストークスから見た日米関係。

 

日本人にはない視点で、ペリー来航からマッカーサーまで、世界からみた日本とアメリカを語っています。

 

非常に面白かった。

 

日本をよく知るイギリス人からみると、日本は現在でも、「アメリカの保護領」であるらしい。

 

アジアで完全に独立していない国とのこと。

色々と考えさせる指摘です。

 

 

2021/2月
2021/2月

 

 

なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか 要約

第二部 ペリー襲来から真珠湾への道(日米関係の検証)

ヘンリー・S・ストークス著  訳:藤田裕行

 

 

第一章 100年にわたるアメリカの野望

 

■アメリカが隠蔽してきた史実

 

●従兄でイギリスの軍人、ネーサン・クラークの証言

1941年、日本が真珠湾攻撃する6か月前に、アメリカが日本に対して、戦争を仕掛ける準備を、ビルマラングーン基地で行っていた事実を目撃。

 

●私が学生時代の時は、地球儀の大部分がピンク色に塗られた大英帝国だった。アフリカのほぼ全土が、ピンク色だった。日本を除くアジアの大部分がそうだった。第二次大戦の結果、地球上のほとんどのピンク色が、1950年代初頭までに消滅してしまった。全く新しい世界が誕生した。

 

●人類がいまわしい植民地を捨て去って、人種平等の新しい世界を呼び寄せることができたのは、ひとえに、日本国民が血を流したためだった。そのそも、アメリカはどうして対日戦争を始めたのだろうか?

 

 

■ペリーという「海賊が」犯した罪状

 

●マシュー・ペリー提督はアメリカ海軍の制服に身を包んだ海賊集団だった。星条旗と黒い海賊旗を掲げた強力な炸裂弾砲を搭載した4隻の黒船は、1853年7月日本の浦賀水道に到着、新鋭砲を誇示して強引に居座った。

 

●ペリーは、アジア最後の処女地日本、この人口2000万人の優れた文化を持つ国を凌辱した。これによりぺリーは日本に、西洋に対しての長年にわたって燻り続けた敵愾心をいだかせた。それがのちに日本による真珠湾に始まった反撃を生ませた。

 

●ペリーが国際法に照らして、日本に対して海賊行為を働いたのにもかかわらず、アメリカは今日に至るまで、謝罪していない。

 

●もし、ペリーが来航した時に、日本を対等に扱い、アメリカがその後、日本に対して正しく振る舞ったとすれば、日本は現在のようなアメリカの保護領ではなく、アジアで完全に独立した大国になれたはずだった。

 

 

■何がペリーを大航海に駆り立てたのか

 

●星条旗を掲げ、当時の世界の最強の外輪船の艦隊を率いて、世界を一周して、極東に達することは、壮大なプロジェクトだった。ペリーは黒船を率いて、1853年、中国から~沖縄~小笠原諸島を回って日本に100日間かけて到達した。

 

●表の目的は1通の書簡(アメリカ合衆国大統領の親書)をとどけること。内容は捕鯨産船が難破して日本沿岸に打ち上げられたアメリカ船員のまともな扱いの要求だった。

 

●表向きは、正規の郵便配達人。一つ目の目的。

 

 

■「神の意思」によって正当化された侵略行為

 

●二つ目の目的は、東洋への侵略を裏書きする根本的なもの、神によって祝福された使命を果たそうとしたというものだ。

 

●アメリカ合衆国を築いた清教徒たちは、「神から与えられた明白な使命」によって、西へ西へと領土を拡大することを、神の御皆を実現することだと信じた。交易は神の意思だった。

 

●アメリカはこのような動機に駆られて、通商の世界に躍り出た。アメリカ合衆国は領土を休むことなく拡げ、太平洋に面したサンディエゴ、サンフランシスコ、シアトル、ポートランドなどの新しい港を、つぎつぎと獲得していった。侵略に次ぐ侵略。

 

●世界帝国を建設しつつ、アジアへの道を開いたのは、イギリスだった。

 

●アメリカはもともとイギリスから大西洋を渡った清教徒によって、自分勝手に「約束された土地」と呼んだ北アメリカ大陸を侵略して、築かれた国である。したがって領地を拡げるのに当って、天賦の権利を有していると信じた。

 

 

■日本に埋蔵されれいた「黒いダイアモンド」

 

●来航の目的、第三の説は、黒船は石炭を求めていた。

 

●1846年、アメリカは無辜の共和国だったメキシコに奇襲攻撃をかけた。この時使われたのがシェル炸裂弾だった。戦闘に不可欠なものそれは「黒いダイヤモンド」である石炭。

 

●国務長官ウエブスターいわく「石炭は人類一家のために、万物の創造主から日本列島に置かれて、賦与された、主からの賜物である」神の存在は常に、アメリカの行動の原動力として存在してきた。いまでも、アメリカ人の頭から創造主を、排除することは出来ない。

 

 

■ペリーの野望が結実した横須賀米軍基地

 

●ペリー艦隊はアメリカの基地を探していたのだ。黒船の艦隊は、今日、アメリカが所有するものを探して、渡ってきた。つまり横須賀である。今日、この横須賀海軍基地は、ほぼ、ペリーが黒船艦隊の錨を投げ入れた場所に位置し、アメリカ第七艦隊が母港としている。黒船はおよそ150年前に、その先鞭をつけたのだ。

 

●ペリーの日記にはこう記されている。「神がこの素晴らしい天地(日本)を、創造された。われらの試みが、これまで見離された人々(日本人)を(キリスト)文明へとお導きくださるように、祈ります。どうぞことが成就しますように」。

 

●ペリーも白人キリスト教徒だけが文明世界の家族で、それ以外は孤児のような野蛮人だという、世界感に立脚していた。

 

 

■世界一の文化都市だった江戸

 

●イギリスの使節オルコック(初代イギリス公使)の証言:「江戸の街は、美そのものだった」。

 

●生活、絵画、舞台芸術、文化財、治安、旅籠、協同組合、木版画、能楽、歌、書芸、教育、

 

●日本から戻ったペリーの講演:「日本はいつの日か、他国の追随を許さない産業国家ととして台頭しよう。彼らの手先は、あまりにも器用だ」。

 

 

■アメリカ人が持っていたひどい偏見

 

●一方、アメリカでは江戸時代が邪悪な時代だっという偏見も根強かった。サミュエル・モリソン提督。

 

●イエズス会の記録:「当時の日本は平等社会だった」

 

●フランシスコ・ザビエルの報告:「ここ日本では、女性や子供までもが読み書きができる」

 

 

■日本という獲物を虎視眈々と狙う列強

 

●ペリーのしたことは、日本の法律では犯罪行為だが、当時、全世界で西洋の植民地支配が行われていた。

 

●シンガポール、香港、上海、等、アジアは植民地支配の新たな獲物として燃え上がっていた。(大英帝国、フランス、ドイツ)

 

●アジアの原住民は、人として扱われなかった。ヨーロッパ各国にとって、早い者勝ちの状況で、ルールは弱肉強食だった。白人優位の世界感が確立していたから、アジア・アフリカを支配するのは、白人の特権だと信じられていた。

 

●西洋の植民主義者の間では、遅かれ早かれ、ヨーロッパの大国のどこかが、日本を奪うだろうと、緊張感が高まっていた。しかし日本は誇り高く、旺盛な独立の精神を抱いていた。

 

 

■「レイプ・オブ・江戸」

 

●ペリーとマッカーサー元帥の比較

 

●現代史家、岸田秀の論考:「日本はレイプされた。最初はペリー提督によって、後にマッカーサー元帥によって」と主張。

 

 

■わざわざペリー艦隊の艦旗を取り寄せたマッカーサー

 

●先の大戦は日本から西洋に、戦争を仕掛けたのではない。アジアは、シャム王国(タイ王国)とネパールと日本を除いて、すべてヨーロッパと、アメリカの植民地だった。中国は半植民地状態。シャムとネパールはヨーロッパの領土獲得合戦の緩衝地帯。唯一つ、独立国家として残っていたのが、日本だった。

 

●マクロにアジア史を見ると、ペリーと100年後に日本に降伏文書への署名を強いたマッカーサーの位置づけが、ハッキリとする。戦争の責任は第一義的に、アメリカにあった。

 

●降伏文書調印は、1945年9月2日、戦艦ミズーリ号の艦上、場所は1853年にペリーが目的としたアメリカ海軍基地、アメリカの横須賀海軍基地である。

 

●マッカーサーはペリーが浦賀に黒船艦隊を率いて来航した時に掲げた旗の現物をわざわざ取り寄せて掲げた。

 

 

第二章 ペリーが開けた「パンドラの箱」

 

■パリ講和条約における日本人の人種差別撤廃提案

 

●この500年の世界史は、白人の欧米キリスト教諸国が、有色人種の国を植民地支配した、壮大なドラマだった。

 

●その流れに影響されることなく、神の軌跡のように取り残されていたのが、日本という世界史に比類ない国家だった。

 

●平等社会、安全で平和な社会。この平等主義は日本人が古代から尊んでいた「和」の心から発するものだろう。「和」は日本独特なもの。

 

●日本人の平等の精神が、第一次世界大戦後に行われたパリ講和条約においても発揮された。それが日本が提案した人種差別撤廃案。アメリカ、オーストラリア、イギリスが反対、出席16カ国中11カ国が賛成し可決されたが、アメリカのウイルソン大統領が「全会一致でない」としてこの採決を無効とした日本は最終的に提案を行った事実と採血の議事録を残すことを求めて受け入れられた。

 

●南北アメリカも西洋史では「新大陸発見」となっているが、大陸はもともとそこにあった。北アメリカにはインデアンという先住民族が住んでいた。もともといた有色人種の非キリスト教民族を、まるで野獣狩りでもするかのように冷血に虐殺して、白人キリスト教国家を建設したのがアメリカである。

 

●南アメリカでも、アジアでも、白人キリスト教国家が有色民族諸国に対して侵略を働き、植民地支配による搾取と差別が行われた。

 

■300年以上、スペインの支配下にあったフィリピン

●フィリピンはスペインの植民地、1899年からアメリカの領土。

 

 

■白人不敗神話の終焉と日本

 

●東アジアに対する日本尾軍事進出は、いろいろの意味で、あじあに開放をもたらす力を、存分にふるまった。フィリピン、香港、ビルマ、インドシナ、インド。白人の不敗神話を崩壊させたことでは、日露戦争の日本の勝利だった。第二次世界大戦における日本軍の緒戦の勝利が白人不敗神話をつぶした。

 

 

■インドネシア独立に果たした日本の功績

 

●アジアの国々に、軍事教練をし、精神力を鍛え、高い地位を与え、民族終結の組織をつくり、近代組織の経営方法を教えたことは、侵略したのが日本でなかったことを証明している。

 

●日本が第二次大戦でアジアの国々を侵略したとされているが、日本がアジアの国々を侵略していた西洋諸国から、アジアの国々を独立させるために、あらゆる努力を惜しまなかったと見るのが正しい認識である。

 

 

■インドネシアの独立記念日の日付けは、なぜ05817なのか

 

●皇紀の採用だった。

 

 

■インドネシア独立戦争で戦死した1000人の日本兵

 

●当時の日本人にとって、アジア開放は大義だった。今の日本人にそのような気概はない。

 

●日本がアジア諸国から尊敬されなくなったのは、アメリカに追従して、経済利益だけを追求して、先の大戦に敗れるまで抱いていた気高い精神を、失ったからに違いない。歴史を失った国には、品格がない。

 

 

■イギリスのインド支配とチャンドラ・ボース

 

●インドはイギリスが1600年に東インド会社を設立して、インドの植民地化に着手。」

イギリスの植民地支配に対し無抵抗を貫いたのがマハトマ・ガンジー

チャンドラ・ボースは武闘派。1943年ボース首班の自由インド仮政府樹立。

 

 

■インパール作戦は、けっして犬死ではない

 

●1947年インド独立

 

●インド側ダサイ弁護団長の証言:「日本軍がインド国民軍を編成して、武器をとって新軍させてくれた。この新軍が、インド全土で国民運動となって、イギリスに独立を認めさせる契機となった。インド独立をもたらしたのは、日本軍であった」

 

●歴史を鳥瞰すれば、日本軍が大きな犠牲を払ったインパール作戦には、輝かしい意義があった。戦死した日本とINA(インド国民軍)将兵の亡霊が、デリーまで進軍した。日本は満身創痍となって降伏したが、有色人種の開放という軌跡を行った。

 

 

■公開された日本本土進攻作戦計画

 

 

■アメリカ政府は弄した奸計・・機密解除された文書から

 

●日本に和平を強いるために、天皇制を温存することを餌にして「条件付き降伏」を申し出る。

●1945年7月26日、日本に条件付き降伏を求めるポツダム宣言を発した。アメリカ、イギリス、蒋介石政権は事後参加、ソ連を誘った。

●ポツダム宣言は、日本軍に対してのみ無条件降伏を要求、日本政府に対しては条件付き。

●ところがアメリカは、日本を占領し、日本軍の武装解除を行うと、日本が無条件降伏したことにすり替えた。天皇を人質に取った。アメリカの占領は、戦争の3年より長く、6年以上にわたった。日本を物理的に打ち破り、そのうえで日本人の精神を打ち砕くための時間だった。

 

 

■「パンドラの箱」とは何か

 

●人類がこの地上に植民地が存在せず、人種平等の理想の世界を迎えることができたのは、日本が大東亜戦争に立ち上がった成果だった。ペリーは日本が立ちあがることになった発端をつくったのだ。

 

●もしペリーが黒船戦艦を引き連れて浦賀沖にまで侵入し、日本人の誇りを深く傷つけることがなかったとしたら、世界史は変わっていただろう。

 

●日本が、貪欲な西洋による帝国主義の脅威を恐れて、あのような形で富国強兵政策を取り、軍国主義を国是として、世界の強国の一つとなることはなかっただろう。

 

●日本はペリーの黒船が江戸湾に不吉な姿を現してから、88年後の1941年12月8日まで追い詰められ、1945年、国土が全て灰燼に帰した。

 

●しかし、その結果として、有色人種がはじめて大いなる希望の燭光によって照らされ、人種平等の理想が実現した。アジア・アフリカに、数多くの独立国が生まれた。

 

●日本は二十一世紀の人種平等の神話をつくることによって、日本太古の国造りの神話を、二十一世紀になって再演してみせた。新しい世界を生むことになった神話を、人類のためにつくりだした。

日本こそ、人類の希望だった。ペリーは「パンドラの箱」を、開けたのだった。

 

●ペリーが種を蒔き、そしてマッカーサーが収穫した。

 

●ペリーが日本に来航し、日本を立ち上がらせることで、アジア全土で、アジアの人々に独立を果たせる結果を招いた。欧米白人による植民地支配が終焉を遂げた。被支配民の希望が実現された。白人にとっては、まさに、ペリーはパンドラの箱を開けたのだった。

☆*******

 

 

 

■ 地球温暖化の不都合な真実 マーク・モラノ著

 

 

「地球温暖化」の不都合な真実 マーク・モラノ著

2021/1月

 

地球温暖化に関するこの本の著者は、ジャーナリストで、前連邦議会上院環境・公共事業委員会広報部長、現在Climate Depotを運営し各国の科学者等と協働で温暖化関連情報を発信している、マーク・モラノ氏。

 

読むのが結構大変でしたが非常に面白い本でした。この類の本は重たいですね。

 

自然変動か?人為的変動か?がポイントですが、環境ビジネスが絡むともっと複雑な問題になっています。

 

一方、化石資源は緑のエネルギー、炭素の恵み論もあり、何が正しいのか?賛否両論ですが、世論に流されないで、冷静に自分の頭で考えることが、非常に大事だという気がします。

 

ちなみに今日、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・杉山大志氏が『CO2ゼロは亡国の危機だ』の論説を出していました。

 

 

2021/01月
2021/01月

☆*******

 

 

 

■ 日本はイギリスより50年進んでいる 信夫梨花著

 

 

「日本はイギリスより50年進んでいる」 信夫梨花著

2020/12月

 

イギリスから来ると日本が天国に見える!。イギリスに住んで確信。日本はもっと世界的に高く評価されるべきだと、イギリスの友人が言う。

 

偉大な大英帝国イギリス、一流の国イギリスより、今や日本は50年進んでいるという話。

 

イギリスには行ったことがないのでよく分かりませんが、日本を訪れたイギリス人は「日本は世界でも恵まれた国」との印象らしい。でもこれから少しでも方向が間違ったら日本もあっという間に没落国になってしまいそうですね。

 

今が一番かじ取りが難しい。孫の代まで恵まれた国であって欲しいと思います。

 

 

2020/12月
2020/12月

 

 

日本はイギリスより50年進んでいる  信夫梨花著 要約 2014年5月第一刷発行

 

●イギリスから来ると日本が天国に見える

 

●日本を訪れた、日本を知らなかったイギリスの友達は「日本とイギリスを比べたら、日本の方が色んな面で優れている。日本はもっと世界的に高く評価されるべきだ」という。

 

●世界に目を向ければ、日本のように恵まれた国は皆無に均しい。日本人は幸運である。今は。

 

 

■はじめに

 

●「失われた20年」・・いいえ、目覚ましい進歩を遂げたのは日本です。

●イギリスは戦勝国であったにもかかわらず、戦後、没落した。社会保障や企業の国有化が仇になり、国民は怠惰になり、政府は労働組合に振り回され、遂にイギリスの生産性はヨーロッパでジリ貧になった・・木村治美著「黄昏のロンドンから」1979年出版。

 

 

■第一章、日本はイギリスより5年進んでいる

 

1、慢性的に渋滞するロンドン、渋滞しない奇跡の大都市・東京

 その国は空港に降り立った瞬間に分かる

●ロンドンに到着して目にする光景は、インド、アラブ系の人の多さである

●知り合いのイギリス女性が成田空港に着いた直後「ああ、この国は全てがちゃんと機能している。この国は大丈夫だ」と安堵したという。

●渋滞がない。立体駐車場。

 

 

2、いつ来るかわからないロンドンの地下鉄。1分でも送れると謝罪する東京の車掌。イギリスの鉄道やロンドンの地下鉄の世界最古で老朽化している。

●みじめなロンドンの交通システム。高い運賃。

 

 

3、変わらないイギリスのコンビニ。どんどん進化する日本のコンビニ。

●日本はトイレが開放されている。各駅の無料トイレも日本特有。

●イギリス全体の少数民族の割合は8%で470万人。その半数がインド、パキスタン、バングラディッシュの南アジア人が占める。

 

 

4、人材不足を移民で補うイギリス、将来に備えてロボットを開発する日本。

●移民を受け入れたイギリスが抱える問題・・移民に使われる国民健康保険。働かないイギリス労働者。

 

 

5、一番乗りが自慢のイギリス、いつも一番でいたい日本。

●競争を拒むイギリスの労働者階級・・第二次大戦後社会主義を路線を歩む。頑張らない、競争しない、面倒なことは明日やればいい。

●日本の労働者階級の性格は限りなく中流階級に近い。

 

 

第2章、「おとぎの国」イギリス、「未来の国」ニッポン

 

1、歴史が財産のイギリス、伝統と進歩が共存する日本。

●日本人はイギリスのヘリテージの熱心な信奉者である。イギリスの歴史に憧れと価値を見いだす。

●「日本の文化は過去とのつながりを理解しながら、未来を見つめている」多くの日本人はそれを殆ど無意識のうちにやっている。未来研究ディレクターのイギリス人ジョー・ステイトン。

 

 

2、女王様中心のロンドン、未来都市・東京

●法的にはイギリスの主権は今も議会の中の国王。イギリス国民は今も法的には臣民のまま。階級は今も脈々と続いている。貴族階級の頂点に立つのが英国王室。歴的景観を舞台装置として守り、インフラ整備は後回し。

●テクノロジーを目の敵にする労働者階級。労働階級もその歩みを遅らせている。

●階級、テクノロジー、人種や文化がぶつかり合うロンドン。

 

 

3、アンチークだらけのイギリスの生活、最新技術と直結した日本の生活

日本の最新住宅はイギリスにとってほとんどSF映画

キッチン、コンロ、グリル、冷蔵庫、炊飯器、床暖房、ソーラーパネル、浴室機能、家庭用燃料電池、

●日本市場のプロダクトの多さ

 

 

4、スタンダードの無いイギリス、スタンダード向上に邁進する日本

●イギリスは、もはやイギリス人のものではない。

ジャガーやランドローバーもとっくの昔にイギリスの企業でなくなった。

ラグジュアリーマーケット、ハロッズ、サボイホテル、ホテルドーチェスター、タイムズ、セルフリッチズ、ヒースロー空港、も他国に渡った。原発事業は外国に丸投げ。

●イギリス経済は今や外国資本によって成り立っている。

●製造業を見下しがちなイギリス人のエリート文化と、なんでも国や社会のせいにしがちな労働階級の文化。短期主義。

●日本が知らない、二大政党の問題点・・長期的ビジョンや戦略的思考が薄い。産業革命時代のインフラの近代化が置き去りにされ、途上国と同じスパイラルに陥っている。

英国病の原因が二大政党にある・・森嶋道夫

●イギリスは多種多様な国や文化の人たちによって構成されている。

●スコットランドの独立問題

●ロンドンの求心力はごった煮。ロンドンの求心力と葉、そこにスタンダードや統一性がないこと。

 

 

第3章、日本のスタンダードはイギリスではファーストクラス

 

1、赤信号でもわたるイギリス人、赤信号なら車が来なくても渡らない日本人

●1982年のフォークランド戦争以後、イギリスの戦争は、未開の土地に文明をもたらすことを大義とした新帝国主義の次なるステージのスローガン。イギリスは戦争に疲れてしまった。

●イギリスはヨーロッパの薬物依存の首都

●日本は、人が信じられる社会。

 

 

2、礼儀正しい日本の店員、客を平然と無視するイギリスの店員

●日本のサービス精神は世界一・・日本では良質のサービスが社会全体の規範。

●イギリス人も知らない上流文化が日本にはある

●今やロンドンの生活費は世界一

 

 

3、「働くだけ損」というイギリス人、「それでは肩身が狭い」と思う日本人

●日本の自動改札機は、基本的に開きっぱなしの状態。

●生活保護に群がるイギリスのニート。

●社会主義から新自由主義にの時代になっても、社会保障制度温存、人口が日本の半分のイギリスで、日本の10倍近い金額を福祉に費やし、しかも窃盗犯罪件数も日本尾10倍・・この理論は正しいか?

 

 

4、ゴミを道路に捨てるイギリス人、家の前を掃除する日本人。

●日本についてすぐ築くのが街の清潔感

●酒を飲むと攻撃的になるイギリスの若者・・ビンジ・ドリンキング・カルチャー・・街には暴力と攻撃性が溢れている。

●日本の太目はイギリスの標準

●美意識とともに生きる日本人・・明確な四季が影響している・・情緒がある・・感性を鋭くする

●イギリスは季節感は希薄。

☆*******

 

 

 

■ 老いの才覚 曽野綾子著

 

 

「老いの才覚」 曽野綾子著

2020/11月

 

以前に読んだ本ですが、要約まとめをやっておらず、今回再度読みかえしてまとめました。

 

曽野綾子さんは好きな作家です。この人の生き方がいいですね。

 

老年の時に心することが多々発見できた本でした。

 

 

2020/11月
2020/11月

 

 

老いの才覚 曾野綾子 要約

 

 

第1章・・なぜ老人は才覚を失ってしまったのか

 

●昔の老人はオイル「才覚」があった。

才覚とは、最近よく言われるCIMのようなもの

要するに才覚とは、自分をどうすべきか、と判断する「才覚」。要するに、今まで得たデータを駆使して、最良の結果を出そうとするシステムのことです。

 

●基本的な苦悩がなくなった時代が、老いる力を弱くした。

私の接してきた途上国は全く違います。世界の多くの土地で「食えない」人がいる。

世界には乞食がいくらでもいる。

日本は貧しさを知らないから豊かさがわからないのです。

世界を見れば、日本ほど恵まれた国はそうはありません。

日本ほど格差のない国はない。国民健康保険や国民年金、生活保護法がある国など、めったにありません。

 

●戦後の教育思想が貧弱な精神を作った。

戦後日教組が、何かにつけて。「人権」「権利」「平等」を主張するようになりました。その教育を受けた人たちが老人世代になってきて、ツケが回ってきたのだと思います。

「損をすることには黙っていない」ろいうのも、日教組的教育の欠陥。

本能をコントロールすることが「遠慮」なのです。

 

●老人の使う言葉が極度に貧困になった

原因の一つは、読書をしなくなったからです。

読書には、経験できないことを学び、非常な自由が与えられます。

●外国人の会話は実にしゃれている。

私は、自分の財産というのは、深く関わった体験の量だと思っています。

 

 

第2章・・老いの基本は「自立」と「自律」

 

●他人に依存しないで自分の才覚で生きる

原則は」あくまで自立すること

●その時々、その人なりのできることをやればいい

●自分の能力が衰えてきたら生活を縮めることを考える。

●人に何かをやってもらうときは、対価を払う。

●いくつになっても「精神のおしゃれ」が大切

●自立を可能にするのは、自律の精神

●健康を保つ2つの鍵は、食べ過ぎない、夜遊びしない

 

 

第3章・・人間は死ぬまで働かなくてはいけない

 

●ひと昔前まで、人は死ぬまで働くのが当たり前だった。●老人になったら、若い人の出る幕を作ってあげるべき

●老人が健康に暮らす秘訣は、目的・目標を持つこと

●「何をしてもらうか」ではなく「何ができるか」を考える

●料理、掃除、洗濯、日常生活の営みを人任せにしない。働くということは外へ出ることだけではない。

 

 

第4章・・晩年になったら夫婦や親子との付き合い方も変える

 

●「折衷」を許し合える夫婦になる

半分好きなことをして、半分はお互いに妥協して暮らすんです。

●親しき中にも礼儀あり・・夫婦や親子の間でも必要

老いれば、何でも許されると思う人がいますが、それも一種の甘えだと思います。

●親子においても「リターン・バンケット」の思想が必要

●身近な人に感謝する

●子供の世話になることを期待しない

 

 

第5章・・一文無しになってもお金に困らない生き方

 

●分相応、身の丈にあった生活をする

そもそも人間は、一人当たり畳一枚分の面積があれば暮らせます。

●必要なお金がないなら、旅行も観劇もきっぱり諦める

私はいつでも、優先順位をかなりはっきり決めて、行動することを習慣にしています。

●義理を欠く・・冠婚葬祭から引退する・・支出を減らす

●冠婚葬祭は「うち流」を通せばいい・・ジミ葬・・お通夜もせず、総勢20人でお葬式。

故人が心から愛していた人たちに囲まれて、このうえなく温かいお葬式ができた・・「うち流」。

●備えあっても憂いあり・・一文無しになったら野垂れ死にを覚悟する。

 

 

第6章・・孤独と付き合い、人生をおもしろがるコツ

 

●老年の仕事は孤独に耐えること、その中で自分を発見すること

●一人で遊ぶ習慣をつける

●生涯の豊かさは、どれだけこの世で「会ったか」によって図られる

●どんなことにも意味を見いだし、人生をおもしろがる

●冒険は老年の特権である

●いくつになっても、死の前日でも生き直しができる

 

 

第7章・・老い、病気、死と慣れ親しむ

 

●他者への気配りと、忍耐力を養う・・老齢になって身につける二つの力

老齢になって身につける「老人性」に、二つの柱があります。

一つは利己的になること、もう一つは忍耐がなくなることです。

●七十五歳くらいから肉体の衰えを感じ始める

●健康を保つことを任務にする

●病人になっても明るく振る舞うこと、喜びを見つけること

●死に慣れ親しむ・・「老・病・死」

●一人になった時の予行演習をする・・火災訓練と同じようなもの

●跡形もなく消えるのが美しい・・物を減らす・葬式も必要ない・財産何も残さない

 

 

第8章・・神様の視点を持てば、人生と世界が理解できる

 

●あの世があるか、ないか、わからないが、分からないものはあるほうに賭ける

●神様がいると思ったことが、二度ある。

●嫌いな人でも嫌いなままで、「理性の愛」

●引き算の不幸ではなく、足し算の幸福を

人間の一生に与えられるもの・・別紙

 

●信仰を持つと価値判断が一方的にならない

●神の視点があってこそ、初めて人間世界の全体像を理解できる

壮年と老年は精神の完成期であり、とりわけ老年期の比重は大変重い。

●神われらと共に・・ブラジル詩人アデナール・デ・パロスの詩・・

 

 

人間の一生に与えられるもの   曾野綾子 
人間の一生に与えられるもの 曾野綾子 

 

 

人間の一生に与えられるもの   曾野綾子

 

一生の間に

ともかく雨露を凌ぐ家に住んで

毎日食べるものがあったという

生活をできたのなら

その人の人生は基本的に

「成功」である

 

 

もしその家に

風呂やトイレがあり

健康を害するほどの暑さや寒さからも守られ

毎日乾いた布団に寝られて

ボロでもない衣服を身につけて暮らすことができ

毎日おいしい食事をとり

戦乱に巻き込まれず

病気の時には医療が受けられるような

生活ができたら

その人の人生は地球レベルでも

「かなり幸運」である

 

 

自分の好きな勉強をし

社会の一部に組み込まれて働き

愛も知り

人生の一部を選ぶことができ

自由に旅行し

好きな読書をし

趣味に生きる面も許され

家族や友だちから信頼や尊敬、好意を受けたなら

もうそれだけで

その人の人生は文句なしに

「大成功」と言える

 

☆*******

 

 

 

■ みっともないと、日本人 榎本博明著

 

 

「みっともないと、日本人」 榎本博明著

2020/10月

 

 

日本文化論の本です。

 

「間柄の文化」という日本の文化的伝統を大事にし、グローバル化時代の地球上に存在する様々な文化の多様性を維持していくことが大事である。

 

それには日本語力をきちんと身につけること。色々と勉強になる本でした。

 

 

2020/10月
2020/10月

☆*******

 

 

 

■ 京都の壁 養老孟司著

 

 

「京都の壁」養老孟司著

2020/9月

 

 

題名につられて、「京都の壁」を、読みました。

 

第一章の「城郭のない街」・・日本の都市のあり方は、少し勉強になりましたが、その他の第二章から第十章は、内容がまったくつまらなく「えっ」とい感じの本でした。

 

「心の壁」を持つ日本の都市のあり方は、日本家屋の建築デザインに色濃く残っているということだと思います。

 

それに関しては勉強になりました。ま~こういうこともありますね。

 

 

2020/9月
2020/9月

 

 

京都の壁  養老孟司 要約 2020/09/04

 

閉鎖的でありながら開放的、世の中の移り変わりを忘れない。

したたかな京都の本質は、日本人の特質そのものである。

 

まえおき

言葉はやわらかいけど、本音を言わず、直接的な表現をしながら、本当は何を考えているのかわからない・・・これがまた「京都人はいけず」といわれる原因のひとつなのでしょう。

 

第二章から十章までは極めてくだらない内容だった。

 

 

第一章 城郭のない街・・日本の都市のあり方

 

■大陸では城壁で囲むのが常識

 

●都市として京都を考えたときに、一番不思議なのは町全体を城壁で囲むような「城郭がない」ということです。

●京都の街を見て、日本の天皇制は城郭を造らなかったのだと気づきました。

●城郭がないということは、逆に都市として独立していないということになりますが、こういう文化はあまり例がありません。

 

 

■城郭は「結界」

●京都は普通の都市ではない。城郭というのは本来「結界」です。

●京都だけでなく、日本人は物理的な城郭を造ってこなかった。

 

 

■「借景」ができた日本

●日本人は古くから自然に親しんできました。・・住んでいるところから切れ目なく自然につながっていく風景を大事にした。

 

 

■城郭に代わる結界

●日本では城郭を造らなかったので、代わりにできた結界、それが「心の壁」です。土地の心の壁はある。

 

 

■障子や襖はネコでも開ける

●京都御所は塀だけで長いあいだ安泰を保ってきた。・・誰でも乗り越えられるが、誰も越えようとしない。

●障子や襖は、外国人はドアではないという。・・それは心理的な障害です。

●「開けてはいけない」「入ってはいけない」という心理的な障壁が、京都に城郭がない理由です。

●日本人は、空間認識の仕方が違っていて、それが家の造りにも反映している。

 

 

■日本人の「うち」と「そと」の意識

●内と外の区別。これが日本人の共同体の特徴です。

●土地に生きている地元の人たちは、古い記憶を持ち続けている。その典型が京都です。・・日本人特有の性質を今も色濃く残しているのが京都です。

☆*******

 

 

 

■ おとな二人の午後 塩野七生x五木寛之共著

 

 

「おとな二人の午後」異邦人対談  塩野七生✕五木寛之 共著 

2020/8月

 

近現代史のように重くないので、気楽に読めました。

 

家庭画報に掲載された今から20年前の対談ですが、時間を感じさせないいい本でした。

 

しかし

 

この二人の、マロっとした上品さは、何なんだろうね? やはり教養ですかね!

 

 

2020/8月
2020/8月

 

 

おとな二人の午後 塩野七生✕五木寛之 異邦人対談 要約 2020/07/27

 

今から20年前のものですが、実に新鮮な対談でした。

近現代史のような重苦しさはなく、爽やかな感覚で読めました。しかし

この二人の、マロっとした上品さは、何なんだろうね? やはり教養ですかね。

 

 

■年をとったら、気を張らなくちゃいけないんですよ・・塩野

 

■この年になってみれば、体に栄養をつけることよりも、心が華やぐっていう瞬間のほうが大事だから・・五木

 

■自分で楽しんでるんだからいいじゃないですか、人生は遊びだもの・・五木

 

■日本人は学校に多くを求めすぎですよ。学校は読み書きそろばんだけ教えればいいと割り切るぐらいのものですね。しつけはやはり過程でやるものです。・・塩野

 

■日本の外交がだめなのは、もうしょうがない。日本では教育だって、この説得のおもしろみを教えないし。・・塩野

 

■でもね、私が非常にうらやましく思う日本の女性っていうのは、専業主婦なのよ。ときに、ああ無防備なんだなあと感じるんです。・・塩野

 

■京都に終末ケアの名医がいらっしゃる。この名医は三つのことしかしないという。ひとつは相手の話を聞く。もう一つは触る。三つめはほめる。・・五木

 

■私が考えている古代ローマ史って、学問ではないんですね。それはずーと感じてますね。・・塩野

 

■ぼくも歴史というものはほんとうはないと思う。歴史はフィクションなんだと考えたほうがいいというふうに考えているんです・・五木

 

■ダンテいわく、「自分の頭で考えて、そのうえでまとめて表現しなければサイエンスにならない」つまり、サイエンスも表現にまでいかなければならないわけですよ。・・塩野

 

■私、思うんですけどね、つまりいろんなものを楽しむのよ。多くのことは、やはり心であじわうんですよ。そのために歴史や物語が助けてくれるんです。・・塩野

 

■建物の価値というのも、感動する受け手の人間の感性によりますよね・・塩野

 

■展示会を見るコツっていうのも、ぼくはひそかにひとつもってるんだけど、それはもしも盗むとしたら、ここにある絵のなかでどれを盗むかということを本気で考えながら絵を見ると、とっても真剣になれる、ということ。・・五木

 

■多神教と一神教のちがいはなにかといったら、相手の信ずる宗教を認めるか、認めないか、そのちがいなんです。日本人はいにしえから多神教だったんです。私たちが先進国のなかで唯一キリスト教国でないのは、けっして欠点ではありません。・・塩野

 

■私は「ローマ人の物語」を書きながら、われわれ日本人がどれだけいいものをもっているか、をつくづく感じてるのよ。・・塩野

 

■ヨーロッパのシンポジウムでも私、言ってるんです。仏教だけのところでは宗教戦争は一切起こってないと。それは私たちの宗教観の特質だから、堂々としていればいいんですよ。・・塩野

 

■三年たったら古く感じられるくらい時代と密着しなければ、三十年後にいきいきと感じられないっていうこと。それにしても、時代っていうのは大事だよね。・・五木

 

■そもそも人間は一生、自分のことをほんとにわかってくれる人なんていない。ほんのちょっとぐらいわかってくれる人が世の中にひとりいたら幸せって、そのくらいに考えたほうがいいみたいですね。・・五木

 

■いま、日本人は、明治とか戦後とはちがうほんとうの意味での、創氏改名みたいなことを要求されてるんだろうと思います。振り返れば明治以来の和魂洋才がだめだったことがはっきりわかったのが、結局敗戦なんです。・・五木

☆*******

 

 

 

■ 夫婦のルール 曽野綾子✕三浦朱門 共著

 

 

「夫婦のルール」 曽野綾子✕三浦朱門共著

2020/7月

 

 

2014年の単行本を加筆して2016年夏に刊行された本です。

 

90歳と85歳の作家夫婦が明かす人間関係と人生の極意、夫婦の老後をどう生きるか?がテーマ

 

この本が刊行されて4カ月後に三浦朱門は亡くなっています。

 

老作家の二人ならではの、印象に残る言葉が多々ありました。

 

いい本でした。

 

 

2020/7月
2020/7月

 

 

夫婦のルール  曽野綾子著✕三浦朱門著 要約 2020/05/30

2014年の単行本を加筆して2016年に刊行

 

はじめに

 

●結婚生活とは、わが人生を作る場所

●子供は結婚したら他人と思った方がよい

 

 

第一章・夫婦の人生はいつも想定外

 

●自分の都合の悪いことは隠さない

●結婚に理想は禁物

●結局好みだけで生きてきた。好きなことや、やりたいことしかしていない。

●二人で共通のものをどのくらい広げていけるかが大事

 

 

第2章・夫婦ケンカで夫が勝ってはいけない

 

●今日の失敗を笑い合う・・結婚とはもう一つの人生を同時に味わうこと

国家を信用しないということは極めて重要。備え、生きる

●女房がいない自由を楽しむ

ある年齢になったら、男は女房がいなくても、衣食住ができるようにしないといけない

●なせばならないのが人生・・まあ、どうでもいいやが大事

いつも最悪の事態を想定する・・なせばならないのが私たちの人生・・忘れること大事

 

 

第3章・夫婦も親子も「裏表」があっていい

 

●気遣いしないのが円満同居のコツ

●親の世話は、つかず離れず、心をこめず

●親にしてやるべきこと・・平和に天寿を全う、厳しい状況でない形で死なせてあげること

●子育てのためには、親と同居すること

 

 

第4章・子供に取りつく親になってはいけない

 

●他人と違うことをやれ

子供はちゃんと自立させないといけない・・自立こそ重要

人間は平等でない

●自分は何が好きか、自分が何に向いているかを、考えた方がいい

●「いい親を」になるより、自分の人生を生きよ

 

 

第5章・何事も「たかが」と思えばうまいく・仕事も人間関係も

 

●不純な動機も、時には必要

●アフリカで学んだ「人間とは何か」

●人間は、異性と暮らして他の性を知る・・子供を産んで初めて親というものを知る。

●小説とは小さな説。つまり「くだらない個人的な意見」・・小説家はくだらないことを言うのが仕事

 

 

第6章・根も葉もあるジョークで「人生をいなす」

 

●努力なんかはするな、義理は欠け

●表現力で、ちょっとかわす。・・才能より健康が大事・・精神が弱い人は

人生のほとんどは運だ

夫婦にとって最大の危機は、相手に先立たれること

●毎日想定外なことがあるから、生きることは面白い・・人生は面白い

 

 

第7章・介護は片手間に、葬儀は極秘に

 

●介護は片手間に、できるだけ手抜きして

●親の死は世間に知らせない

●介護はお金を払って、プロに任せよ

●墓に家名は入れない

 

 

第8章・五十代から「一人で生きる」準備を始める

 

「第一の人生」を引きずらない

●老人になることのメリットは、今の自分の状態に合わせて生きること

●「第二の人生」の前に大事なのは、備えること。非常事態にならないため。

五十代から「一人で遊べる」世界を作る

●自分の「個の世界」は50代から築いていくこと

●配偶者が自分のことを何もかもやってくれるわけではない

●老人も「少し無理して」生きるべき

●ケガも病気も、人生の味わい

●60代からの料理は「頭の運動」

●畑仕事で「失敗する楽しさ」を知る

●すべての死は孤独死

●配偶者の老いを通して、自分の老いを知る・・ガクンと老いるのは75歳を過ぎてから

 

 

第9章・「人と比べる」ところに、不幸が生まれる

●信仰の形は夫婦でも違う

●人生の成功や失敗を考えない自由

 

 

第10章・「死に方」を考える前にしておくべきこと

●どんな人生も、仮の旅路・・死ぬときは死ぬのがいい

何かを「やめる」ための指標を決めておく

●着物二枚、草履一足だった母の最期

ものをどんどん減らす・・遺品は残さない

●終わりが素敵なら、それまでが少々みっともなくていい・・老いを認めて楽しむ

●死ぬということはいいこと・・死は新しい生につながっていく

●死んだ後のことは「あとは野となれ、山となれ」

 

 

おわりに

●夫婦は家庭の中でそれぞれの道の歩き方を見出せばいい

●人間として死ぬ日まで成熟してきたと言える実績があったほうがいい

☆*******

 

 

 

■ 復刻版 初等科國史 文部省著

 

 

「初等科國史」 文部省(戦後GHQに廃止されました)

2020/6月

 

 

昭和18年3月に発行された戦前の小学校6年生の教科書です。

 

ほとんど使われずに戦後を迎え廃止された教科書ですが、内容は神話から始まる俯瞰的な、きわめて普通の歴史書でした。

 

私の小学校6年の時の教科書より数段いいです。

 

今の小学校6年の教科書「新しい社会6」も、日本国史に変えて、良いも悪いも俯瞰的に国史をきちんと教えたほうが良いと感じました。

 

ついでに、推古12年(604年)に聖徳太子が作ったとされる「十七条憲法」も読み直しました。

 

当時の貴族や官僚などの政治に関わる人々に道徳や心がけを説いたものですが、今の政治家、官僚には是非見習ってもらいたい内容でした。

 

16代天皇の仁徳天皇陵はまだ解明されていませんが、33代推古天皇時代の聖徳太子の資料は法隆寺等に残っていますので、少なくても日本は建国1416年以上の歴史をもつ国であることになります。

 

面白いので、古事記(712年)、日本書紀(720年)の、日本で一番古い記紀公文書も読んでみたいですね。

 

 

2020/6月
2020/6月

☆*******

 

 

 

■ 日本人はなぜ国際人になれないのか 榊原英資著

 

 

「日本人はなぜ国際人になれないのか」 榊原英資著

2020/5月

 

 

異文化を移入するため翻訳文化大国日本がつくられた。

 

「6世紀~7世紀に巨大な中国文化受け入れる時」

「明治になって巨大な欧米文化を受け入れる時」

 

本の題名と内容がかなり違っていました

 

この本はもう「日本文化論」です

勉強になりました。

 

 

2020/5月
2020/5月

 

 

日本人はなぜ国際人になれないのか 榊原英資著 要約

202/04/14

 

■はしがき

 

●多くの国の中で日本だけが数少ない例外

●6世紀から7世紀、巨大な中国文明を受け入れる時、日本は漢字を移入したが、中国語は受け入れなかった。漢字を大和言葉読みし、かつ万葉仮名等を経て片仮名・平仮名を作り和漢混合の言葉を作っていった。

●明治になって巨大な欧米文明と対峙した時も、大和言葉、漢字に次ぐ第三の層の言葉、つまり翻訳語を作ってこれを日本化していった。

●日本が他国と異なるのは、外国語を外国語のまま使わず、そのほとんどを日本語にしたことです。

●これだけの翻訳文化を作った国は世界で日本だけ。

●建国以来、一度も異民族に征服されることもなく、ユニークな文化を作ってきた日本は、異文化でさえこれを「日本化」して自家薬籠中のものにしてきた。

●問題点は、本来の意味で、異質なものとして外国文化を理解することが出来なくなってしまった。和漢折衷、和洋折衷の世界が生まれた。日本は折衷文化?

 

 

第一章・・十年勉強しても英語ができない

 

■英文和訳・和文英訳

●日本の英語教育は、いかに英文を日本文に置き換えるかになっている。英文和訳と和文英訳が英語教育の基本になっている。

●外国語は外国語で学ぶことがない。・・言葉はそれぞれの国の文化や伝統を背景に持っている。ということは、相手の国の文化や伝統を理解するこなく、外国語を正確に理解することは出来ない。

●英語を聞く、英文を読む、文章を暗記する、事が重要。

 

 

■英語・翻訳語・日本語

●日本語と外国語の間に強い対応関係があると考えている。現在使っている日本語のうちかなりの部分は翻訳語である。

●明治以降、西洋の人文科学、社会科学、を導入する時に、今まで日本になかった概念を英語やフランス語・ドイツ語等に対応させて、新しい翻訳語を作っていった。抽象語=翻訳語の規範化になってしまった。

中国文明や近代ヨーロッパ文明が、日本で規範として機能した。

●その結果、言葉の三重構造が出来てしまった。日本語・翻訳語・外国語の三重の仕組み。

 

 

■語学と翻訳学

●デニス・キーンは「日本文学の衰退は、近代に始まった」と言っている。

翻訳語によって日本の古典と切れてしまった。

●大学の文学部は、翻訳学が中心になった。

●問題の確信は、英語教育が翻訳学に置き換えられてしまったこと

●語学と翻訳学は全く別物である。

 

 

■中国語も学ばなかった

●AD630年の第一次遣唐使から十五年後のAD645年が大化の改新で、中国文明を移入した。

●大和言葉と漢語が対応関係を作りだした。混合のなかで新たな翻訳語が出来た。

●漢字は「真名」、次第につくられていった、ひらかなやカタカナは「仮名」になった。

●漢字と大和言葉が混じることによって、翻訳語が作られ、さらにそれが仮名にまでなった。

●翻訳語によって、中国語を日本語にしてしう手法で、翻訳語を媒介にして中国文明を日本化するという壮大なプロセスが始まっていった。

●日本には文字がなかった・・漢字が文字・・初めての文字は万葉仮名として漢字を使うあて字・・

漢字をくずして仮名を作る・・漢字と仮名を混ぜて使う・・現在に至る。

 

 

■外国語を日本語にしてしまう

●外国語に対して翻訳語を作るわけですから、翻訳語は奇妙な言葉・・対応日本語。

日本語・翻訳語・外国語の三重構造。

日本語は言葉の意味も深く多様で、光も影もある言葉

翻訳語は外国語に対応して作られた新しい言葉で、抽象的でかつ直截です。

●異文化移入するため、翻訳文化大国日本がつくられた。・・巨大な翻訳文化を作ってしまたため、多くの日本人の外国語能力が育たなくなってしまった。・・日本の外国語インフラが相対的には大変貧しくなってきている。

●外国語を外国語として学ぶこと。英語を第二の公用語にするくらいでないと打開は難しい。

●語学能力と外国文化の知識を高めることなく、日本全体のグローバル化は成功しない。

発信できるグローバル国家へ。

 

 

第二章・・和漢折衷・和洋折衷

 

■てりむくりと絶対矛盾的自己同一

●日本語・翻訳語・外国語の三重構造

■翻訳文化大国日本

■翻訳による日本化

●奈良・平安と明治の二度にわたって、巨大な外国文化を翻訳し受け止めて、日本化していった。

 

 

■万世一系

●一つの流れで続いてきたのは、象徴天皇制という巧みなメカニズムが日本の政治体制のなかに組み込まれていったから。

●権威と権力が分離している、また、政治と宗教が分かれたシステムである。

●日本の象徴天皇制のシステムは極めてユニーク。政治と宗教の巧みなバランスが天皇制の継続に貢献し、万世一系の流れを作った。・・平和な国家。

●平安時代の三百五十年、江戸時代の二百五十年、合計六百年の間、平和な国だった。

●万世一系の天皇が日本の平和の重要な礎であった。

 

 

■折衷によって失われるもの

●奈良時代の和漢折衷のプロセスではデュアルの形で日本的なものが残され、それが平安時代に入って日本文化の花を咲かせたが、明治に入ってからの和洋折衷はよりラジカルなもので、かなり日本的なものが】失われてしまった。江戸時代を全面的に否定した結果、多くの日本の伝統や文化が失われた。

デニス・キーン・・明治以降で日本が犯した最も大きな過ちは、自らの伝統を軽視してきたこと。

●江戸時代的循環社会は見直されてきた。製造中心の輸出主導の経済から、クリーンエネルギーや農業を軸とする内需中心の経済への転換が急務になっている。地方経済の活性化の一つのモデルが江戸時代。・・分散型経済へ。

 

 

第三章・・極めてユニークな国・日本

 

■日本とイギリス

●日本とイギリスは、ユーラシア大陸縁辺の西洋と日本の第一地域の島国。

温帯地域の島国。気候も温暖、自然も豊か。・・ぬくぬくと高度な文明を育てた。

●この二つの国は全く対照的に、正反対の生き方をしてきた。

日本は平和国家であり、イギリスは戦争国家であった。

■海外文化を国造りに巧みに利用

●家康が江戸幕府を開いた1603年、エリザベス女王が逝去した年以降、

イギリスは軍備を拡張し、海上制覇を果たし、世界に植民地を作り、力によって大帝国を築く。

●一方日本は、鎖国を国策とし、軍備を縮小し、二百六十五年に及ぶ平和を実現。

●戦争を選んだイギリス、平和を選んだ日本。

●ヨーロッパでは一神教が定着する中で、日本はアニミズム的な原始宗教である神道が天皇制と結びつき、それが仏教と両立する形で、ユニークな多神仏の宗教が作られていった。

 

 

■平和が育んだ高い文化と教育

●一神教の国々は、唯一神と悪魔を想定することによって、二元的に世界を理解しようとしたが、多元論的神々と仏達の国日本では、山川草木、森羅万象に神が宿っているとして霊と呼んだ。

●平安時代から象徴であった天皇制は、千数百年の長きにわたって維持され、日本は長い平和の時代を享受できた。

 

 

■日本とインド

●同質性の極めて高い日本と、多様性の坩堝であるインド。

●インドは裡後、ヒンズー語、の他十五の言語。お札は十七の言語。

ヒンドゥー教、イスラム教、仏教、キリスト教、ユダヤ教、シーク教、ジャイナ教、ゾロアスター教など多数の宗教が存在し、宗教の坩堝。・・きわめて複雑な多民族国家・複合社会を形成。

●日本は、単一民族、単一言語、宗教的に複雑でない国。対極の国。

●インドという国家は、EU以上に複雑な連合国家、地域共同体。

●日本は最も同質な単一言語国家であり、インドは極めて多様な多民族・多宗教国家である。

 

 

■ユニークであることの認識

●日本のユニークさは日本の後れと認識され、明治以降に先立つ江戸の文明は全否定されてしまったようです。

●平安三百年、江戸二百五十年の平和を実現した日本の政治・宗教システムのプラス面は、二十一世紀世界で大いに生きる可能性がある。

●問題は私達日本人がユニークであつことを充分認識せず、認識したとしても、そのネガティブな側面を強調しがちなことです。

 

 

第四章・・グローバリーゼーションと日本

 

■きわめて弱い英語のインフラ

●翻訳文化の拡がりが日本人の語学力を弱くしたが、近年の日本の英語インフラの弱体化は大きな問題をこの国の将来に投げかけている。

●日本全体が内向き、守りの姿勢。

●英語はアジアでも共通言語になってきている。日本だけが逆の方向に動いている。

●現地化する能力・・ローカリゼーションの時代

●日本は受信能力は極めて高いが、発信能力が貧しい。

 

 

■国内市場と外国の市場

●日本企業の販売能力や販売努力が韓国に比べ劣っている。・・企業の側の意欲がそれほど強くない。

■中産階級の二極分化

●格差拡大の時代の到来・・日本の中産階級は分解し、多くは下層化していく。

●サラリーマンは、ルーティン作業をするホワイトカラーとプロフェッショナルに分解する。

●世界を二極化している格差構造・・暴走型市場原理システム

 

 

■平等主義の変化

●サラリーマン階級の分解

●日本の平等主義は終身雇用や年功序列賃金と結びつき、日本の企業の人事・給与政策の基本理念となってきた・・変化する。

 

 

第五章・・受容能力と発信能力

 

■日本的思考の枠組み

●日本は一途で多様・・この矛盾こそ日本。日本独特のインターフェイスやフィルタリングがはたらく。

●この日本的方法はヨーロッパ的知の構造と比べると論理的整合性がない。・・相矛盾するものを両立・・表と裏・・真と仮。

●需要は大変な能力を持っている・・

■主権国家と日本型資本主義

●主権国家の基本的特色は、国家の重要な主権としての交戦権。軍隊は基本的構成要素。

●もう一つの軸は、国家と法体系による私有財産権の確立。

●日本型資本主義メカニズムを作った。

 

 

■発信すべき日本

 

■双方向性のニーズ

 

■ユニークの強み

 

■欧米中心からのリ・オリエンタル

●十九世紀の初めまで、世界第一位の経済大国は中国であり、二位はインドだった。

その後欧米列強のアジアの植民地化を経て、第二次世界大戦を機にアジア諸国は独立、二十一世紀になると、十九世紀以前の世界の二大経済大国だった中国とインドが盛り返してきている。

 

 

■先進国の成熟化・・環境・安全・健康

●中国やインドが新たに近代化・産業化の局面に入り、日本や欧米諸国の先進国は成熟のプロセスに入った。

●二十一世紀の成熟先進国のキー・コンセプトは「モノ」による豊かさから、環境や安全、そして健康に移っている。

 

■日本をどう発信していくのか

 

■翻訳文化をどう乗り越えるか

 

■ハードからソフトへ

●環境・安全・健康・・稲作漁労文明は、畑作牧畜文明とは自然観が違う。

環境の時代は思想・哲学的にも稲作漁労文明の時代。

●森と水の国日本の多神教的哲学を世界に発信すべき時代がきている。

 

 

第七章・・第三の開国

 

■この国のかたちをどう変えるか

●成熟したポスト近代国家とは

●ポスト近代の日本のモデルは、江戸時代にある・・行政の分権・・廃県置藩

●三百程度の基礎的自治体を作り、国と基礎的自治体の二重構造のなかで、多くの行政権を国から自治体に移譲する。

 

 

■英語を第二の公用語へ

●翻訳文化大国日本尾最大の弱点は、外国語に弱いこと。

●公文書や標識等の英語化を進めるべき・・英文の翻訳作業は中止すべき。

■教育改革をどう進めるか

●英語教育の抜本的改革が必要

●日本の教育制度の自由化、多様化が必要。

 

 

■人材の劣化

●ポスト近代の展開で、日本人は目標を失って急速に劣化し始めている。

●学ぶことのモチベーションが低くなっている・・ぬるま湯の弊害。

●グローバル化とは、日本と日本人が、グローバルに競争していかなければ」いけないという意味。

 

 

■チェンジをキーワードに

●中央集権化から分権化へ

●国は原則として、軍事・外交・金融・環境・資源等、国でしかできない仕事に特化すべき。

☆*******

 

 

 

■ 世界にもし日本がなかったら 池間哲郎著

 

 

「世界にもし日本がなかったら」 池間哲郎著  

2020/4月

 

 

「豊かさだけを求めた国家は確実に滅びる」

 

日本の問題点を鋭く指摘しているこの本は非常に勉強になりました。

 

アジア支援機構代表理事の仕事を通しての、近現代史の、日本の問題点指摘は鋭い。

 

 

2020/4月
2020/4月

 

 

世界にもし日本がなかったら  池間哲郎著 要約

 

歴史の真実、アジアの真実

 

 

■想像してみたらいい。日本の存在しない世界を

 

●もし、”日本なかりせば”ヨーロッパとアメリカが世界の工業を支配していただろう。

●なぜ白人が、アジアの国々を植民地化し、500年間にもわたり有色人種を苦しめ、略奪、搾取、虐殺を行ったのか?

●我が国は戦争に敗れ、GHQにより近代史を奪われた。

●アジアの国々においては、白人以外は人間ではなかった時代があった。日本が戦争に敗れた昭和20年(1945年)以前。当時の有色人種の中で、自国を守るために戦い続けていたのは日本だけ。

植民地解放という日本の大義

●世界で初めて「人種差別撤廃」を提案した国日本。1919年パリ講和会議の国際連盟委員会にて。

●わずか70年ほど前までは、有色人種国家のほとんどは白人帝国主義の植民地だった。

インドネシアは300年以上もの間オランダの植民地。「大侵略・大虐殺時代」=大航海時代?

オランダのインドネシア植民地支配。16世紀の中頃から台湾は1661年までオランダの植民地。

イギリスのインド植民地支配。

フランスのベトナム、ラオス、カンボジア植民地支配

●日本が嫌いな日本人・・マスコミ、政治家

 

 

■第1章・・日本が戦わなければ世界はどうなっていたか

 

1.台湾・・今に生きる「日本精神」

●台湾に残る日本精神とは、「責任感」、「勤勉さ」、「公正さ」、「規律」、「国を思う」

●70年前は、50年間日本だった。1895年日清戦争に勝利し、下関条約で台湾は日本に割譲される。1895~1945年。日本の教育では台湾と日本の歴史は教えられていない。

●森川清治郎、八田與一、根本博、

●日本敗戦後40年間も戒厳令下にあった台湾・・外省人と本省人の対立。

 

 

2.日本はかってアメリカと戦った

●戦争を仕掛けたのはどちらか・・1941年

フランクリン・ルーズベルト大統領

①在米日本資産の凍結

②ABCD包囲網・・アメリカ、イギリス、チャイナ、オランダ・・資源と石油を止めた

③日本は平和を模索・・ハルノートで戦争に追い込む

●マレー戦線で戦った父

イギリス領マレーシア、イギリス領シンガポール。

 

 

●3.ペリリュー島・・一日でも長く日本を守りたかった

パラオ・・16世紀初頭スペイン、ポルトガル。1885年からスペインの植民地・1899年からドイツの植民地。1919年パリ講和会議で日本統治が決まった。1920年に日本統治になる。インフラ整備、病院、学校建設、農業指導、産業育成。パラオの生活水準は向上。25年間の日本統治時代。人種差別なき政策を自実行した・・パラオの歴史を多くの日本人は知らない。

反日国を大事にし、親日国を粗末にするのは間違い。

●天皇の島ペリリュー島・・それでも日本軍は戦った・・サクラサクラ。73日間

何故戦ったのか・・白人の植民地政策・・当時の有色人種国家のほとんどは白人の植民地

●パラオのペリリュー島は日米両軍が死闘を展開した激戦地・・玉砕地

ペリリュー島の日本軍倉庫跡を改造した戦争博物館・・アメリカ人も来る

●平成27年4月、天皇皇后両陛下が戦没者慰霊のため訪問。

 

 

4.サイパン・・悲しみの島

●19445日米両軍が激しくぶつかる・・1万人の民間人が死んだ

現在・・中国派すでに日本侵略を開始している

軍隊がなければ戦争が起きない、憲法9条があれば戦いは始まらない、は絵空事。

●1521年にマゼランが発見し、スペインが勝手に自国の領土とした

●その後ドイツに売却、第一次世界大戦で連合国の日本が南洋諸島を占領。1920年日本の委任統治領。

戦後アメリカ統治となる

●バンザイクリフで慰霊された天皇皇后両陛下・・チャモロ人の大多数は親日的。

 

 

5.硫黄島の戦い・・すべての英霊が祖国に帰るまで

●米兵7万人・・日本兵2万人・・1か月以上。

●硫黄島陥落以降、無差別に市民を虐殺する都市爆撃を本格化

●現在は自衛隊の基地。1994年天皇陛下が訪れ慰霊祭が開かれた。栗林中将

●硫黄島の自衛隊滑走路の下のは多くの日本兵の遺骨が残されたまま

●アメリカは全ての遺骨を回収、子孫を硫黄島に連れて来る、一方日本人は国内でありながら立ち入り禁止。一般人は来島できない。

 

 

6.特攻隊

●我が国の学校教育、特に歴史教育は、近現代歴史をほとんど教えない。

GHQが押し付けた自分の国に誇りが持てない教育・・鹿児島知覧特攻平和会館

靖国神社の遊就館・・特攻遺族、万世特攻平和記念館、大刀洗平和記念館、回天記念館、

 

 

7.ソ連の侵攻・・北海道を守るため

●占守島の戦い・・戦争終結2日後の8月17日、ソ連は千島列島の占守島へと侵攻開始。

●この戦いがなければ北海道はソ連に占領され、道民はソ連支配の民となっていた可能性が高い。

 

 

■第2章・・アメリカは日本に何をしたか

 

1.原爆・・邪悪な日本人を殺した「神の愛の光り」

●アジア諸国の日本のイメージは、豊かさと原爆

●大東亜戦争の本質は人種戦争だと思う

●実験のための原爆投下・・2種類の核爆弾を広島(6日)と長崎(9日)。人類史上最大の実験による虐殺だ。

●20万人以上が虐殺・・広島はウラン型、長崎はプルトニウム型。

●「邪悪な日本人たちを、白人の叡知の結集であり、神の愛の光で殺した」と本気で思っている。

●投下後明軍の医療団は観察に徹した。

●アメリカは

アフリカ人々を奴隷とし家畜の如く酷使し殺してきた

インデアンやフィリピン人を虐殺した

日本人大量虐殺をなんとも思っていない

アメリカの知識人、マスコミ、多くの国民は、「2種類の原爆投下」を「20世紀の偉大な科学」だと誇りに思っているという。投下したB29はスミソニアン博物館とアメリカ空軍博物館に燦然と展示されている。

●歴史は戦争に勝った国がつくるというが、その破廉恥さにあきれ、深い怒りを感じる。

●アイゼンハワーとフーバー大統領

アイゼンハワーは原爆投下は不要とトルーマン大統領に進言し反対した。フーバーはルーズベルト批判。

●ルーズベルト、チャーチル、トルーマンの巨悪の人々。ルーズベルトは狂気の男。

 

 

2.敗戦・・GHQとの暗闘

●1945年(昭和20年)、戦争に敗れた。8月14日にポツダム宣言を受諾を連合国に通告し8月15日に日本の降伏を公表。1952年(昭和27年)4月28日、サンフラン平和条約の発効で戦争は終結。

●昭和天皇は「アメリカと戦ってはいけない」と訴えてきた。

●開戦を決めたのは近衛文麿内閣、真珠湾攻撃を決定したのは東条英樹内閣。

日本国民が選挙選び、その内閣が決めた。天皇は国民が決めたことを承認する。

日本は戦前から民主国家である。アジアで最初の実質的な議会を持つ立憲国家なのだ。

様々な政党、政権交代も何度もあった。

●戦争に敗れて、アメリカが民主主義を押してくれたなどは嘘。

軍部の独走を許してしまったが日本の戦前は民主主義国家だった。

●米戦艦ミズーリで日本全権として降伏文書に署名・・重光葵(まもる)

●日本を守った外交官・・岡崎勝男

GHQの「日本国民に告ぐ」三布告

「立法、行政、司法の三権はマッカーサーのもの」「公用語は英語」「日本円を廃止」の三布告を撤回させた。

●アメリカが沖縄を分捕った。

●東京裁判は戦勝国の日本に対するリンチショー。A級戦犯は

昭和天皇の誕生日4月29日に起訴、今生天皇の誕生日12月23日に死刑執行。

●フィリピンに散る・・本間雅晴

陸軍切手の英国通、開戦反対論者。

●GHQを論戦でやっつけた男・・岡田資(たすく)

 

 

3.占領政策・・今も残る「敗戦後遺症」

●日本人は戦後、突然変異したのか

GHQは、戦後約7年間も占領。「日本の戦前は悪。日本兵は残虐」・・戦後の教育。

●占領費をアメリカに払わされていた・・国家予算の3割を超える当時の50億ドルを支払う。

戦後処理費、その他の費用。

●日本人をパン好きにさせたアメリカの魔力・・戦後の学校給食。余剰小麦消費政策

●脱脂粉乳はアメリカの産業廃棄物だった。家畜の餌だった。給食費20億ドルを払う。

●禁じられた飛行機製造

飛行機から自動車産業へ転換

●GHQが行った日本洗脳プログラム・・日本人から誇りと自信を奪い去る

戦前の日本の精神文化の否定・・日本民族は高度な精神文化と団結力は他国にない力をもつ。

アメリカが悪いのではなく、戦後70年間も放置した日本人の問題である。

●戦後教育をこれでいいのかと考える必要がある・・自国に誇りを持つ

●5月15日は沖縄「祖国復帰」の日

沖縄米軍基地の大切さ、日米安保の重要性もわかっているが、アメリカは信用しない。歴史をに観ると一目瞭然である。

 

 

■アジアの人たちは日本をどう思っているのか

 

1.ラオス

●フランス人はラオス人を家畜のようにこき使った

白人以外人間でなかった・・日本がフランスを追い出してくれた。

●ベトナム戦争中、1970年前後アメリカはラオス都市爆撃を実行、世界でもっとも爆撃で破壊された国・・クラスター爆弾。

●ラオスは超親日国。

 

2.ミャンマー

●イギリスの植民地として1886年から約100年間もの長きにわたり統治。ビルマ。搾取・略奪・虐殺。

●鈴木敬司陸軍大佐を要とした、「30人の同志」。ビルマ独立義勇軍。7人の日本人がアウサン勲章を授与。

●日本軍は世界で最も軍律厳しく規則正しかった。

●多くのアジア容認が「白人を追い出してくれた日本に感謝している」

 

3.カンボジア

●フランスの植民地カンボジア

●アジアの国々は、自国の領土・領海を徹底して教えている。

●日本は領土、領海に排他的経済水域を含めると、その広さは「世界で6番目に大きな国」になる。

 

4.パラオ

●1945年の日本敗戦後、1994年位独立するまでパラオは約50年間アメリカの統治下。

●日本の悪教育・・補助金漬け(動物園政策)政策。すべてアメリカ頼り。

●パラオは日本とどこか似ている

「経済だけ頑張ればいい。自国防衛など考える必要はない」とアメリカにしてやられた日本。

自国防衛を破棄し、アメリカに頼れば大丈夫と考える日本人。

戦後70年、アメリカの囲い者となる生き方を選んできた日本も、アメリカに飼いならされた動物だと思う。

 

 

■第4章・・日本が嫌いな日本人へ贈る「日本の愛し方」

 

1.国旗・国歌が嫌いな日本人

●国民が自国の国旗をこれほどないがしろにするのは日本だけ・・「日章旗」

●日の丸が消えた日

1854年日本船の目印として採用。1999年(平成11年)国旗国歌法で定められた。

701年に文武天皇の式典に使われた。1300年以上前。

●戦後GHQにより、日の丸を掲げることを禁止。祝日だけ特定行政機関の日の丸掲揚を許した。

昭和24年正月に「国旗の無制限掲揚許可」に対する総司令部覚書で取り戻した。

●国旗に敬意を払わない日本人

国旗は国を代表するシンボル、世界は自国の国旗を非常に大切にし尊ぶ。いつのまにか日本人は国旗に敬意を払わなくなった。

●自信と誇りを持って旭日旗を揚げよ

旭日旗は軍隊の旗である1870年(明治3年)大日本帝国陸軍の軍旗として制定。明治22年に海軍においても「軍艦旗」として採用。

●敗戦から9年が過ぎて、自衛隊の発足に伴い、旭日旗は陸上自衛隊の自衛隊旗、海上自衛隊の自衛艦旗として引き継がれ、現在に至る。

●8割の日本人が建国の日を知らない

2月11日は紀元節(建国記念日とも)。日本人は20%しか知らない。

中国は100%、アメリカ、カナダは90%くぉ超える。

●国史教育は必要7割。

●自国の神話も、自国の建国も知らない日本人は世界でも異常だ。

●11月23日は「新嘗祭」。戦後勤労感謝の日

●国旗を掲揚すると「右翼」だと言われる不思議。

●あなたは国家を歌えますか?

我が国の国家は「君が代」である。

●教育現場で自国の国歌を徹底して教えないのは世界中で日本だけ。

●国を愛さない教育を続けてきた日本

アメリカのすごさは国民の「愛国心」の高さだ。

アメリカの愛国心を育てる教育は徹底している。

「国を愛さない教育」を70年も続けてきた日本人に違和感を持つ。

 

 

2.誇りを失った国民

●洗脳を知らない国民

学校で近現代史を学ぶことはなかった

●豊かさだけを求めた国家は確実に滅びる・・日本は危ない

●世界中で自分の国に誇りを持たないような教育を行っているのは日本だけだ。戦争に敗れ、戦勝国が日本の精神文化を破壊し、二度と逆らわないようにとWGIPで「日本人軟弱計画」を強烈に進めた。アメリカが悪いのではない。戦後70年近くもほっといた日本社会が問題だと考える。

●神話を教えず近現代史をスルーする歴史教育

偉大な教育者、歴史学者、専門家が教育界から追放された痛手は大きい。

●国民が自国の歴史を知らず、誇りを失うと必ず滅びるといわれる

●7割の高校生が自分をダメ人間と思っている。2015年アンケート。

●国を愛する、自力で国を守る、天皇陛下に対して尊崇の念を持つ、国旗・国歌を大事にする、日本人として誇りを持つ、は当然のことだと思う。

 

 

3.自国の神話を学ばない民族は滅びる

●イギリス、アーノルド・トインビー・・12、13歳ぐらいまでに自国の神話を学ばなかった民族は例外なく滅ぶ。・・恐ろしい指摘である。

●古事記、日本書記、天皇陛下の存在。・・GHQ、アメリカのダブルスタンダード。

●日本で最初の神様は?

●日本は世界最古の国家

神武天皇から始まり2600年以上の歴史がある。ギネスの登録。「記紀」(国家によりまとめられた歴史書)もある。

●日本人は本当に宗教心はないのか?

神道の教えが身体に染みついている。

●8月15日の終戦の日。靖国神社。平和を望み、戦争は絶対反対。ほぼ全員が永久なる平和を願っている。

●人るに戦争がなくなった歴史はない。理想的平和を信じ、軍備を怠る国家は滅亡する。

アメリカが守ってきたから日本の平和がある。憲法9条が守ってきたわけではない。

●日本はまだ大丈夫

我が国は、偉大な軍人を教えることはない。乃木希典将軍、栗林中将、中川司令官。池田大佐。

 

歴史を勉強しないとヤバいぞ

☆*******

 

 

 

■ 日本人へ・・国家と歴史篇 塩野七生著

 

 

「日本人へ・国家と歴史篇」 塩野七生著  

2020/3月

 

 

ローマの衰退は500年、日本の衰弱は20年、ならば、どうするか?

 

混迷の時代に、イタリアに住む著者が、独特の思考で提言しています。

 

この人の見識は鋭い。

 

 

2020/3月
2020/3月

☆*******

 

 

 

■ 戒老録・・自らの救いのために 曽野綾子著

 

 

「戒老録・・自らの救いのために」 曽野綾子著 

2020/2月

 

 

この本は24年の歳月をかけて著者がメモったものに基づいて完本されたものです。

 

NGO活動JOMASなどを通して、世界に視野を広げた精力的な社会活動をもとに綴った提言は非常に参考になる言葉が多かった。

 

老後の大切な時間は、読書と思索ということですね。

 

 

2020/2月
2020/2月

☆*******

 

 

 

■ 日本人へ・・リーダー編 塩野七生著

 

 

「日本人へ・・リーダー編」 塩野七生著  

2020/1月

 

 

なぜリスクをとるリーダーがでないのか?二十一世紀に突入した今の現実を鋭く突いた、リーダー編。

 

現実を直視せよということか。いい本でした。

 

 

2020/1月
2020/1月

 

 

日本人へ リーダー編  塩野七生著 要約 2010年5月第1刷発行

 

 

■Ⅰ

 

●二十一世紀に突入した、今現在の現実

①結局は軍事力で決まること

②アメリカ合衆国への一極集中

③国連の無力

④日本の無力

 

●軍事とは所詮、自らの血を流しても他者を守ること・・何千年の長い歴史をもつ伝統・・支配的

 

●古代ギリシャ・ローマ・・市民が主権者・・権利と義務・・義務は武器をもっての祖国の防衛・・兵役は血の税。

 

●イラク戦争・・戦場に派遣しないかぎり軍事力を出したことにならない

 

●イギリスは帝国の歴史あり・・帝国とは共生する気などない多民族に共生を受け入れざるをえないようにさせて成り立つ。

 

●二番目の会費を負担している日本は、国連信仰の再興に努力する必要はない・・動かない方が良い。

対外的に無力な日本は、体力の回復に専念し、経済力をつける時期。

 

●日本の目下の関心事は、経済の再建を除けば「北朝鮮」・・アメリカの関与を妄信しない方がよい。

成否は別として欧米人の考え方・・自ら防衛に立とうとしない者を誰も助けない。・・マキャベリ。

 

●日本のマスメディアにおける海外情報の貧しさ・・絶望的・・発言しないことは考えていないことと同じ・・活発に真剣に発言してこそ、欧米人も聞いてくれる。

 

●戦争は血の流れる政治であり、外交は血の流れない戦争である。

 

●イラク派遣は政治上の目的達成のための派遣。

 

●①イギリスは悪賢い、戦闘ラッパが鳴るとすべての人が奮い立つ

●②フランスは大国意識をいまだにもち、柔軟性に欠ける

●③大戦を二度戦って二度敗れた国に優れた政治センスはない

 

●継続は力なり・・ローマ帝国、政策の継続性が失われた。力の浪費・・国家の経済力の回復が必要不可欠。

 

●律法(掟)と法律(規則)・・日本国憲法は「法律」と考えるか「律法」と考えるか?

憲法が許さないとという理由で現状を続けていると、国際社会では納得してもらえなくなる。

ユダヤ教徒とっての神は、日本人にとっては憲法をつくったアメリカ人か?

 

●占領後も改憲しようと決心すればできたのにしなかった時期が半世紀も過ぎているのだから、もはやあれは、われわれ自身が持続を望んだ憲法である。律法的に「考えるか法律的に考えるか、判断基準にする。

護憲を選択した場合は、法律の国際競争力は持てない歴史的事実は覚悟しておくべき。

 

●改憲の場合は、律法にしている題九十六条をまず改める必要がある。・衆参両院の三分の二、プラス国民投票の過半数⇒ 衆参二分の一の賛成、プラス国民投票の過半数にする。

 

●組織の「年齢」について・・ローマ帝国の老化

①反射神経の鈍化・・対応後手後手

②政策の継続性の欠如・・政局不安定

③自分自身の本質に反する改革をしてしまう

④自信の喪失

 

●「戦死者」と「犠牲者」・・イラクの自爆テロ・イタリア軍駐屯地の・・海外は「戦死者」で報道・・日本のマスコミは「犠牲者」・・日本が50年このような行為に無縁で過ごしたから。

 

●軍隊は国際政治の駒・・駒になり切ることが軍隊の健全さ・・軍務についている人の誇りとを尊重する

 

●戦争の大義について・・大義とは主観的の場合が多い・・英雄は主観的な大義を客観的大義に変えたから。

 

●日本人は「アメリカによる平和」であろうと何であろうと、国際情勢を左右できる政治力もなければ経済力もなく、ましてや軍事力もない。そのうえ、第二次大戦当時には日本なりにあった大義さえもない。大義などないのだ、といって新秩序をつくる力も持っていない。この現実を見極めれば、やれることは限られてくる。他の国が大義と言おうが日本だけは、冷静に国益を考え、その線で行動する事だけである。

 

●若き外務官僚に

外交ではなく「外務」ある・・外国との間で政治をするのが任務。・・日本の国益を守る

 

●国連の安保理・・国連の偽善の一つ・・常任理事国・・国際政治のカード(剣)は5本。

①拒否権をもっていること

②常任理事国であること

③海外派兵も可能な軍事力

④核をもっていること

⑤他国の援助も可能な経済力

日本は経済力の剣のみ。最重要の剣は「拒否権」。経済力と国力は同じではない。

 

●拒否権を有する国は、米国、英国、ロシア、フランス、中国、の常任理事国五か国。その他は二流国。

第二次大戦の勝者たちによる世界支配の有効な機関でありつづけた安保理も60年が過ぎた・・改革必要。

 

●文明の衝突

キリスト教とイスラム教という一神教同士の抗争の根の深さは大きい。

アメリカ人にとっての民主主義は、宗教でもある。

 

 

 

 

●いかなる分野でも共通して必要とされる重要な能力は、「想像力」だ。・・マキャベリ

「自分ならばどう考えるだろうか」がスタートライン。

 

●テロは戦争ではなく「犯罪」とした方が得策。日本にとって。

 

●フランス人は原理原則主義者。・・必要よりもやるべきで動く。

 

●政治とは、個人でできない事柄を代わって行うこと・・国政は国の安全保障の責任を負う・・

国の政治くらいわれわれ庶民の生活に直結していることはない。

 

●民主党は本来的に親中国で謙日本・・アメリカから突き放されてはじめて、自分の国の行方について真剣に考えるようになる。

 

●論理と宗教

一神教と多神教。多神教ゆえの「寛容」。・・日本人。

 

●成果主義のプラスとマイナス・・安定を保証すれば能力を発揮できるタイプ・・日本人・・ものづくり

修身雇用。

 

●絶望的なまでの、外交感覚の欠如・・日本

徹底した情報収集と冷徹な外交・・外交大国になる勧め

 

●中国は政治外交小国・・「感覚」センスが劣る。・・日本を押さえておくこと。戦術は懐柔よ強圧。

中国は強圧。日本も政治的外交小国。

 

●戦争には勝者と敗者。戦犯はおかしい。戦争を始めること自体は犯罪ではない。

 

 

 

●歴史認識の共有について

日韓でも日中でも、学者たちが集まって歴史認識の共有を目指すのは無駄。

 

●日本の歴史教科書5種、中国と韓国の教科書一種を、毎年英語訳していく。

 

●問題の単純化・・反対派の本題離れの性向。

 

●知ることと考えること

ことが起こらない前に描いた文を、ことが起こった後に読む愉しみ。情報の時間を節約して考える時間に充てる。

 

●失業問題・・人は誰でも、自分自身への誇りを、自分に課せられた仕事を果たしていくことで確実にしていく、だから、職を奪うということは、その人から、自尊心を育む可能性さえも奪うことになる。イギリス作家けん・フォーレットのインタビュー。

 

●フリーターの社会的経済的権利を確立し、同時に義務も明確にする。

正社員と並行する。カテゴリーは同じ水準の労働者と公認。終身雇用か契約関係かだけ。選択は自由。

資源の活用・・

 

●中国が、ヨーロッパ人の考える大国とはまったく違う大国になるのは明らか。・・マイナスを周辺にまき散らしながら邁進。・・

 

●安保理の常任理事国でもなく核ももたず、軍事力も満足な状態では海外に送れない日本が、大国と思いこんでいること自体が妄想である。

 

●乱世を生きのびるには、・・・解決策は、経済力のさらなる向上、以外にない。国家にとっての体力は経済力であるからで、経済と技術の向上となれば、日本人にとっては、「自分たちでやれること」になるからである。世界に激動はちょとやそっとでは収まらないのだから。

 

●持てる資源を徹底して活用する・・日本の資源とは「人材」である。

 

●二十世紀前半の五十年、日本と日本人がが行った、「植民地での行為」と「第二次大戦中の行為」についての中国と韓国からの非難について・・・、徹底した証拠固めをするしかない。すべての公文書を公開する。原文、口頭文、英語訳分の併記で。

 

●公文書公表に続き、当時の新聞、ラジオ、ニュース番組も公表すべき。

 

●終戦ではなく「敗戦」。敗戦となれば、何人かは、なぜ敗北したか考えるようになる。

 

●歴史事実と歴史認識

アジア歴史資料センター・・・1994年スタート、実スタートは2001年。データー化するのが仕事。歴史事実を確認するところ。

歴史ぐらい政治に利用されるものはない。

近現代日本資料センターにすべき。

 

●センターにだすお金・・年4億・・・十倍の40億にすべき。・・一等地に移転。

 

●国際政治と「時差」・・世界の在外公館に情報収集担当者を二十四時間体制で常置する。・・寝ずの番を内閣と各小省庁に置く。

☆*******

 

 

 

■ 日本トンチンカン悪者列伝 北岡俊明著

 

 

「日本トンチンカン悪者列伝」 北岡俊明著  

2019/12月

 

 

個人批評は別にして、日弁連、児童虐待、防衛問題、沖縄問題、に関する考察は非常に面白かった。

 

すべてに賛成ではないですが、こういうものの見方もあるのかという感じの本でした。

 

この人の本はこれで2冊目です。

 

 

2019/12月
2019/12月

 

 

日本トンチンカン悪者列伝  北岡俊明著 要約 2019/10/07

 

 

■左翼偏向の日弁連のトンチンカン

 

●左翼人士、朝鮮人、中国人、・・反日、売国の言動

●日本弁護士連合会は反日左翼である

●君が代斉唱時の不起立主張

●慰安婦問題に関する反日活動

●死刑廃止推進

●選択的夫婦別姓導入推進

●オスプレイ配備中止求める

●朝鮮学校の無償化求める

●集団的自衛権の行使に反対

●少年法成人年齢引き下げに反対

●ヘイトスピーチ規制法を求め意見書を発表

●死刑廃止宣言

●テロ等準備罪の改正組織犯罪法に反対

●人種差別撤廃委員会の総括声明・・在日コリアン地方参政権。公務就任権・朝鮮学校高校無償化

●弁護士とは鬼畜を弁護する鬼畜である

●ヤメ検、特捜部、・・エリート意識と権力者集団

 

 

■児童虐待のトンチンカン

●児童相談所よりも真っ先に父親を逮捕し勾留すること

●児童相談所、教育委員会の無責任・・警察の問題、私人逮捕行うべし

●犯人をブルーシートで隠すトンチンカン

●犯人の顔にぼかしを入れるトンチンカン

●個人保護法の定義が不十分

 

 

■防衛問題のトンチンカン

●日本は戦争を辞せざる国家たれ

●人間が存在するかぎり戦争は絶対なくならない。戦争の本質は「競争」である。

競争は人間の能力を向上させ、文化・文明を進化させ、技術を開発し、経済を発展させるから。

●丸山穂高の発言は間違っていない

●歴史上、戦争なくして領土が奪回できた例はない

●すべては戦争をもって領土は決まる

●多くの戦争は領土問題から始まる

●平和主義が行き過ぎると異常な民族になる

●戦争は国際紛争を解決する最終手段である

●防衛費GDP2%を達成すべき

●消極的受け身の姿勢・・専守防衛論の危険・・専守防衛は破綻している・・危機感がない

●平和ボケの原因は、平和憲法、GHQ・軽武装政策、日米安保条約、アメリカ頼みの奴隷根性

 

●防衛政策の問題点

①防衛費が少なすぎる、②専守防衛は空論、③産学一体で軍事研究すべし、④兵器輸出を行うべし、⑤ガラパゴス兵器を止める、⑥自衛隊は日本軍と名称変更すべし、⑦戦史教育を行うべし、⑧核武装すべし。

●①軍事力が経済力を規定する・・軍事力が国力を規定する。

●②戦争が国力を高める・・国力とは①経済力②軍事力③国民力・・この三者の統合。

アメリカ、イスラエル、中国、韓国・・戦争を研究する国家こそが戦争を避ける。

●③軍事力の弱体化は経済力を衰退させる。・・アメリカ頼みの軍事力

 

 

■沖縄のトンチンカン

●守礼門は日本民族の屈辱の門・・シナ皇帝の使者にさんききゅうこうとうの礼の門

●沖縄もまた本土である

●沖縄の基地を決める権利は日本人全員にあり

●沖縄県民に告ぐ・・普天間移設反対なら具体案を出せ・・日本とアメリカの国家の約束

過去の決定を、住民投票にかけて反対決議は間違っている・・国防は全国民の問題である

●国防は、①国民の意思、②軍事専門家の判断、③政治家の意見、これらを総合して、見極めて、最後に総理大臣が決定する問題である。・・国防は議会を含めた中央政府の判断で決める。

●沖縄は日本防衛の再重要基地である。・・地政学上。・・対中国・・国防のため血税を投入している。

●米軍基地は問題は、日本を含む東アジアの平和にために存在する。・・

沖縄の米軍基地は、アジア全体にとって戦略的な高い価値がある。・・中国に対する抑止力。

アメリカの世界政策の一環として存在する沖縄基地を、安保条約で保護されている日本が、ましてや一地方に過ぎない沖縄県がクレームをつけるのは思いあがりもはなはだしい。

日本が自主独立の軍事力を持った上でないとアメリカと対等の議論はできない。

●普天間移設問題は、沖縄の問題ではなく、全日本国民の問題である。

●沖縄の防衛問題は日本国の防衛問題である。嫌なら引っ越せばいい。

●沖縄に投じる血税は全日本国民が出す。・・税金の問題。

●米軍基地問題は全日本国民のテーマ・・ただし、安保条約と核の傘に守られているいう制限の元でのテーマである。その条件を知らずの議論するのはもってのほかである。

●普天間城下町・・本来なら辺野古に移転する必要がない・・事故率は何%なのか・

何故基地の廻りに街ができたのか?安全だから住んでいる。・勝手に集まった・・

●日本防衛の最前線という沖縄の宿命・・戦略的要塞として沖縄が、軍事基地として最適であったに過ぎない。沖縄の重要性は、大本営も、アメリカ軍も、認識が一致している。

●アメリカ軍の基地があるのは戦争に負けた日本の宿命である。

●自主独立の精神を喪失した戦後日本人の責任は大きい。・・アメリカを非難する資格はない。

●情緒的な反戦・反基地は、アジアの軍事情勢を全く理解しない幼児性の強い屁理屈である。

●たかが一県知事が国家政策を揺るがすこと自体が異常である。・・国家問題。沖縄に私益は許されない。

●反日の牙城としても沖縄も許されない。・・韓国人、朝鮮人。シナ工作員。

●普天間をそのまま使うのが一番効率がいい・・危険だというがそれを承知で移住してきたのだから。

もともと何もない所だった。突然街中に基地をつくったのではない。この順番を把握しないと思考を謝る。

 

 

■大学のトンチンカン

●大学はガラパゴス化している

●三千億円の血税が投じられている

●大学経営は左うちわ。

●大学は授業改革を行うべし

●文科系にも技術教育を行うべし

☆*******

 

 

 

■ 日本人が知らないアメリカのひとり勝ち戦略 日高義樹著

 

 

「日本人が知らないアメリカひとり勝ち戦略」 日高義樹著 

2019/11月

 

 

2004年に出版されたこの本は、15年後の2019年のアメリカの国際戦略を想起させる内容でした。

 

現在のトランプ政権のアメリカの戦略状況を知るうえで参考になる本です。

 

その他の著書も読んでみたくなる人ですね。

 

 

2019/11月
2019/11月

☆*******

 

 

 

■ ぼくらの祖国 青山繫晴著

 

 

「ぼくらの祖国」青山繁晴著 

2019/10月

 

 

一言でいうなら熱い本です。

 

戦後教育で教えないことを、独自の視点で述べています。

 

一度は読んでみた方がよい、いろいろ考えさせる本でした。

 

以前に読んだ「アメリカ・ザ・ゲンバ」に続き、著者2冊目の本です。

 

 

2019/10月
2019/10月

 

 

ぼくらの祖国(新書版)  青山繁晴 要約 2019/08/03

 

 

■明けの星

 

●君は祖国を知っているか。ぼくは知らなかった。なぜか、日本の学校では教えないからだ。日本の大人も語らないからだ。なぜか、それは戦争に負けたからだという。

 

●ぼくが祖国を知ったのは、大学を卒業して社会人になり、仕事で世界の現場を歩くようになってからだ。世界のどこの国の学校でも「祖国」を真っ先に教えることを知った。

 

●平和を護るためにこそ、祖国をしっかり語ることが欠かせないのではないか。

 

●日本が戦争に負けたあとの教育は、同じなのだ。それは「祖国」という概念を失った教育だ。

 

●世界の国際連合に加盟している百九十三カ国ある国で、祖国、そして祖国愛という共通の土台を国民が持たないのは、ぼくらの日本社会しかない。その理由は「日本が戦争に負けた」からだと、教わってきた。

世界の主要国は、全て戦争に負けているのに。

 

●日本国憲法は、ハーグ陸戦条約四十三条に違反している。すべて最初から日本国民が書き直すべきだ。

 

 

■平壌の日の丸

 

●「拉致」これも学校では教えてくれない。ぼくたちの時代の戦争は始まっている。

 

●ぼくらの日本は、戦争に負けたからという理由で国軍、国民軍を持たず、自衛隊を持つ。戦争が起きたと確実にわかって、政府が「出動してよい」と決めない限りは、一切動けない。

 

 

■永遠の声

 

●東日本大震災

 

●戦後、自前の資源を持とうとしなかった。アメリカ、イギリスの支配する国際石油メジャー石油資本の言いなりに石油や天然ガスを買い続けた。

 

●原発のリスクのがないという嘘。冷却を止められるリスク。

 

●取材・・「スーパーニュース・アンカー」。

 

 

■硫黄島

 

●日本国民に長い間、それも六十年以上も、忘れ去っていた領土がある。硫黄島だ。

 

●祖国は、北方の千島列島のすべてと南樺太という大切な領土を、ソ連に国際法に違反して奪われたままだ。戦争に負けたからではない。戦争がもう終わったあとに、ソ連軍が侵略してきた。

 

●美しい日本海の竹島も、韓国にこれも国際法に違反して侵略され、実質的に奪われている。戦争に負けたからじゃない。日本は韓国とは戦争していない。

 

●海底資源尾埋まっている尖閣諸島を中国が奪おうとしている。

 

●いずれの領土も、日本自身が「戦争にまけたから仕方がない」と間違って考えているから、奪われたり、危くなっている。

 

●硫黄島の遺骨収集。二万人の玉砕。戦後二十三年後の1968年に日本に返還された。

 

 

■手にとる希望

 

●日米開戦は、自前の資源がなかったから。戦争と資源エネルギー。連合国に輸入路封鎖された。

 

●戦争に負けた以上は、勝った側のいうことを聞かねばならないと思い込み、そうしないと怖いことになると、日本の政治指導者やトップ企業の経営者から一国民まで、それぞれが身を守るために思い込んだ。

 

●アメリカから買った原子炉は有名なGEの欠陥炉だ。

 

●日本のマスメディアはこの事実をほとんど報じなかった。

 

●中国の尖閣諸島への侵入は、日本国民の領土に対する関心が、世界の諸国民に比べれば薄かったからだ。

 

●領土がなくなれば、祖国もなくなる。祖国がなくなれば、言葉も文化もなくなる。言葉も文化もなくなれば、友だちと話すこともできなくなる。家族とすら、気持ちを通じ合えなくなる。日本は一旦、その様な「ない国」、亡国にさせられた。

●1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約の発効をもって、終わった。主権回復と独立。

尖閣諸島や沖縄本島などの南西諸島、それに硫黄島を含む小笠原諸島などは、条約の中で「当面アメリカの施政下に置く」と定められた。中華人民共和国は、1949年10月1日に成立。

 

●ところが日本の教育は、主権と独立を回復しても、敗戦後の亡国教育をみずから継続していった。戦後の現代史をまったく教えない教育。

 

●「資源がない国」から「資源の豊かな国」へ移行できない。

 

●国際連合は存在しない。それは、「連合国」。勝ったが側が負けたがっを支配する組織だ。だから名前はそのまま連合国。敗戦後の日本がこれを「国際連合」と訳した。真実から目をそらしている。

 

●日本海のメタン・ハイトレード。韓国が抜けている。アメリカ資本。経済産業省の利権。邪魔」。大手石油会社の利権。資源ない国でいなきゃいけない。

 

●原子力はリスクある。風力は自然を破壊する。低周波で苦しむ。太陽光は平地の少ない日本では自然を壊す。メタン・ハイドレードを活用する火力発電。その次に次世代のエネルギーを研究開発するほうがいい。

 

 

■海鳴り

 

●「日本は戦争に負けたのだから、能動的な外交はできない、してはいけない」という無意識にまで食い込んだ思い込みがある。明治維新後の外交は違った。日本から逆発信する。それが外交である。

 

 

■あとがき

 

●日本が分断国家?・・見かけは統一国家でも、国の中身である国民は常に分断されている。

護憲派と改憲派。リベラルと保守。沖縄では被害者である県民と加害者である本土の国民。分断している自覚がない。

 

●祖国という言葉そのものが、敗戦後の日本社会ではタブーだった。

☆*******

 

 

 

■ 一神教が戦争を起こす理由 関野道夫著

 

 

「一神教が戦争を起こす理由」関野通夫著  

2019/09月

 

 

題名は大袈裟ですが、元ホンダの世界で活躍したビジネスマンが書いた、文明の衝突論です。

 

日本人の思考形態は世界の文明国ではかなり特異である。それは日本人が多神教あるいは汎神論であることによることが大きいと著者は言っています。

 

世界の外交戦に勝つには物事の原理原則を考えた議論が必要。アメリカの西への領土拡大は、文明化あるいは神に選ばれし民アメリカの白人に与えられた天命であるという思想は今も残っているのだろうか?・・

 

色々と考えさせる本でした。

 

 

2019/9月
2019/9月

 

 

一神教が戦争を起こす理由  関野通夫 要約 2019/08/18

 

■まえがき

 

●日本国憲法の成立について

占領軍が権力を持ち、国民主権を持たず、かつ30項目の報道規制があり、憲法を本質的に論ずることを禁止されていたという非民主的な環境において成立した、つまり戦時国際法43条に違反したものであることは間違いない。

 

●にもかかわらず、不作為の故、独立後70年近く憲法に手を触れることなく放置してきた。

アメリカ人学者ジェイソン・モーガン氏・・憲法事態がダメ。続いている事実は日本の恥。

 

●改憲派の9条の項改定は、本当に日本が必要とする憲法は生まれない。

この辺が、ミクロの議論に走り本質的な議論をしない日本人。一神教の欧米人と違う思考の日本人の問題点である。

 

●一神教のユダヤ教・・日本人の多神教的思考。・・日米戦争は、一種の「文明の衝突」でもある。

●日本人の思考形態は、世界の文明国の中では、かなり特異です。

物事の原理原則を考えず議論もしない。

 

●人々は、自らを育んでくれた文化というものから、決して本当の意味で自由になることはできない。

 

●明治以降約150年、アメリカという主変数と支那(中国)という副次的変数が、かかわる。

 

●フーヴァー元大統領の回顧録

あの戦争は、一人の狂人(フランクリン・ルーズヴェルト)が起こしたものだ。民主党。

 

●日本の歴史は、他国に侵略されることなく、平穏無事な歴史。WGIPの洗脳だけでなく、日本人に染みついた脳天気さ。

●日本人としてもアイディンティティーは、「自分は皇室が存在する日本国の人間である」

●世界史、日本史は常に関連づけてみること。

 

 

■宗教画戦争の原因となるメカニズム

 

【サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」から引用】。

 

●日本は近代化されたが、西欧にはならなかった。日本の文明と西洋の文明。

 

●世界の文明は二カ国ないしそれ以上の国々が含まれるが、日本国と日本文明はは合致している。

 

●日本の文明が、基本的な側面で中国の文明と異なる。

 

●文化的提携ではなく、安全保障・経済的な利害の提携によって形成される。

 

以降引用でない

●選民思想・・旧約聖書の律法、ユダヤ教の思想、

インディアン、黒人、アジア人などは、神に選ばれた人たちではなく、まともな人類ではない。

「アメリカ=世界」

支那人(中国)の中華思想も類似。思想ではなく感覚。

 

●ユダヤ教やキリスト教は選民思想が強い。

 

【中村敏幸氏の神話と世界観】

 

●神話は民族の世界感である

 

●神と人との関係

①創世記ほかのユダヤ聖典=神人隔絶

②日本神話・ギリシャ神話=神人一体

 

 

■世界の中で日本はどのような位置にいたか

 

 

■日本はどのように戦争に巻き込まれたか

 

●アメリカの東洋進出は、建国当時から始まっていた

 

●アメリカは建国からペリーの極東遠征に至る約80年間は、海外貿易特に支那貿易と漁業をもって国を建てていた。米支直接香炉開拓・・中間の日本中継。ペリー来航。日本は米支の中間。

 

 

■日本人が歴史戦で「負け続け」る理由

 

●人の良さ・・単一民族・信用善意・気候風土穏やか

 

 

■日米戦争はなぜ起きたか

 

●フランクリン・ルーズヴェルト・・容共産党、反日、交戦、親中、の大統領、民主党

 

●「自分たちは神から選ばれた民で、西へ西へと領土を広める義務がある」という選民思想。

1845年のジョン・オサリヴァンが唱えた「マニフェスト・デスティニー」

 

●1945年ポツダム宣言署名者・・米ルーズヴェルト大統領、中国国民政府蒋介石総統、イギリス首相チャーチル。

 

 

■東京裁判の非合法性と、アメリカの狙い

 

 

■日本の現状の問題点と解決策

 

●現在の日本人の劣化は憂うべきレベル

政府の劣化

野党の劣化

実業家の劣化

官僚の劣化

国民の国防意識の無さ

少子化と適切な対策なし

子供の虐待・殺害、皇室断絶の危機と無策

 

●憲法は、日本人の優れた感性や論理観を生かせるコモンロー化することを一考すべき。

 

●ここで根本的改革を考えないと、日本は絶滅への道を歩む

 

■おわりに

☆*******

 

 

 

■ 逆襲される文明・日本人へⅣ 塩野七生著

 

 

「逆襲される文明・日本人へⅣ」塩野七生著  

2019/09月

 

 

50年もの間、歴史を書いているこの人は凄いですね。おもしろかった。

 

「危機」(クライシス)という言葉を発明した古代のギリシャ人はこの言葉にもう一つの意味をこめた・・それは「蘇生」。

 

持てる力を活用して、日本も勝ち残ることが必要ですね。

 

脱・樹をみて森を見ずの勧め・・人間世界にとっての「森」は平和の樹立にあり、「樹」はその目的に達するための手段にすぎない。・・・なるほど。

 

 

2019/9月
2019/9月

 

 

逆襲される文明  塩野七生 要約 2019/08/08

 

「危険」クライシス)という言葉を発明した古代にギリシャ人は、

この言葉にもう一つの意味をこめた。

それは「蘇生」である。

 

 

■ヨーロッパ人のホンネ

 

●人間とは、いかに高邁な理想をかかげられてもそれにまで心が及ぶのは、一応にしろ政治的にも経済的にも不安を感じさせないですむ場合、」でしかない。

 

●判断を下す知力もそれを進めていく気力も、体力のささえがあってこそ十全に発揮できるのが、人間性の現実。そして体力とは、経済力である。

 

●民主主義のプラス面とマイナス面の双方ともを直視した人とそれに共鳴する少数がリードして始めて、民主政体は機能する。

●社会的・経済的に恵まれた人々の人道主義的な言辞ばかり聴いていては、ヨーロッパ人のほんとうの声には迫れない。

 

 

■朝日新聞叩きを越えて

 

●目的はあくまでも、朝日の誤報によって悪化した海外からの日本への評価の改善にあり、朝日批判はその前段階にすぎない。

●インテリとは、自負すればするほど一度染められた考えに縛られる性向を持つ。

●一連の朝日叩きで言及されることの少なかった関係者全員の国会招致だが、この実現こそが今回の騒動を日本の国益に転化させる好機と思う考えを変わっていない。

 

 

■日本人の意外なユーモアの才能  一般大衆の

 

●日本人て何とまじめなんだろう、何と人の良い民族なのだろう。だが同時に心配になる。世界では、それも権力者ともなると、人が悪い方が当たり前なのだから。

 

 

■脱・樹を見て森を見ず、の勧め

 

●人間社会にとっての「森」は、つまり最高の目的は、平和の樹立にあると思っている。

「樹」は、その目的に達するための手段にすぎない。・・「手段の目的化」の弊害

 

●一国の統治者が最も心しなければならないのはこの事。

自由な精神活動は保障しつつも全体としては前に進むということ。「樹を見つつも森を見ることだけは忘れない」という心がまえと言い換えてもよい。

 

●日本人は、まず情報やデータなるものは頭から信じないことである。これらには常に距離を置いて臨む。

物理的に絶つ。方法も。・・自己防衛策。

 

 

■一神教と多神教

 

●「宗教はイコール平和的」という思い込みは捨てる。一神教は戦闘的であり攻撃的であるのが本質である。キリスト教徒とイスラム教とユダヤ教。・・ただ一人の神しか認めていない。異教徒・異端。

現代の多神教国は日本。・・真の意味の寛容とは多神教のものである。

 

 

■悲喜劇のEU

 

●EUとは、ヨーロッパ諸国の連合体。

●全員一致のみ・・多数決さえない・・一国の反対で一緒の行動がとれない。

民主主義・・権利と平等。指導力がないとダメ。民主主義を唱えれば民主主義は守れると信じている善男善女はおかしい。政治リーダー・胆力・動じない気力・度胸。

 

 

■なぜ、ドイツ人は嫌われるのか

 

●ドイツに指導力を発揮する勇気があるのか? 無い。歴史的にも気質的にも無い。ドイツ人の懐疑心。

多民族国家の、柔構造社会・・ローマ帝国。

●「論理的に正しくても、人間社会では正しいとはかぎらない」・・古代の人にあった中庸の精神。

 

 

■残暑の憂鬱

 

●なぜ日本は負けるとわかっていた戦争を始めたか?・・現実が欠けている。

戦争とは生きもので、負けると100%言えない。

 

●現在・・日本は勝たなくてよいが絶対に二度と負けないこと。安全保障問題とは、これに遂きる。

 

●古代ローマ帝国の難民対処・・・難民問題・・法は守る・厳罰。難民には特別の保護は与えられず、その生存は自助努力によることに決まっていた。

 

 

■今必要とされるのは、英語力より柔軟力

 

●世界展開できる廃炉技術を福島に集積させることが復興の鍵を握る。・・高木復興相のインタビュー。

「危険」クライシス)という言葉を発明した古代にギリシャ人は、

この言葉にもう一つの意味をこめた。

それは「蘇生」である

 

 

■負けないための知恵

 

●自らの持てる力を活用できた国だけが勝ち残る。

天然資源・人間・技術・歴史・文化、それらすべてを活用する「知恵」の有る無しが鍵。

我が祖国日本に願うのも、この一事である。

 

●「和をもって尊しと成す」を国外でも通用すると思っている日本人に外交大国は無理。

外交ではなく「外政」とすべき。他国との間で行う政治。友好的に交わる=外交。

 

●日本にとってもっとも重要なのことは、二度と負けないことである。

 

●他の先進国に比べて有利な点

①政治が安定していること

②失業率が低い事

③今のところにしろ、難問問題に悩まないですんでいる事

後は、知恵を生かす勇気だけ。

 

●西洋歴史の確信・・強圧的で弾圧的で警察国家的な恐怖政治は短命で終わる。

☆*******

 

 

 

■ 言ってはいけない 橘玲著

 

 

「言ってはいけない」 橘玲著  

2019/08月

 

 

残酷すぎる真実、努力は遺伝子に勝てないのか?

 

この人の本は面白いけど、難しいですね。

 

でも何か、精神の奥底で本質をついている。不思議な人です。

 

 

2019/8月
2019/8月

☆*******

 

 

 

■ ここが日本の急所 竹村健一著

 

 

「ここが日本の急所」竹村健一著 

2019/08月

 

 

先月に続き、竹村健一氏のおもしろかった。

 

日本はもっと世界に発信すべきですね。

 

「沈黙は美徳」は日本だけでしか通用しないんでしょうね。世界的な視野で物事をみれる人は凄いと思う。

 

そういう人が増えて欲しい。問題は英語力か。

 

 

2019/8月
2019/8月

☆*******

 

 

 

■ 日本の常識・世界の非常識 竹村健一著

 

 

「日本の常識・世界の非常識」 竹村健一著 

2019/07月

 

 

先日亡くなった、竹村健一氏の「日本の常識・世界の非常識」を読みました。

 

日本人の勘違い、おもしろかった。

 

世界からみた情報を、自分の頭で考えることが大事ということですね。

 

 

2019/7月
2019/7月

☆*******

 

 

 

■ 新聞という病 門田隆将著

 

 

「新聞という病」 門田隆将著 

2019/06月

 

 

最近忙しくてサボっていた読書。門田隆将著「新聞という病」を読みました。

 

インターネットによるニューメディア時代、個々が情報を取得し、個々が情報を見極める時代になりましたね。

 

新しい気づきになる本でした。この病は大きいかもしれません。

 

 

2019/6月
2019/6月

☆*******

 

 

 

■ 老いの僥倖 曽野綾子著

 

 

「老いの僥倖」 曽野綾子 

2019/05月

 

 

「老年になれば、妻と死別したり、妻が急に入院したりする可能性が出てくる。そのために、簡単な掃除、洗濯、料理ぐらいができない男というのも、賢い生き方とは言えない」

 

だいぶ前に読んだ、曽野綾子著「老いの僥倖」。やっと読後の要約まとめが出来ました。

 

見直すと、心に残る良い言葉が多々あります。

 

『老いのうまみを味わわなければ、生きてきた甲斐がない!。晩年にこそ僥倖(思いがけない幸せ)が詰まっている』。

 

いい本でした。色々と参考にしたいですね。

 

 

2019/5月
2019/5月

 

 

老いの僥倖 曽野綾子 要約 2019/05/19

 

●老い、という言葉は複雑だが、凡人にも与えられる貴重な時間の事である

自分自身も長い時間のうちに変質する。・・神が人生に関与している証拠である

人は自分の生涯を自分で完全に支配してはいない・・人間は運命に支配される

 

 

■人間が熟れてくるのは中年以後である

 

●人は加齢と共に変質するからおもしろい。

人間は与えられた場所で生きる他はない・・場所・状況・時間・・時間は管理できる

●一日十六時間に使い方がその人の生涯を決める・・読書

死ぬ運命を見極めると時間を無駄にしない・・すべての人に死は一回ずつ

死ぬ運命を見極めると、したいこと、どうでもよいこと、わかる・・だから時間を無駄にいない

●人生を凝縮して味わう・・沈黙の時間・・瞑想⇒ 人間をその人らしくする

●人生には立ち止まる時がなければならない・・方向を定める

●難しい時にはやり過ごす・・焦らず待っていればやがて解決する・・答えを出すのは時間

 

定年後の準備をしない人は「能なし」である・・人生の最後は自分自身で時間の使い方を決める

 

街、展覧会、刈込、川探索、料理、習字、木彫、陶芸・・会社にしがみつかない

肩書のない年月にこそ人は自分の本領を発揮できる・・「人間として」生きる・・大切

●暇なときに考えておけることが、自由を確保する方途・・真の暇人

老年には「自分だけの時間」を生きることが許される

 

 

■人は会った人間の数だけ賢くなる

 

●人間が人間に出会えることは、神に引き合わされた貴重な機会

●人生には誠実がいる。・・誠実とは「もののあわれ」を知っていることだ。

●嫌われたら嫌われたで、良いこともある

誰の生涯にも必ず恩人がいる

●くだらないことをしゃべれなくなったら、老いぼれ。

●終わりがあるからこそ人生は輝く。

 

 

■年を取るほど快楽は増える

 

●年を取ると「いい加減」になる・・他人と自分の能力の限界が自然に見えてきたから。

●結婚・・相手を知る、知りたいという、操作・・実は自分を知る情熱

●夫婦が「後天的な肉親」になることは、一種の奇蹟である

人生は、理屈通りにはいかない・・うまく行っても運がよかったからだと気楽に考えられる。

●わからないとは考えなくていい

●余生・・余生の感覚・・むきにならない・・運でそうなった・・正確に理解されることはない

●不透明なおもしろさを知る

●体が衰えて初めて分かることもある・・

 

 

■不運と不幸は後になって輝く

 

●運が認められるのが晩年の眼・・末期の眼の透明さ

●人々はまだ運と共に生きている

●運命に長されつつ、自分の好みを少し通す

●人生にはどんでん返しがある・・どんな病気にも奇蹟的な回復はある

人生は思い通りにいかないから素晴らしい・・自然の成り行きこそ神の望むところだという認識

 

 

■「美老人」になる道はいくつもある

 

●根気よく続ければ、それがさわやかに感じられる時が来る

●堂々と老いを受け止める

●健康を生きる目的にしない

 

定年後の道楽は料理がいい・・

定年や老化は必ず来るのだから、それに対する心の用意をしないということは不思議な怠りである。

老年になれば、妻と死別したり、妻が急に入院したりする可能性が出てくる。そのために、簡単な掃除、洗濯、料理くらいができない男というのも、賢い生き方と言えない。

良い食事と読書が生き生きとした老年をつくる・・自分を深めるのはどれだけ人生に感動したか

年寄りは軽薄なくらい新しいもの好きでいい

 

●気の弛みが老いを招く

●物を捨てると若さを取り戻す。・・新しい空気・・人間を若返らせる・・「空」が入り込む

●晩年に美しく生きている人は、ごく自然に、一人で生きることを考えている人である

 

夫婦でも基本は、一人で生きられること

 

●人生に引退はない・・生きるために働くのが自然

●人間はすべて適当がいい

●生きてこられたことを文句なしに感謝すべき

 

 

■もういやなことを考えている暇がない

 

●高齢者になれば、皆お金とは無縁の静かな暮らしに入るのだ

●大切なことは優先順位をつけること・・

 

人生は『自分の選択と運』の結果である

 

●自分が本当に欲しいものしか要らない。

●人生は楽しければいい・・生き甲斐は自分で発見する他ない

●お金のかからない娯楽・・自分に合った暮らし・・自分のテンポで生きること

●ストレスを溜めない心の持ち方

自分らしく、自分でいる、自分を静かに保つ、自分を隠さない、自分でいることを力まない、

自分をやたらに誇りもしない、人と比べない

●「人生の始末」を忘れない・・お世話になった人にお礼を言う

 

 

■老いの試練は神からの贈り物

 

●高齢者は機嫌よく暮らす義務がある

●最後まで「人間」をやり続けられるか?

●「大丈夫でない時は、死ぬときだけ」

●孤独を味わわないと人生は完結しない

●生まれる国は選べない・・幸運だけ

●ありがとうを繰り返して逝った夫、三浦朱門

●死ぬまでおもしろく生きる才覚をもつ

●諦めることも一つの成熟なのだ・・さわやかにあきらめることができた、という自覚が必要

 

「今日までありがとうございました」と言って眠る

 

●収束の過程・・人間は分を知る・・自分が消える日のために、事を準備する

●きれいに戦線を撤収して、後は自分のしたいような時間の使い方をする、頼らず、過去を思わず、自足して静かにいきる。

●終わりがあるのは救いである・・終わりの仕事

老化を人間らしく受け止め、病気があればそれに耐えることと、死という仕事を果たすこと。

 

四季月記へ移動します 
四季月記へ移動します 
鎌倉寺社探訪-2017へ移動します 
鎌倉寺社探訪-2017へ移動します 
鎌倉寺社探訪-2016へ移動します 
鎌倉寺社探訪-2016へ移動します 
鎌倉寺社探訪-2015へ移動します 
鎌倉寺社探訪-2015へ移動します 
オートシェイプ画-2018へ移動します 
オートシェイプ画-2018へ移動します 
オートシェイプ画-2017へ移動します 
オートシェイプ画-2017へ移動します 
オートシェイプ画-2016へ移動します 
オートシェイプ画-2016へ移動します 
リンク:四季の花・夏の花へ移動します 
リンク:四季の花・夏の花へ移動します 
リンク:四季の花・写句へ移動します 
リンク:四季の花・写句へ移動します 
リンク:四季の花・短歌へ移動します 
リンク:四季の花・短歌へ移動します 
リンク:四季の花・野鳥動物 へ移動します 
リンク:四季の花・野鳥動物 へ移動します